ウッズーのブログ一覧

先週末、父の四十九日の法要と納骨を済ませました。


しばらくの間、みんカラの更新を控えていました。


９月１０日（土）

フジスピードウェイでスーパーＧＴの予選を観戦中に携帯が鳴りました。

「お父さんが救急車で病院に運ばれたから…」落ち込んだ母の声でした。
判った。と答えながらも、何度か入院の度に繰り返していた事なので、「またいつもの事かっ。」
て思っていました。

取りあえず、予選も終わらぬサーキットを足早に後にしました。

15時頃に帰宅。荷下ろしをして すぐ病院へ。
父はＩＣＵに。
母に「いつものことじゃん。たいしたことないよ。すぐ帰れるって！」って励ましながら…

呼吸機につながれた父親の表情は苦しげで、光なく見開いた目から涙を流していました。


午後６時44分。
その時は、前触れもなく突然来ました。

陽が沈むのと同じ頃、父は旅立ちました。
午後６時48分。医師による確認。


親父。 86年間 ご苦労様。そして49年間。ありがとう。

親父の一生は幸せでしたか？


大正15年生まれの親父は、正に激動の昭和に生きました。
高校の卒業アルバムには、夜間行軍やら野外演習など今では考えられない戦時色が強いもの。
アルバムの間には、卒業時に交換した名刺大の級友の写真が沢山挟まっていました。
明日の命も解らぬ時代。写真を交換することで、自分の存在を忘れないでくれ…
との思いだったことを以前聞いた覚えがあります。

戦時下にありながらも大学に進学し、東京で終戦を迎え、
父は家族のために食料確保に奔走した話も以前聞いていました。
東京～静岡を何度もキセルで往復したようです。


その後、静岡に戻り、市役所に以後、定年まで勤めました。

昭和30年に母と結婚。

自分も父親と同じ高校を卒業し同じ大学に…。
当時、一緒に大学の校門をくぐる親父も嬉しそうでした。


自分でも知らないうちに、親父の背を追い掛けて成長したのかもしない。


定年後も、観光協会、食品関係の民間企業、
医師会の保健センターと75歳過ぎまで勤めあげました。
良く働き、家に居ても仕事の愚痴はこぼさない。
器用でいつも笑顔を絶やさない親父でした。

ここ7～8年は、体調を崩し、身体も不自由に、
ブログにも書きましたが年相応の記憶力の低下も見られ、
これからは恩返しをするぞっ。と、誓った矢先のことでした。



親父の一生は幸せでしたか？

親父にとって、自分は誇れる自慢の息子になれたでしょうか？

少しは、恩返しは出来ていましたか？


父が亡くなってから、自問自答することが多くなりました。



今年は、突然、親しい大切な人を亡くした方が、数多くおられると思います。
結構、堪えますね…


約一月半の間、みんカラをお休みしていましたか、
更新してないにもかかわらずかなりの人がアクセスして頂いており、
有り難いことです。

コメントの返信をしていなかった方々、すみませんでした。


また、このブログへのコメントもご容赦下さい。


本来の四十九日は今週末なので、そしたら忌明けとして、また帰ってきます。

大五レ会 参加したかったなぁ～