2010年06月22日
梅雨だというのに、ここ3日昼間は雨が降らない。でも気温が高く、蒸し暑い日々で不快指数MAX。そして、ワールドカップのため寝不足もMAX。そんな中、今朝で全チームが2戦を終了し明暗が分かれてきているが、今夜からいよいよ第3戦が始まる。ここからは各グループ同日、同時刻キックオフとなるため、23時と3時30分という視聴者には過酷な設定(泣)それでは10、11日目に観戦した試合の感想を。
F組 パラグアイ2-0スロバキア : 全チームが同率で並ぶ混戦のF組。早く抜け出したい両チームの対戦は、南米の古豪の強さを見せ付けられる結果となった。パラグアイは3トップ気味の布陣で、前線から猛烈なプレスを掛けて主導権を握る。そして前半、FWバリオスにボールが入った瞬間、MFベラが相手CBの間のスペースへ猛然とダッシュすると、相手DFと縺れながら右足アウトで技ありのゴール。反撃したいスロバキアは持ち味のパスワークを寸断され、注目のMFヴァイスも守備に追われる状況。後半も流れは変わらず、追加点を入れたパラグアイの快勝となった。その後行なわれたイタリアVSニュージーランドは引き分けに終わったようでパラグアイがF組首位となった。もし日本が予選突破を出来た場合に決勝トーナメント1回戦で当たるのがこのF組。第3戦も注目のグループとなる。
G組 ポルトガル7-0北朝鮮 : 予想外の大差が付いた試合だった。北朝鮮はフィジカルを生かして、1対1の局面では対応していたが、2列目の選手の飛び出しを捕まえることが出来なかった。ポルトガルは、点を取る為に前に出てきた北朝鮮の裏のスペースを有効に使って大勝。しかし北朝鮮は最後に疲労からミスが目立ったが、最後まで戦う気持ちを見せていた。これでポルトガルは最終戦にブラジルを残すが、得失点で大きなアドバンテージを得ることになり決勝トーナメント進出に前進。一方北朝鮮は予選敗退となってしまった。
H組 チリ1-0スイス : 攻撃的なスタイルのチリと守備が持ち味のスイスという興味深いカード。大方の予想どおり、立ち上がりからチリが攻勢を掛けてくる。スイスは高いラインを保ち、コンパクトな陣形で対応。前半退場者が出るが決定的な場面は作らせない。後半さらに攻勢を強めるチリは、スイスの高いラインを抜け出し先制点を奪う。その後、スイスが同点に追いつく為、前掛かりになってくる裏のスペースを使ってチャンスを量産するものの決定力を欠いた。スイスも後半アディショナルタイムの決定機を決めきれずチリが2連勝。非常に見ごたえのある好ゲームとなった。これで第2戦を終えて全チームに可能性を残すH組。第3戦のチリVSスペインは激戦必死の好カードだ。
Posted at 2010/06/22 18:25:36 | |
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サッカー | 日記