プレジデント　ロイヤルリムジンのカタログ

今日はJG50型日産プレジデント ロイヤルリムジンのカタログを紹介します。
94年5月発行の物です。

カタログはオーテックジャパンのロゴが入っていますが、生産はBe-1、PAO、フィガロを生産していた高田工業が受託していたようです。

カタログは、

このような形式になっていました。
画像はプリントアウトした写真のように光沢紙を使っています。


フロントと


リヤです。
標準仕様のプレジデントのホイールベースを500㎜ストレッチしています。


さすがに後席はゆったりしていますね。


本木目のカップホルダーっておそらく日本車ではいちばん高価なカップホルダーでしょうね(笑)

ファクシミリ(FAX)も付いています。
私も昔は携帯電話に繋ぐ外に持ち出せるFAXを持っていました。


全長は5,725㎜もあったのですね。
ホイールベースが3,530㎜という事はホイールベースの中に軽自動車が入ってしまいます。


コノリーレザーのシート地なんですね。
コノリーレザーというのはロールス・ロイスにも採用されていたと思います。

大学生の時にアルバイトをしていたガソリンスタンドのお客さんのある会社の会長さんのクルマがロールス・ロイスのシルバーシャドウで、洗車で引き取り納車が有って運転する事がありましたが、それまで触れた事の無いコノリー・レザーシートと床に敷いてあるムートンのフロアマットに驚いたものです。

インフィニティQ45や普通のプレジデントには油圧アクティブサスペンションが有りましたが、ロイヤルリムジンはバネサスなんでしょうか？



このクルマも当時の新車価格がいくらだったのかわかりませんが、おそらく私には全く縁のないような価格だったかと思います。

元々プレジデントはご存知の通り、センチュリーのライバルだったのですが、ホントにライバルと思えるのはこの前のモデルの250型までかな？と思いますが・・・。