
この記事は、先週に書こうとおもいましたが、決算短信発表前にアップする事は
俗に言う『インサイダー』行為となるらしく、改めて本日書いてみました。
うちの会社は業績も順調に過去最高益を記録し、株価も順調にグングン伸びております。
まっ、誰も見向きもしないけど。
ココがアピールポイントって、リクナビの企業PRのみたいだけど、
うちの会社何がスゴイって、
①美人がそれっております。
なぜって?
だって新卒も、中途も、アルバイトや派遣にいたるまで全員を私の目が通るように
セクハラ面接をしてますので。
自分好みに偏りますね。
でももっとスゴイのが
②僅か3年で1年以内の離職率:30%から0.5%へ達成。
特別給与水準が高いわけでもなく、福利厚生もどっちかと言うと????な待遇だが、
知っている方もいるかと思いますが、不特定役務主体、労働集約型のこの業界1年以内の離職率が全国平均で15%以上。
この不景気だから、正社員になったら中々辞める人は居ないだろうと思われますが、
私が経営に携わり人事戦略を行う前は、離職率30%以上。
つまり、大量離職、大量採用。即戦力の中途だけ雇って、ポイ捨て。
こんなコト続けていたら『ブラック企業』確定フラグ。
採用費や人件費、教育研修費の原価ばかり嵩んじゃってね。
たった数年でどうやったって?
だって新卒も、中途も、アルバイトや派遣にいたるまで全員を私の目が通るように
セクハラ面接をしてますので。
自分の僕(しもべ)になってくれる人しか雇わないもん。
でおまけで
③新卒の離職者が、ココ5年ほど0人
勿論、採用者数0人なんてことはありません。大手ほどじゃないけど、毎年20人前後新卒採用してる。
先般のニュースでも出ましたが、新卒の1年以内の離職率は約30%以上。
そのうえ、今春卒業した学生のうち1/3が就職すらしていない。
そりゃ、夢もない企業にはいきたくないよな。
『夢はデッカク』『イチかバチかの大バクチ』人間性重視で採用してますから。
どうすれば?
だって新卒もはとくに社会人に成るという事の自覚性を重要視し
パワハラ面接をしてますので。
バカ、やる気の無い新卒は雇わないもん。
そしてもうひとつおまけで
④女性の結婚、出産、育児による退職が殆どない。
財閥系の企業には寿退社を暗黙的に行っている所が未だに多いが、
うちの会社は出産→育児→休職→復職の構図が殆ど。
だって
自分が手をつけた尾根遺産に辞めてくれなんて誰が言えましょうか。社内外で問題になっちゃいますよ。当然の権利ですから。
そんなこんなもあって、人件費等の原価削減により、リーマンショクや震災の影響をものともせず業績を伸ばせたのかな?
株価も上がってウッシッシ……
そこで問題になるのがボーナスですよ。
どうせオレッチには無いから出来ればみんな無ければいいのに。
今回は『諸事情により支給しません。そして今後もずっと』と言ってみたいが。
そんな暴挙にでたら、いくら労働組合がなくてもストならぬ暴動が起きそう。
6月と12月前にはいつも出来るだけ削減したいなぁ~と思いながら賞与算定しながら考えていたらフッと思いついた。
本来賞与とは業績(利益)に左右されていいものだと思う。
固定的に貰えるとは思ってはいけない。
確かに生活給の一部になっているのも社会通念上まかり通るモノかもしれないが
業績に賞与も比例し、貰えることに対する喜びをもっと実感してもらいたく
社員も成ってもらいたい。
これで行こう。
従来の支給実績に対し、利益云々考えると堂々巡り、というよりも面倒臭いので、
前回の支給実績に、『社員の意気込みと夢を叶えよう』と銘打って
サイコロ使って変動額を決めましょう。
単純に試算すると。
※計算しやすいように数字は適当です。実績ではありません。
前回支給額:200,000円(一人当たり平均)
支給人数:600人
とすると
支給総額;20万円×600人=1億2千万円
それに、利益云々の例えば3%上乗せした場合
1億2千万円×3%=360万円の上乗せ
一人当たり6千円の増加となります。
毎回、個別に算定もメンドイし、たったの3%じゃ増えたのにも気付かないよ。
過去にも他社でサイコロを使った賞与支給方法があったが
今回の提案は、『社内カバートワラント賞与』方法
名前は適当だが、提案内容は
サイコロを振る事により、今回の支給金額が変動する。
従来と違うところは、増加額のみの割合を決めるのではなく、
本人の支給総額をきめるところ。
ただし、サイコロを振るかは本人次第。(強制はしません)
仮に前回支給額が20万円とした場合
サイコロを振る事を本人が拒否した場合は
前回の支給額と同額=20万円を賞与として支給します。(あんしんコース)
サイコロを振る事を本人が選んだ場合、
出目によって今回の支給額が決まります。
6:前回支給額の倍額=40万円を支給
5:前回支給額の1.5倍額=30万円を支給
4:前回支給額の3%増=20万6千円を支給(※増加額は営業利益に連動するが、1%以上とする)
3:前回の支給額と同額=20万円を支給
2:前回の支給額の半額=10万円を支給
1:5円(ご縁がありますようにとリボンを結んで)
※1が出ても0円にはしません。なぜなら、賞与は絶対全員に支給がモットーですから。
ここで試算しますと。
単純にサイコロの各出目の出現割合はそれぞれ1/6となります。
仮に全員がサイコロを振ったとしても
社員600人ですから
6:100人×40万円=4千万円
5:100人×30万円=3千万円
4:100人×20万6千円=2千60万円
3:100人×20万円=2千万円
2:100人×10万円=1千万円
1:100人×5円=500円+リボン代
全部を合計すると、1億2千60万500円となり
従来方式に比べ、約300万円もの削減ができる。
社員への告知は
『従来通り全員に賞与は支給します』
『従来よりも2/3の方が前回支給額と同等以上の額をゲットできます。』
『そして1/6の確立で倍になる』
『サイコロを振った人の次回の査定ベース額は、従来比3%増を確約します』
と
もっと精度を高く試算すると、
全員がサイコロを振るはずもなく、更に増加額は削減される予想。
先ずはこの案を今月末の取締役会で承認されるように資料をつくらねば。