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なんちゃってC2のブログ一覧

2011年12月18日 イイね!

3年ぶりに・・・

3年ぶりに・・・3年ぶりにサーキット走行しました~





3年前の11月・・・

雨の岡山国際サーキットで、キャサリン1号と自爆!

哀れ、キャサリン1号は廃車に・・・・

肉体的ダメージは大したことはなかったのですが、
キャサリン1号を亡くしてしまった精神的ダメージが強く残ってしまいました。

その後、家庭の事情で嫁からサーキット禁止令が2年間出され、今年の春に解禁になりました。

春のRush 3H 耐久レースにエントリーしましたが、震災で中止に。

今回、ユーロカップ3H耐久にお誘いがあり、出場しました。

まさ964さんのBMW318iでの出走となりました。
写真右側のマシン・・・ドライバーはtandyさん

朝一のテストランと本番でした。

6人で3時間走りましたが、みなさん無事に車両を壊すこともなくチェッカーを受けることができました。

久しぶりのサーキット走行と、今日初めて乗ったマシンで緊張しましたが何とか完走できました。

タイムは6人の中で一番遅かったですが、皆さん暖かく迎えて頂き感謝です!

楽しい1日でした~

応援に来てくれた、Pinkさん、ポルたけさんありがとうございました!
いろいろとサポートして頂いたNさんありがとうございました!
Posted at 2011/12/18 21:39:26 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2011年11月13日 イイね!

キャサリンの秘密~その5~

キャサリンの秘密~その5~ようやくキャサリンのエンジンすべて分解、洗浄が終わりました。

今日はピストンとエンジンのダメージについてです。



お待ちかね?のピストンです!

キャプション間違っています。RTCじゃなくRCTです(汗)




C2用のピストンのお山を削って、圧縮比を下げています。
しかし、964Tより高い圧縮比を得るために、山裾は残した状態です。
これで、ピストンの軽量化にもなっています。

圧縮比:  964-3.3T     7.0
      964-3.6T     7.5
       993T         8.0
      RCT(キャサリン)  8.4 

いかにRCTの圧縮比が高いかがわかります。
ちなみに、997T後期は9.8と物凄く高いです。現代の技術は凄い!

また、964Tよりもハイカムなため切り欠きも残しています。

高圧縮比の代償がこれ(TT)



シリンダーの一部が偏摩耗しています。
通常はC2の場合シリンダーの下から3分の1くらいの所が摩耗して樽状になるとのことです。
しかし、キャサリンはエグゾースト側のシリンダー上部(赤い矢印の変色した部分)と下部が摩耗しています。
ピストンもスカートの一部に微妙にシリンダーと接触している跡があるとのことです。
つまり、ピストンの首振りが起こっているとのことです。
高圧縮、高ブーストによるものとのことです。

これを見て、高回転化、更なるブーストUPの
 妄想は一気にしぼんでしまいました・・・・・

しかし、ピストンのダメージはなく、バルブも通常のC2よりかなりきれいとのこと。
きれいに燃焼しているようです。
この点は流石、RUFのエンジンマネンジメントといったところでしょうか。

次にコンロッドですが、ビストンピンのメタルブッシュは完全に終わっていました。
打ちかえです。



クランクも摩耗しており、もう少しで基準値の限度を超えるとの測定結果でした。
このまま現状の使用環境で使用し続けると、あと5年くらいで終わるのではないかと診断されました。

オーマイガー

クランクのお値段60諭吉様超~~

何とかして~~

そこで、メタルに特殊加工を施して延命を図る方向で・・・

写真に撮るのを忘れましたが、インターミディエイトシャフトの受け軸のメタルも完全に逝ってました。メタルの地金が出ていました。

バルブリテーナーは全て擦り減っており、これも交換。

自覚症状が出ていないのに、これだけ病状が進んでいたとは驚きです。
本当に開けてみてよかったです。


今日のおまけです。

インジェクターはボッシュ製ですが、当然C2よりかなり大容量の物が使われています。993Tの物とは違うとのことです。



RCTは993Tが発売されてから出たモデルなので993T用を使用しているのかと思っていましたが違いました。

エアフロはホットワイヤー式です。




主治医の意見では、アウディR2の物が流用されているかもしれないとのことです。
アウディR2は1993年のポルシェとのコラボで作られた車両で、時期的には流用されていてもおかしくはない計算になります。

今回はこれでおしまいです。
Posted at 2011/11/13 00:36:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | キャサリン2号 | 日記
2011年11月10日 イイね!

キャサリンの秘密~その4~

今回はキャサリン2号のボディーの秘密です。

キャサリン1号のボディーは964C2前期型でしたが、
2号は後期型ボディーです。

ちなみにエンジンは、前期・後期の混血です。


この写真は左リアフェンダー内です。
赤い矢印の部分に大穴が開けられています!




