
ザスパ草津1-1ギラヴァンツ北九州
前節連勝が2で止まったザスパ草津は、ホームにJ2昇格初年度のギラヴァンツ北九州を迎えてのホーム戦。その北九州には、2002年チーム創設時から2005年のJ2昇格初年度までザスパ草津に所属していた宮川大輔がおり、5年ぶりにJのピッチでの凱旋試合となる。伝説の天皇杯横浜Fマリノス戦の先制点。J2初年度のザスパ草津初ゴールと記憶に残るゴールが印象的だ。選手紹介時にはスタジアム全体から大きな拍手が起こった。
ザスパ草津は前節の先発メンバーのうち、MFの広山望に替えて菊池大介が初先発。また、FW高田保則の替わりに氏原良二が久々の先発。連戦を考慮してベテラン2人を先発から外してきた。そして、前半この2人から先制点が生まれる。氏原のポストプレーを受けた菊池が右サイドから中央にドリブルで持ち込むと右足を一閃。強烈なドライブのかかったボールがゴールに吸い込まれる。菊池のビューティフルゴールで幸先の良い展開となる。しかし、連戦の疲れからか全体の運動量が上がらず、やや北九州のペースで前半が終了。
後半も運動量が上がらず前半同様の展開となる中、同点を狙っていよいよ北九州の宮川がピッチに入る。そして、ザスパ草津のCKからのカウンターで左サイドからのクロスが折り返された先にいたのは宮川。強烈にネットを揺らして同点ゴールを奪う。その後、両チームとも決定力を欠いて同点で終了。宮川の強烈な恩返し弾に引き分けに終わった。
北九州の丁寧にビルドアップするサッカーが印象に残ったが、対するザスパ草津は相変わらず何がやりたいのか解らないサッカーに終始。パスコースを作る動きが無く、どのエリアでも選手が孤立している。はっきり言って人任せに見えるプレーが散見している。素人目から見てメンバーの組み合わせにも?マークが付く。敢えて誰とは書かないが・・・とにかく、その日先発する選手でのプレーの狙いを明確にして欲しい。まったくビジョンが見えない現状では、まだまだ苦しい戦いが続きそうだ。
そして、今日は仕事帰りにザスパ草津U-23の練習試合を見学に行ってきた。天皇杯県予選決勝大会で対戦する可能性もある上武大学との対戦だ。結果は4-3と接戦になったものの勝利。色んな組み合わせで選手を起用していたため連携が合わない場面も目だったが、本番までにベストの状態に持っていき是非本大会の出場権を獲得してもらいたい。トップチームの副島博志監督もベンチから戦況を見つめていたが、お眼がねに適った選手はいたのかな?
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ザスパ草津 | 日記
Posted at
2010/05/06 22:28:52