ダイレクトイグニッションコイルあれこれ（その１）

カングーの性能向上のために最初に行ったのは、セニックRX4での使用実績が素晴らしい『BRISK』のプラグ導入です。

実際にカングー4×4に乗って最初に感じたのは、1.6ℓ故のトルクの無さです。
ごく低回転でのノッキングの少なさは、点火タイミングの妙で素晴らしいものがありますが、長い坂を登るにはやっぱり辛い。

そこでセニックと同じBRISKのプラグを使って、若干のトルクアップに期待してみることにしました。



セニックに使用しているのは、DOR15LGSと言うタイプですが、カングーではDOR14LGSが適合になります。

交換してすぐに何が変わったかというと・・・



イグニッションコイル１本が死にました。(T-T)


BRISKのプラグは利点と引き替えに、コイルに対する負荷も相当なようです。
それまでのごく普通のプラグでは不都合がなかったコイルが、BRISKに換えた途端に１本死んでしまいました。
運良くスペアを１本頂いていたので、交換する運びとなりました。


トップの写真、色あせていない右側の１本がスペアです。



これにて一件落着・・・とならなかった顛末は次回。