これは、RUFで加工されたもので、インタークーラーからタービンへのエアインテークパイプが通る穴です。
964ターボはボディーの穴あけはありません。

RUFスペシャル~~!!

他にもエンジントレーにもいくつか穴が開けられています。


それから、今回判明したのですが、
このボディー何か変なんです!





ミッションを降ろしたところ、ミッショントンネルに何か

変な突起が2つ!

矢印の突起です。




矢印手前のプレートは、5点式シートベルトを取り付けるためのアンカー固定用で、以前に後から加工したものです。

主治医もこのようなボディーは今まで見たことがないと不思議がっています。
この部分の補強になっていると、主治医が言っています。
しかもご丁寧に何かをボルト止めできるタップが切ってあります。
しかし、このネジきりは使われた形跡がありません。

これは、RUFの仕事ではなくポルシェ社の仕事のようです。

何かの試作ボディーなのか?

後期型でも2種類あるのか?

実際に使われている車両があるのか?

謎です・・・

これが一体何なのか、ご存知の方はおられないでしょうか????


通常の964ボディーはこのように、ツルツルです。
マニュアルミッションボディー





ティプトロボディー




最後におまけですが、
後期型のボディーはミッショントンネル後方に赤で囲った部分にこのような補強が入っているとのことです。




皆さんもミッションを降ろした時に、本当に後期型ボディーかどうか確認してみてくださいね~
Posted at 2011/11/10 18:07:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | キャサリン2号 | 日記
2011年11月03日 イイね!

キャサリンの秘密~その3~

キャサリンの秘密~その3~キャサリンのエンジンが
降りました~

キャサリン1号の空冷ファンの
青緑がきれい!





いよいよ開腹手術に取り掛かります。

主治医から一部重症ですとの連絡を受け、治療方針の相談に秘密基地へ。



なんと2番及び4番のシリンダヘッドが~
割れています!!




割れはプラグホール~エキゾーストバルブ間

この位置で割れるのは非常にめずらしいとのこと!

プラグホールは、亀裂が外までつながっていました。
プラグホールから、かなりの圧縮漏れがあったようです。

空冷ターボエンジンとしては、圧縮比が8.4と異例に高いことが原因ではないかとのことです。
この高い圧縮比が、シングルターボでありながら低回転から乗りやすい理由になっているようです。

とにかく、混合気漏れで火災にならなくてよかった~

結局、エンジンのバランスを考え
3気筒分を新品交換することに~~!

オ~マイガ~~

キャサリンのエンジンは基本964前期型です。
しかしこのエンジンは、シリンダは後期型でヘッドは前期型を加工していました。
なぜそうなっているのでしょうか???

ピストン出てきました!




どんなピストンかはまだ秘密~~


綺麗になったら公開しま~す
キャサリンは淑女なので汚い姿は見せませ~ん

クランクケースも真っ二つ




ゆがみが出ているようです。
クランクは大きな問題はなさそう。
精密検査に回されます。
コンロッドは964C2用無加工。

今日はここまで!

次回はカムかな・・・



Posted at 2011/11/03 12:13:53 | コメント(12) | トラックバック(0) | キャサリン2号 | 日記
2011年10月27日 イイね!

キャサリンの秘密~その2~

キャサリンの秘密~その2~先日は、norisapapaさん主催のマツタケ暴れ食いツーリングに参加してきました。
20年分くらいのマツタケ食べたかも~~
楽しい1日でした。



今日は久しぶりに、午前中時間が取れたのでキャサリンの秘密?を!

キャサリンの補器類が徐々に外れてきました。


なぜか、エアクリボックスの内側が緑です。

先日から始まった妖怪人間実写版のべムの血の色です。

蓋の受け側は完全にワンオフというか、手作りの状態です。


エンジンヘッドのタービン側です。



C2と違いタペットカバーのボルトが、数か所突き出ています。
タービンの熱害を避けるための、遮熱板を取り付けるためのボルトです。



インタークーラーの下はこんな風になっています。





C2のサージタンクを流用加工しています。
スロットルバルブは964ターボ用のようです。

ブロアファンは巨大化したインタークーラーの配管のため、逃げ加工がされています。




これも手作業のようですが、かなり雑な仕上げです。
判りますでしょうか?



最後は、RCTのオリジナルではない
なかなか入手困難なレーシングパーツをお見せします。




入手ルートは秘密の約束で、取り付けてもらっていますので秘密で~す。
流石はレーシングパーツ!効果はてきめんです。








取り付けを希望される方は直接メッセしてください。こっそりお教えします。

Posted at 2011/10/27 11:32:40 | コメント(5) | キャサリン2号 | 日記

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何シテル?   08/29 08:58
スポーツカー・チューニングカーにはまって20数年。ポルシェにたどり着いて10年あまり。唯一のストレス発散の相棒が今の愛車です。 うれし・楽し・大好きがモットー...
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