2010年06月24日
九州などでは物凄い雨量を記録して大変みたいだけど、群馬は昨日は雨が降ったが午前中まで。梅雨の中休みにしては好天が続いている。(日曜まで傘マーク無し)真夏を思わせる暑さと寝不足で、会社へ行く足取りも重たい。でも夜になるとワールドカップを見るために夜更かし。そんな中、一次リーグも佳境に入り、続々と決勝トーナメント進出チームが決定しているが、12、13日に観戦した試合の感想。
A組 ウルグアイ1-0メキシコ : 現在勝点4で並び、この試合引き分けでも決勝トーナメント進出が決定する両チームの対戦。実力国同士の対戦だが引き分けでOKなため、退屈な試合になる可能性もあったが、そんな心配をよそに両チーム勝ちにきた。試合はウルグアイが前線からプレスを掛けてメキシコのパス回しを分断する。そして中盤で奪ってショートカウンターから先制点を奪う。メキシコも後半早めの選手交替で運動量を増やしていき、ガス欠したウルグアイを押し込むが得点は奪えず。同時刻キックオフの南アフリカVSフランスは、南アフリカが意地を見せ2-1で勝利。この結果、ウルグイアイが1位、メキシコが2位となり決勝トーナメント進出となった。開催国である南アフリカは結局3位。開催国が1次リーグで敗退するのは史上初。不名誉な記録をW杯の歴史に刻んでしまった。前回ドイツ大会準優勝のフランスは最下位で1次リーグ敗退となった。
B組 結果のみ : アルゼンチンがギリシャを寄せ付けず2-0で勝利。3連勝で首位通過となった。尚、メッシは今だに無得点。”アジアの虎”韓国はナイジェリアと2-2で引き分け、2位で決勝トーナメント進出となった。
これで、A組1位ウルグアイVS B組2位韓国、A組2位メキシコVS B組1位アルゼンチンの組合せが決定。メキシコVSアルゼンチンは、バルセロナのカンテラ出身のジオバンニ(メキシコ)とメッシ(アルゼンチン)両エースの対決が興味深い。
C組 イングランド1-0スロバキア : 優勝候補の呼び声とは裏腹に、ここまで勝点2で3位のイングランド。対するスロバキアは予想外の健闘で勝点4の1位。勝たなければ敗退濃厚のイングランドは序盤硬さが見えスロバキアに押し込まれる。しかしイングランドは前半23分、デフォーがゴール前での巧い駆け引きからボレーで叩き込み先制。これで硬さの取れたイングランドは本来のダイナミックなサッカーが戻り、終始ペースを握っていく。スロベニアも必死に防戦し、後半には決定機もあったが決めきれず試合終了。同時刻に行なわれていたアメリカVSアルジェリアはアメリカがアディショナルタイムの劇的な一撃で勝利。この結果、アメリカが1位、イングランドが2位となり決勝トーナメント進出となった。1位で最終戦を迎えたスロバキアはまさかの3位転落で一次リーグ敗退となった。
D組 結果のみ : ドイツVSガーナの因縁の対戦は、ドイツ司令塔エジルの素晴らしいミドルシュートでドイツが1-0で勝利。オーストラリアVSセルビアはオーストラリアが意地を見せ2-1で勝利。この結果、ドイツが1位、ガーナが2位で決勝トーナメント進出。アジア勢は北朝鮮に引き続き敗退。ガーナはアフリカ勢として最初の決勝トーナメント進出となった。
これで、C組1位アメリカVS D組2位ガーナ、C組2位イングランドVS D組1位ドイツの組合せが決定。ワールドカップ優勝経験国同士のドイツVSイングランドは1回戦屈指の好カードだ。
ここからは、ザスパ草津ネタで。
6/21(月)に新加入選手の発表があり、SCバルエリ(ブラジル)より193cmの大型DFダニエウ・カルヴァーリョ・ダ・シウバ【登録名ダニエル:29歳】の完全移籍での加入が決定。また、バタタイスFC(ブラジル)よりアレックス・エンヒッキ・ジョゼ【登録名アレックス:25歳】が期限付移籍で加入。こちらも182cmと大型のMFで昨シーズンはJ2のアビスパ福岡に在籍。2人の適正ポジション、実力の程は未知数だが、早くチームに馴染んでもらい活躍を期待したい。
そして明日未明、いよいよ運命のデンマーク戦です。日本に負けて欲しく無いし、デンマークにも負けて欲しく無い。でも残れるのは1チームのみ。どちらが残るにしても微妙に喜べないかも・・・それにしても朝3:30は辛い(泣)ということで、10時頃には寝ます(笑)
Posted at 2010/06/24 20:26:34 | |
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ザスパ草津 | 日記
2010年06月22日
梅雨だというのに、ここ3日昼間は雨が降らない。でも気温が高く、蒸し暑い日々で不快指数MAX。そして、ワールドカップのため寝不足もMAX。そんな中、今朝で全チームが2戦を終了し明暗が分かれてきているが、今夜からいよいよ第3戦が始まる。ここからは各グループ同日、同時刻キックオフとなるため、23時と3時30分という視聴者には過酷な設定(泣)それでは10、11日目に観戦した試合の感想を。
F組 パラグアイ2-0スロバキア : 全チームが同率で並ぶ混戦のF組。早く抜け出したい両チームの対戦は、南米の古豪の強さを見せ付けられる結果となった。パラグアイは3トップ気味の布陣で、前線から猛烈なプレスを掛けて主導権を握る。そして前半、FWバリオスにボールが入った瞬間、MFベラが相手CBの間のスペースへ猛然とダッシュすると、相手DFと縺れながら右足アウトで技ありのゴール。反撃したいスロバキアは持ち味のパスワークを寸断され、注目のMFヴァイスも守備に追われる状況。後半も流れは変わらず、追加点を入れたパラグアイの快勝となった。その後行なわれたイタリアVSニュージーランドは引き分けに終わったようでパラグアイがF組首位となった。もし日本が予選突破を出来た場合に決勝トーナメント1回戦で当たるのがこのF組。第3戦も注目のグループとなる。
