• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2020年05月29日 イイね!

壊れなくて当たり前

壊れなくて当たり前ウェブの自動車媒体はふだんあまり読みませんが、たまたま昨日ヤフーで、イタフラ車は壊れて当然?的なタイトルの記事へのコメント数が非常に多いことに気づきました。それで同じ媒体の以前の号をランダムにいくつか見てみたら、やはり一号あたりのリアクションとしては異例の数のようです。これは何を意味しているのでしょう。イタフラ車に関心を持つ人、あるいはイタフラ車の信頼性に対して一家言ある人が多いのでしょうか?

イタフラ車はトラブルが多く手もかかるが、それ以上に多くの愉しみを与えてくれる素晴らしい存在-ネコP.の媒体あたりが得意としてきた言説です。実際にイタフラ愛好家には故障自慢も共通言語という向きもあるようで、フレフレ幕張でもそうした会話を耳にしました。人と車との関わり方は千差万別・自由自在だからそういうスタンスもありだとしても、私自身はいまも昔も、車は壊れず手がかからない方がいいに決まっていると考えを変えていません。

ここから話題は非イタフラのフォードです。今回の記事へのリアクションが活発なことをみると、日本でフォードへの支持が広がらなかった理由のひとつは「壊れにくかったから」などと冗談半分に思ったりもします。
私はこれまでに90年代後半以降の欧州フォード系各車と接してきて、突然の走行不能といった深刻なトラブルは「一件もなし」。一方で些細なトラブルは「ごくわずかに」ありました。前のフィエスタで片側のサイドミラーの電動格納ができなくなったり、オーディオが接触不良を起こしたことくらいですかね。そういえばKaを購入直後、浜野店を出てすぐにルームミラーがポロっと落ちてきたのには笑いましたが、それもトラブル?輸入車全般でよく言われる窓落ちなどは一度もなかったです。
ST170のイグニッションコイルや前のフィエスタのO2センサーの交換といった対処は、消耗品の劣化としてトラブルとはみていません。

フォードもその昔はトラブルが多かったのかもしれません。以前にディーラーの方から初代モンデオあたりは不具合が多かったとの話を聞きましたし、ネット上でもそうした声を散見します。一方で“アメ車は壊れやすい”という根拠の定かでない風説も、かつてはフォードを悩ませていたのかもしれません。
あくまでも私自身の経験に則した限りでは、ある時期以降かもしれませんが、フォードはタフです。タフでなければ世界中で頼りにされる存在ではいられません。特に2003年式フォーカスSEセダンが、まったくの非日本仕様のはずが完全トラブルフリーで走り抜いたことで、そう実感させてくれました。故障せずに安心して乗れるからこそ愛すべき存在なのがフォードです。いまのフィエスタもその美点を継承してくれることを期待しています。
Posted at 2020/05/29 19:08:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2020年05月28日 イイね!

クーガ、近くにいます!

クーガ、近くにいます!前回のクーガについてのブログで、Mick.さんからいただいたコメントへ「日本でエクスプローラーは残ってもクーガはなくなっていくのだろうか?」という趣旨の返信をしたら、まるでそんなことはないよ!と言わんばかりに、これまで見たことがなかったクーガが自宅のわりと近くにいることに初めて気が付きました。以前にフォーカス・エレクトリックが置かれていた某社研究所からもほど近い場所です。身近なところにもまだまだ見知らぬフォードがいるな!こちらはTrendですね。

どうでもいいことですが、自宅から概ね2km圏以内のもっとも至近エリアにいるフォードがことごとくブラックであることにも気が付きました。マスタングが2台(うち1台はコブラ)、フォーカスが1台、そしてこのクーガが1台、いずれもブラックです。ちなみに時々話題にしているマスタードオリーブとミッドナイトスカイはもう少し範囲を広げた3km圏です。
その昔の、T型フォードの「黒ペイントのみ1色設定」が有名な逸話だから、黒はフォードらしい色といえばそうなのかも。
Posted at 2020/05/28 08:51:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2020年05月25日 イイね!

