2013年04月29日
バッテリー上がりの結末
1週間前、東西合同ツーリングに出発しようとエンジンキーを捻ると
キャサリン無言・・・・
その10日前に新品バッテリーに交換したばかり。
1週間前はエンジンかかったのに、
なんでやねん!
実は、新品バッテリーに交換する前も4日間でバッテリー上がりに。
この時は、3年近く使ったバッテリーだったので寿命かと思いましたが、どうも違う様子。
ネット検索などで調べると
964の暗電流は、セキュリティONでドアキーリモコンなどの付属品にもよるが、だいたい10mA~40mA位だという。
通常は計算上も1ヶ月はセキュリティONで保つらしい。
この時、キャサリンの暗電流は400mA!
そら上がります。
エアコン修理から帰ってきてから機嫌が悪くなったらしい。
この時に、前オーナーからの配線を現状の使用状態に合わせて整理。
シガーソケットが常時電源なので、ついでにキーOFFに連動した3連ソケット電源を増設してもらう。
いらない配線が結構出てきました。
エアコン修理前で、暗電流は81mA。
以前からバッテリーが弱くなるのが少し早いと感じていましたが、これが原因です。
早速怪しいところを、調べてもらう。
定番のエアコンユニット。
1番ヒューズを抜くと、暗電流が400mAから33mAに!
エアコンの室内温度を測るためのファンが回りっぱなしになる定番の故障。
写真の雪印のスイッチの左に、そのファンのある吸気口が見えます。
通常はキーOFFでタイマーが作動し20分で切れるとのこと。
リレーを作りエアコンユニットファンにお休み頂く。
デメリットは、オートエアコンではなくなること!(笑)
元々964のエアコン、特に冷房はオートで使えるとは思えないので問題なし。
手動で車内温度は調整。
もう1つはエンジンのブロアファンが、エンジン停止時にエンジンルームの温度が高いときに回るのですが、これが死んでしまいます。
しかし、これも問題なし。キャサリン今まで回ったことありません。
他の964乗りの友人に聞いても回ったことがないといいます。
993に乗っていた時は、ほぼ毎回、回っていたのですが。
964と993の温度設定がかなり違うらしく(確か30℃近く)こういうことになるようです。サーキットなどで高負荷運転を夏場に続けて、クーリング走行せずに急に止めたら回るかもしれません。
これで、暗電流は88mAに。
60mAを超えるとバッテリーが上がりやすくなると言われているので、まだ漏電しています。
秘密基地でいろいろ調べてもらっていると、偶然こいつが犯人だと判りました!
普段はあまり開閉しない
助手席側のドアスイッチ!
写真の円盤形のゴムキャップ。
原因究明のためドアを開け閉めしていると、暗電流が上がり下がりがまちまちになるので気付いたとのことです。
このスイッチの接触不良でした。
普段あまり開け閉めしないので、ピン形状のスイッチの動きが渋くなっていたようです。
そのためドアを閉めているのにオープンした状態になっていたとのこと。
潤滑剤で動きをよくしたらスイッチ機能が回復し33mAに。
リモコンドアユニットがなければもう少し下がるでしょう。
これでバッテリー上がりの恐怖から解放されました。
秘密基地の大将も、このケースは初めてとのことでした。
めでたしめでたし(^^)
ここで鋭いあなたなら、なんかおかしいのではと疑問に思うでしょう。
ドアオープン状態なら、ルームランプが点灯しっぱなしになるのですぐ気がつくはずでは?
ルームランプが消えていたら暗電流も上がらないのでは?
そうですよね。
私も疑問に思いました。
種明かしは以下の通りです。
パワーウインドウなんです。
へ~です。
964に5年の乗っているのに知らなかった・・・・
964の助手席のパワーウインドウ、キーOFFした状態でもドアを開けていると作動するのです。ドアを閉めると作動しません。
つまり、エンジンキーを抜いてもドアオープンの状態だと、パワーウインドウのユニットに電気が流れているとのことです。この電流、メーター照明用バルブ約3個分とのこと。
電流が少ないためルームランプは点灯しなかった様です。
他のポルシェはどうなのでしょうか?
皆さん情報ください。
なんでやねん!
ドイツ人の発想がよく判らない!
皆さん知ってましたか?
時々ドアスイッチをスコスコしましょう。
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キャサリン2号 | 日記
Posted at
2013/04/29 16:20:17
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