GW最終日。
本日も自宅敷地内から一歩も出ずに、
NIWASHI開演♪
とりあえず昨日中に植え付けはすませたので、
今日は各種設備の設置です。
まずは、トマト族。
緑の細い鉄パイプでロールケージ制作。
NIWASHIの間では、点数の多さを競う方もおられるとかw
私は実用最低限だけセット。
といっても、トマト族が全部で22本もあるので、
総数で30点ロールケージにはなってますねww
これに、きちんと本体ボディーを固定します。
固定は麻縄で8の字止め。
麻縄だと、最悪畑に混ざっても問題ないですからね。
見栄えもいいしw
トマト屋根の土台となるコンクリブロックの穴には、
土を詰めてバジルの種を播種。
コンクリの固定と、バジルの収穫と、バジルによる害虫忌避効果の1石3鳥をねらいますw
最後にトマト屋根下に、酸度・湿度・光量計をセット。
現在、PHは7.5~7.8のほぼ中性。
もうちょっと石灰まいても良かったかな?
我らがプリンス スイカ君には砂袋で簡易屋根を。
大きくそだて~~~~!
ツルどもには網をセット。
最後に、アブラムシ・害虫よけに、1年熟成モノのデスリキッドを薄めて
苗全体に噴霧。
これで、あとは水やりと追肥、害虫対策をやっていけば、
1ヶ月後には初収穫と行けるかな?
ちなみに、今回のプランターズはほぼ砂栽培にしました。
出張のお供に手に取った、園芸書ではじめて知ったやり方なのですが、
今年で始めて5年になります。
ミニトマトはすべて砂栽培の鉢植えです。
大玉と煮込用トマトも3株ずつ。
ゴーヤとキュウリも2株ずつ。
大玉トマト用の鉢は、これまでいろいろ試してきたので、
砂だけではありませんが、
ほかは今回新造で、底石のボラ土以外は完全に砂です。
えっ、こんなので育つのと思われるかもしれませんが、
意外といけます。
もともとは、農業博士の永田氏が始めた「永田農法」の一環で、
堆肥を用いた土作りをせずに、液肥で栽培する手法です。
水耕栽培と通常の栽培の中間のようなやり方になります。
水耕栽培と大きく異なるのは、永田農法では極力栄養と水分を与えないこと。
通常の土作りから始める栽培と異なるのは、必要なときに必要な分だけ、
液肥という速効性のある栄養物で与えるというところです。
こうすることで、無駄な水分や栄養過多を回避し、植物本来の生命力を引き出す
というのがこの農法の趣旨です。
いわゆるスパルタ農法の一種です。
詳細はWEBで!w
その一例として紹介されていたのが保水性が低い砂を使った栽培でした。
詳しいメリット・デメリットはここでは省きますが、
栽培を始めた当時、アパート暮らしの私にとって、この農法はすごく魅力的でした。
まず、砂なので、土が流れ出ない。
アパート暮らしで、ベランダで栽培するとき、土の流出でベランダが汚れる、
なおかつ、お隣さんに砂が流れ込むというのが、私的には一番気がかりな問題でした。
これが大幅に回避できるというのが飛びついた理由です。
それから、植え替えが楽。
砂なのでポンと抜いて、植え替えるだけ。
土が飛び散ったり、土作りをしなくてもいいというのは魅力です。
古い土の処理という問題もありますしね。
連作も問題ないです。
土ではないですから、菌はたまりません。
いざとなったら水洗いしてしまえばいいのです。
そして、一番重要なことですが、おいしい。
どうしても栄養が少ないので、通常の土栽培より小さい実になってしまうのですが、
その分、うま味が凝縮しているように感じます。
もちろん、デメリットもあります。
保水性が無いので、水やりはかなりシビアです。
基本毎日、状態を見てあげる必要があります。
肥料も、ある程度の指針はあるのですが、状況をみて調整は必要です。
私も何回かタイミングを見逃し、トマトの苗が回復不可能な状態まで萎れました。
さらに、液肥は結構コストがかかります。
作物も向き不向きがあります。
南米の荒れ地出身のトマトにはすごい向いているのですが、
大型の葉物系、瓜類は難しいかなと言うのが私の感想です。
今回も懲りずにキュウリとゴーヤがんばりますが(^^;
こういうわけで、商業ベースで見るとかなり難しいとは思います。
実際、某ユニ○ロが、この農法に手を出して大失敗しました。
通常の野菜価格でこの農法ではコストが見合わないのです。
収量も期待できませんし。
しかし、家庭菜園となれば、先ほどのメリットがかなり生かされます。
がんばればおいしい収穫ができますしね。
さあ、明日から水やりがんばるか~~~
ブログ一覧 |
GREEN-LIFE | 日記
Posted at
2013/05/06 18:12:55