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親子の絆をつくるのは、血か、それとも共に過ごした時間か。

映画は見てませんが、小説の方を読みました。

病院で取り違えられた経緯と原因に胸が痛みましたが、

一番胸が痛かったのは、母子間と父子間において決定的に異なる血縁の確証。

そして夫婦という絆の脆弱性。

まぁ、小説では、絶対的な血縁確証がある母ですら第三者による我が子の取り違えには気付くことができないのですが。

でも、これって本当の家庭でもそうだよな、と。

通常の出産では、妻が産んだ子と自分との間に客観的な確証、証拠が何一つないことに漠然とした不安を感じたことが父親なら一度くらいあるのではないでしょうか。

それは妻への疑惑とかでなく、自分と子の血縁を保証する出産行為がオスにはないことに起因する本能的な不安定さだと思います。

もちろん妻を信じてますよ。

「パパに似てるね」なんて他人からのテキトーな言葉にすら強く励まされて（笑）

子育ての段階においては、仕事のように効率や合理性で括れない家庭に対して、仕事と両立させながらどれだけ時間を割り振れるのか。

どれだけ妻と向き合い、妻とともに子供に向き合う努力ができるか。

妻や子供にとっては、自分たちに割り振られる時間が夫・父の全価値となる時期が確かにあるでしょう。

子供には間違いなく時間＞金。最低限の金さえあれば、あとは一緒の時間。

もしかして、妻には金≧時間。最低限の時間さえあれば、あとは金？（笑）

まじめな話、血縁のない夫婦をつなぎとめるのは愛情だけ。

好きになったから一緒に居たくて結婚して、好きじゃなくなったから一緒に居たくなくなって離婚する。

子供ができて「子はかすがい」の接着力と夫婦で育てる使命感が働かなければ、あとはそれぞれの気持ちだけ。

あらためて夫婦って脆弱な関係だ…((+_+))


だからこそ、「ありがとう」と「ごめん」を素直に言える、思いやりが伝わる関係を維持しないとネ！

夫婦の絆というものは、互いの日々の思いやりがミルフィーユみたいに積み重なった柔らかい感じなのかも。

決して緩まない「ハードロックナット」ではないです。






　

ちょいと早起きして大山へ。

スキー場が近くなるとさすがの圧雪。山頂は雲隠れ。



アクセルを踏むとリアのスリップを感知してフロントに駆動がかかり、雪煙を上げての頼もしい四駆の加速！





カーブで踏めば一瞬ケツが出そうになるけど、すぐにフロントが掻いてカウンター維持は不要。

ETSって凄いな、と改めて思った次第。





雪上でRを自在に振り回して走れたらカッコいいだろうな～