クーガの象徴色

クーガの象徴色二代目のクーガが登場したとき、グローバルにこのジンジャーエールがイメージカラーとされ、日本でもカタログのメインページを飾ったほか、広報車両としてもフューチャーされていたこともあって、各種媒体でよく目にしたものです。しかし実際に売れたカラーとしてはどうだったのでしょう?登場直後にはそれなりに多く出ていた印象がありましたが、クーガがのちにエンジンを換装したMCを機に、ホワイトがイメージカラーとなって、ジンジャーエール自体がカタログから落ちてしまいました。結果として限られたタイミングで限られた車種ー日本だとクーガとエクスプローラーのみに設定ーだけでの展開となったものの、洒落た色調はクロスオーバーとしてのクーガの魅力をよく引き立てているように思います。ロワーボディのグレーの樹脂パーツのフィッティングも絶妙ですね。

クーガはエクスプローラー、エスケープという「頭にEがつく」定番的な銘柄と比べたら知名度も低かったにもかかわらず、案外健闘していたのでは?初代クーガの日本発売時には欧州フォード久々の復活という狼煙が上がったこともあり、特に初動がよかった面は確かにありました。それが二代目に移行したあとも一定程度のペースで売れていたので、クーガは日本ではフォードのSUVとして後発だったとはいえ、相応の支持を取り付けることに成功していたといえるでしょう。
Posted at 2020/05/25 22:12:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2020年05月24日 イイね!

私のマスタング・・美麗!SN95「ニューエッジ」

私のマスタング・・美麗!SN95「ニューエッジ」40th Anniversaryエンブレム付きモデルなので、2003年に国内で販売されたものですね。しかしどうですか、とてもそうとは思えないようなこの色艶!ホイールも表面のコーティングが落ちておらずまだピカピカしています。現役のSN95でここまで外装が劣化していない個体はあまり目にした記憶がありません。
これだけボディ表面の光沢もよく保たれていると、「ニューエッジ」と称される後期SN95ならではの節々にエッジが立ったボディラインが明瞭に示されます。

マスタングはこのSN95から次のS197に移行した際に、車格を含めていろいろな部分がアップグレードされました。はっきりとした確証はないものの、ペイントの質もその一つではないでしょうか。S197で、多くのSN95のように塗膜表面がカサカサになってしまったものは少ない気がします。

それにしても、今日このモデルを見たときに真っ先に感じたのが、そのサイズがコンパクトであること。現行のS550と比べるとふた回りくらい小さく、マスタング=ポニーもずいぶん立派な体躯になったものだと実感。
Posted at 2020/05/24 19:09:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年05月22日 イイね!

日産×フォード×スペインから生まれた車種のこと

日産×フォード×スペインから生まれた車種のこと日産がスペインの工場封鎖を検討中との報道があります。折からのコロナ禍の影響とされていますが、実際はこの数年来稼働率が低下していたことを受けてのリストラ策のようです。

日産のスペイン工場ではかつて、欧州フォードとの共同展開車であった「テラノII」が生産されていました。「ミストラル」の名で日本へも輸出された、ヨーロッパではフォード「マーヴェリック」としても販売されていたRV車です。
当時の文献をひもとくと、テラノIIの開発にフォードの関与は相応にあったようです。しかし完成した車両は、日産とフォードとの「作り分け」がほぼバッジエンジニアリングといっていい程度に微細なレベルで、マーヴェリックは実質的には日産からのOEM供給車というべきだったのでしょう。
オフロード性能はもとより、ヨーロッパ圏の高速巡行や都市部での街乗りもこなせるだけのオンロード性能の高さを重視したRV車という、フォードが得意としていたアメリカンRVとはいくぶん異なったベクトルの商品性は、当時のフォードにとっても未開拓で不慣れだったので、日産に開発のイニシアチブを委ねたのかもしれません。
そうしたテラノII=マーヴェリックは、それだけに無骨な本格RVというよりは、スマートな風貌を備えた都市に似合う雰囲気が魅力的でした。当時、私も日本に入っていたミストラルがとても気に入っていました。特に青い2ドアショートは洒落ていて、ちょっと可愛くもあったのがよかった。TV CFでピチカート・ファイヴの曲が使われていたのを覚えています。

マーヴェリックは、この初代の後は、初代エスケープの兄弟車が2代目を務め、そこまででマーヴェリックの名前が消滅したのち、クーガが事実上の後継車となって今日に至っています。その意味ではフォードにとっては、のちのSUVの主力車の礎を築いたという点で、重要な役割を担った一台といえそうです。

ちなみにテラノII=マーヴェリックのスタイリングを担当したのは、アルファ155やランチア・デドゥラ、フィアット・ティーポといった90年代初頭の何台かのイタ車も手がけたイタリアの工業デザイン事務所であるIDEAです。そうしたこともあって、見事にヨーロッパの景観に調和する佇まいになっていたのですね。
Posted at 2020/05/22 19:12:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Maverick | クルマ

プロフィール

「@Gentaさん、職場周辺ではすでに当たり前のように見ますが、その度に2,000万級を疑いたくなりますね。どうしてもワンボックスボディというのが高額車と感じられないんです。」
何シテル?   04/23 12:47
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/5 >>

      1 2
3456 789
1011121314 1516
171819 2021 2223
24 252627 28 2930
31      

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation