2010年09月09日
キャサリン少し派手になる❤
今日は、予てからの懸案?だった6000回転以上の詰まり感を改善しようと、
キャサリンのプチチューニングをしました。
エンジン本体、ECUを弄らずに何か効果的な方法はないかと、先日から第一基地の″しゃちお″やFメカから意見を聞き、マフラーの抜けを良くする方向へ。
国産ターボカーを数台チューニングして乗り継いできた経験から、ターボ車はマフラー交換だけでもかなり効果があるはずです。
RUF RTCはタービン~触媒~メインマフラーの順に並んでおり、サブマフラーはありません。
メインマフラーは何と、964C2と全く同じものが使われています。NA用のマフラーでは、ターボに対しては抜けが悪いような印象があります。
ただし、これはあくまで素人判断で、RUFの優秀な設計者がこのマフラーを選んだのだから、深い理由があるはずですが・・・
とにかく、RCTはチューニングデータが出回ってません。
私も科学者のはしくれなので、何でも実験してみないと気が済みません(笑)
マフラー選びは困難を極めました(ちょっと大げさ)
というのも、964NA用メインマフラーがポン付けできるはずなので探したのですが、適当な物が見つかりません。サブマフラーストレートとセットのものが多く、これではNAをメインのみで消音するため抜けが悪そうです。
考えあぐねた結果、直管で逝くしかない!
極端ですが、極端なほど補正もしやすいだろうという理屈で、ネットで探しまくり
Gパイプなる物を入手しました。
″しゃちお″の意見では、RCTは触媒を残せば爆音仕様にはならないとのことで、これに決定。ただし、低速トルクは落ちるかもしれないとの意見でした。
前置き長くなりました~
これが、Gパイプです。カッコイイ名前ですがタダのパイプです!
デンマーク製で重量はたったの516g!
ノーマルマフラーが11kgなので、一気にリアを10.5kg減量。
この効果は大きそうです。これでキャサリンの車重は1306kg。もう少しで1200kg台です。ターボ車としては優秀でしょう。
内腔は溶接が雑で排気抵抗がありそう!デンマーク人って大雑把なのでしょうか。
すこし、自分で削りました。
キャサリンの下回りです。964Tとは全く違います。一見964Cとよく似ています。
マフラー交換です。というより撤去!
すっきりです!
Hメカが、タペット調整、プラグ交換やりやすそーとなぜか嬉しそうでした。
取り付け前後で、調整が必要な車高変化はありませんでした。
ウェイトバランスはいづれやった方がよさそうですが
さて、試乗です。いつもの箕面のお山へ。
アイドリングは、空冷6気筒ボクサーエンジンの音が際立つようになりましたが、深夜の帰宅にも充分耐えられそうです。私好みのアイドリング音です。
発進時は以前と何も変化ありません。心配した低速トルクの落ち込みは体感できません。
乗ってすぐに感じたのが、中速域でのアクセルのツキが凄く良くなったことです。
中高速域で確実にトルクUPしています。ブーストの立ち上がりが明らかに速くなっています。排ガスの抜けがよくなりタービンのレスポンスが良くなっています。
これは楽しい~
今まで同じ踏み具合では、リアが空転しなかったコーナーの立ち上がりで空転しています。
音は、5000回転以上でレーシーな音になりうれしいです。3割くらいの音量UPでしょうか?乗っていて疲れるほどではありません。R34GT-Rの時は疲れるほどでしたから。
ただ、期待したブーストのピーク値に変化はありませんでした。
これは、高速道でフルブーストかけてみないとわかりません。
6000回転以上の詰まり感も解消されているか、これも3、4速全開を高速で試してみないと。
それから、思わぬ副産物が。
最近の、酷暑で昼間クーラーを全開にしていると、軽量フライホイール(993RSシングルマス)のせいで停止時にしょっちゅうエンジンストールします。
アクセルをあおりながらの停止に嫌気がさしていたのですが、ぱったりなくなりました。排圧が下がったために、停止時のアイドリングの負荷が減ったためと考えられます。
機嫌良く帰宅。車庫入れのバックの際にエンスト。
エンジン再始動!
し~ん・・・
再始動!
し~ん・・・
????
インパネも真っ暗!突然死!ガ~ン!何も悪いことしてないのに・・・
そうこうするうちに、妻も車で帰宅。『何してるの!早くいれてよ!』
そこへ、間が悪いことに他の住人が車を出しに。機械式駐車場の前で渋滞発生!
とにかく、はよナントカせな。ない知恵は絞れず、妻に車を押せと。
二人がかりで、炎天下の中何とかトレーに収納。
ギャラリーの子供はうれしそう。そのお母さんは車って人が押して動くんだと感心。
車を出そうと待っていた、おばさんは不機嫌そう。
とにかく、お山で止まらなくてよかった。すぐに、第1基地に連絡。
かくかくしかじかで大変やねん!
″しゃちお″『それはバッテーリー系やな。確か、キルスイッチ付けてなかった?あのスイッチ時々接触不良起こすから、一回ゆるめて、締め直してみて!』
さっそくトランクを開け見てみると、スイッチのノブが車の振動でユルユル!締め直して、恐るおそるエンジン始動!
ガオッ!ドドドド~ あっさり・・・
こいつが犯人!!
″しゃちお″~
売る前に一言いっといてくれ~!
寿命が1時間縮まったやないですか!
あ~シンド。
ちょっと、派手にしたのでキャサリンが拗ねていじわるしたようです。
ごめんね、キャサリン!
これで日曜日に汗かいた風呂掃除の貯金が無くなりました(TT)
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キャサリン2号 | 日記
Posted at
2010/09/09 17:20:19
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