震災から2週間以上たちました。
被災地の方の一日も早い復興を願うばかりです。
その一方で被災地以外の者として
現実を直視しなければならない思いも強く有ります。
3週間以上、震災が起こる前の状況です。
この頃の世の中の状況はどうだったろうか?
なんとも言えない閉塞感が有り決算時期でありながら
今期をどう仕上げようかと動いてました。
調子の良い業種もあれば
そうでもない業種も少なくなかった。
その中で、消費税増税の話や環境税などなど
日常生活を送る上で
色々と経済的に負担が増える事を感じてました。
そんな中での今回の震災です。
ただでさえ日本国として辛い状況に
襲い掛かった自然の猛威です。
今現在被災地の復興の為に全力を注いでおり、
国の予算も大部分が被災地復興の為に使われるでしょう。
状況を考えると当然ではありますが、
その一方でその他方の地場の業者の不安も多く聞きます。
実際に地場の業者で資材が入ってこないとも聞きます。
また、予算が殆ど被災地に使われただでさえ苦しかった状況で
更に予算が絞られるとどうなるだろうか?やっていけない。。。
このような不安も聞きます。
小売業で感じるのは震災以降
10日間の売り上げ、来客数の減少は深刻で
最近の決算月の売上げのピークが少ない状況に輪をかけて酷いですね。
日が過ぎれば確実に請求がきて支払日がやってきます。
これが現実ですね。
本当に日本全体でバランスを考えて行動しないと
被災地以外の経済も疲弊してしまいかねない状況だと思うのです。
隣の県で6月まで契約の任期が有ったが3月で打ち切りになった。。。
震災の影響で受注が減ってしまったのが原因だとか。
このような話しがぽつぽつあります。
富山県では配置薬業が盛んですが、
その配置薬のお得意様は東北地方に多くあると聞きます。
配置薬はご存知のとおり
先に商品を置き使った分のみ請求するというものですが、
今回の震災では被災地では。。。
配置薬業者にとっては其のまま債権のみ残り、
地元の問屋にも当然その影響が来ます。
被災地の復興と被災地以外の地域の日常復帰
両者とも真剣に考えないと
本当に日本全体が冷え込んでしまいそうです。
停滞していた経済をこれ以上停滞させることなく
動かしていく事は今まで以上に困難な事だと思います。
ただでさえ辛かった状況に
更に負荷が掛った状況である事を
忘れてしまっては
国として立ち行かなくなる事は目に見えます。
自分たちの足元を見つめなおし
国の行方をしっかり見極める
これが急務だと
更にひしひしと感じる厳しさに
最近思うのです。
|
本拠地ブログ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/10/20 18:29:08 |
|
|
【北海道十勝】大草原の小さな宿「こもれび」 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/06/14 14:43:42 |