
ザスパ草津2-1アビスパ福岡
得点者:40' 後藤涼(草津)、78' 田中祐昌(福岡)、90' 御厨貴文(草津)
先日梅雨が明け、本格的な夏を迎えた。これから連日猛暑に苦しめられる日々が来る。(群馬はとにかく暑い・・・)そして、ザスパ草津にも梅雨明けが来た。
草津温泉感謝祭記念マッチとして開催された中断明けのJ2第18節。現在最下位と不甲斐無い成績で中断を迎えていたザスパ草津は、5連勝中で4位のアビスパ福岡をホームに迎えての一戦。中断前の3試合で、今後への光明を見出せる内容を見せていたが、W杯での中断の中でどこまで確立出来たのか?注目の試合となる。
試合は中断前の序列を完全に覆す内容となる。ザスパ草津はオーガナイズされた組織的な守備から、抜群のポゼッションで福岡を圧倒、チャンスを量産していく。そして前半40分、FW後藤が倒されて得たPKを、後藤が自ら決めて草津が先制。
後半同点に追いつきたい福岡が攻撃的な選手を次々と投入し、福岡のペースとなってくると78分、CKから押し込まれて同点に追いつかれる。今までの草津なら、ここで一気に崩れてしまっていたが、今の草津には反発力があった。アディショナルタイムに入ろうかという後半45分、CKの流れからDF御厨が左足で押し込み決勝点。劇的な勝利を飾り、中断前からの良い流れを確実にチームに浸透させた事を証明して見せた。
中断前までの迷走が嘘の様に、自分達のスタイルを取り戻したザスパ草津は躍動。後半に運動量が落ち、同点弾を許したところなど課題も散見するが、戦う気持ちをピッチで表現し、後半戦の逆襲をサポーターに示してくれた。
そして今日は、ザスパ草津U-23の天皇杯群馬県予選の3回戦を観戦。今日の対戦相手と違い、水曜日に2回戦を消化。また涼しい草津から下りて来て、梅雨明けの猛暑の中の試合に明らかに運動量が不足していた。結果1-2で敗戦となり、今年のチーム最大の目標であった天皇杯出場を逃す事となった。さすがに選手達は落胆の色を隠せない様子だったが、最終的な目標はトップチームへの昇格だ。この後トップチームとの練習試合も組まれているので、そこでアピールして昇格を目指してもらいたい。
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J.LEAGUE DIVISION2 第18節 VSアビスパ福岡@正田醤油スタジアム群馬
Posted at 2010/07/19 08:18:50 | |
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ザスパ草津 | 日記