星野リゾートトマムスキー場

トマムスキー場に行ってきました。
ここも２４年ぶり！、３回めです。
当時は高速道路はおろか、まともな一般道も無く、車ではかなり不便な場所でしたが、２年前に道東自動車道が全通（といってもほとんど片側１車）し、札幌から２時間かかりません。ＪＲの速い特急だと南千歳から１時間ちょっと、といったところでしょうか。実はニセコよりもアクセスしやすくなっています。

過去２度、強風ですべてのリフトが止まったり、ナイターしか滑れなかったりと、散々な目に遭ったマイナスイメージの場所です。リベンジなるか？
今回は天候は良く、南斜面を除いては雪質も完全にハイシーズンの状態でした。
ただし、またもや強風でゴンドラとゴンドラ横の最高所まで登るシングルリフトは動かず・・・ツイてない。

子供の集客に力が入っていて、スキー版のアスレチックのようなアドベンチャーマウンテンがあったり、ゲレンデの中に「チョッカリ大魔神」という悪役とその手下が滑っていたりと。
初日の午前中は子供とアドベンチャーマウンテンでスタンプラリーをやり、チョッカリ大魔神との勝負。午後はひとりで残るコースをあちこち滑り、６時間ぐらいかけて計２５本も乗ってしまいました。へとへと。
スタンプラリーを終え、チョッカリ大魔神をやっつけるところ。右端は大魔神の手下。


山の中にタワーホテルの景色。リゾード感がありますね。
関西からのスキーヤーと、中国人と思しきスノーボーダーが結構多い感じです。

下から見て左の山（ゴンドラのある方）がコースが長く滑り甲斐があります。
特にこのコースがベストでした。


ここのペアリフト、フード無し、低速の長大リフトです。
搬器が１４４もあり、延長が１ｋｍ近くあるでしょうか。乗ってると寒いです。
ハーフパイプやジャンプ台などスノボ向けの難しそうなコースがあり、スノボの上級者で賑わっていました。こうしたスノボ向けの面白いコースがあるからなのか、予想以上にスノーボーダー率が高い印象です。

右側のホテル前の山は、全体的に短く、狭く、人も多いのであまり楽しめませんでした。
以前は、ホテル側とコンドラ側の行き来に、かなりスケーティングして汗をかく感じでしたが、今シーズンから連絡リフトがかかって、コース間のアクセスは少し良くなったようです。
それでもリフト同士の接続があまり良いとは言えず、「？」がつくようなところもあります。
また、ゴンドラ側の山の下の方は超緩斜面です。今回は雪が良かったので立って我慢していればリフト乗り場までたどり着きますが、雪質が悪いとスキーが止まってしまうほどの斜度です。とくにスノボは大変そうです。

幾つかあるホテルのうち、ザ・タワーに宿泊しました。
早めの予約ということもありますが、ビジネスホテルで大人２名が泊まるぐらいの値段で、家族４人が宿泊でき（朝食込）、とてもコスパが高いです。しかも部屋が空いていたとのことで、グレードアップしてもらえました。
茶色い方のタワーで、３７階建ての３２階の部屋です。


こんな感じ。






夜にはアイスビレッジに遊びに行ってみました。
氷で出来たバーやお店があり、綺麗にライトアップされていました。


この日で終わるようで、最後の時間には「この氷の街は春になると消えてなくなります・・・」みたいな寂しげなアナウンスが流れていました。


2日目は昼から夕方まで波の出る温水プールです。
外は真冬のスキー場ですが、中は30度くらいある常夏空間です。
平日なので空いていて楽しめました。
最後は隣接している木林の湯というお風呂に入って体を洗って終わりです。


スキー場の話しに戻ります。
昔買ったホルダー。「アルファリゾート」の響きが懐かしい。


今はチョッカリ大魔神。久々にスキー場の気概が感じられるホルダー。これなかなかイイ。


道民限定の「とまとも」会員だと5200円の1日券が3400円にまで大幅割引になります。
ゴンドラのあるスキー場としては安い。けど今回はゴンドラに乗れていない。なので「まぁまぁ」としましょう。


冬のリゾート地を楽しんだ帰りに、無料のスキー場を探訪・・・次回のブログです。


■タイプ：エグゼクティブスポーツ（！？）
■斜面のバリエーション：★★★★★
■コースの長さ：★★★★★
■景色の良さ：★★★★★
■ファミリー適用性：★★★☆☆
■コストパフォーマンス：★★★★☆
※あくまで個人的感想です。
　スキー場に求めるものやレベルによって変わると思います。