G組 ポルトガル7-0北朝鮮 : 予想外の大差が付いた試合だった。北朝鮮はフィジカルを生かして、1対1の局面では対応していたが、2列目の選手の飛び出しを捕まえることが出来なかった。ポルトガルは、点を取る為に前に出てきた北朝鮮の裏のスペースを有効に使って大勝。しかし北朝鮮は最後に疲労からミスが目立ったが、最後まで戦う気持ちを見せていた。これでポルトガルは最終戦にブラジルを残すが、得失点で大きなアドバンテージを得ることになり決勝トーナメント進出に前進。一方北朝鮮は予選敗退となってしまった。
H組 チリ1-0スイス : 攻撃的なスタイルのチリと守備が持ち味のスイスという興味深いカード。大方の予想どおり、立ち上がりからチリが攻勢を掛けてくる。スイスは高いラインを保ち、コンパクトな陣形で対応。前半退場者が出るが決定的な場面は作らせない。後半さらに攻勢を強めるチリは、スイスの高いラインを抜け出し先制点を奪う。その後、スイスが同点に追いつく為、前掛かりになってくる裏のスペースを使ってチャンスを量産するものの決定力を欠いた。スイスも後半アディショナルタイムの決定機を決めきれずチリが2連勝。非常に見ごたえのある好ゲームとなった。これで第2戦を終えて全チームに可能性を残すH組。第3戦のチリVSスペインは激戦必死の好カードだ。
Posted at 2010/06/22 18:25:36 | |
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サッカー | 日記
2010年06月20日
初戦のカメルーン戦に勝利し、いよいよ優勝候補の一角オランダとの一戦。この試合に勝利すれば、果然決勝トーナメント進出が現実味を帯びてくるが、引き分け、または最悪1点差での負けでもOKかな?と考えていた。
6/19(土)会場は海抜0㍍のダーバンにあるモーゼス・マビダ競技場。先発はカメルーン戦と同じ。GK川島、DF駒野、中沢、闘莉王、長友、アンカー阿部、CM遠藤、長谷部、両ワイド大久保、松井、トップ本田となった。対するオランダも、結局ロッベンが間に合わず、初戦と同じメンバーになった。
試合はキックオフから圧倒的なオランダペースで進むが、日本も縦へのボールを厳しくチェックし、サイドでも数的優位を保ち、決定的なピンチは少なかった。攻撃もカメルーン戦よりゴール前に行ける場面が多く可能性を感じさせた。
後半オランダの縦へのボールが入りだすと、ボランチがDFラインに吸収されていく。そして9分サイドの仕掛けからクロスを上げられるとクリアが小さく、最後はスナイデルに強烈に叩き込まれた。DFに吸収されていたボランチはブロックに行けず。オランダの圧力に屈する形となった。これで1点が必要になった日本は選手交替のカードを切りながら攻撃を仕掛けるが、オランダの壁を崩すには至らず。交替で入った中村俊、玉田、岡崎はまったく仕事が出来ず、岡田監督の采配に疑問が残った。
それでも、優勝候補のオランダを相手に検討と言える内容だった。1点取った後オランダがペースを落としたとはいえ、シュート数は上回った。勝敗を左右したのは決定力の差だったと思う。ここぞという場面で強烈にゴールを射抜いたスナイデルに対し、日本のシュートはほとんど枠に飛ばず。枠に飛んだシュートも相手を脅かすほどの精度と威力に欠けていた。これは日本サッカーの課題と言えるだろう。
しかし、その後に行われたデンマークVSカメルーン戦が注文どおりデンマークの1点差勝ち。これで、オランダの2位以内と、カメルーンの脱落が決定。デンマークに勝点で並ばれたものの、得失点差で上回るため、引き分け以上で日本の決勝トーナメント進出が決定する。最後のデンマーク戦も過去2戦と同じように守備から始めるサッカーでいいと思う。勝たなければならないデンマークが前掛かりになることが予想されるので、日本はしっかりブロックを作って守り、カウンターで得点を狙いたい。
デンマークファンの自分としては非常に複雑な心境であるが、痺れる試合になるのは間違いないだろう。
Posted at 2010/06/20 09:07:17 | |
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サッカー | 日記
2010年06月19日
梅雨に入り雨の日が多くなってきたが、まったく気温が下がらず暑い日が続きますね。今朝は何故か晴れていて、天気予報当てにならね~でも、ずっと雨が降っているよりいいけど。そんな中、W杯も2回戦が始まり、硬かった初戦と違い、各チームの色が出始めてきた。7、8日目に観戦した試合の感想を。
B組 アルゼンチン4-1韓国 : 初戦を勝利したチーム同士の対戦。韓国はアルゼンチンの攻撃力を警戒して、かなり低めのライン設定で対応。しかし、前半セットプレーから2失点。ロスタイムに相手のミスを付いて1点返すものの、後半攻めに出たところを浅いラインの裏を使われて更に2失点。”アジアの虎”韓国をあっさり粉砕したアルゼンチンの強さを見せ付けられる形となった。アルゼンチンのFWイグアインは今大会初のハットトリック。前回ドイツW杯ではハットトリックが無かったので2大会ぶりとなる。マラドーナ監督の娘婿であるFWアグエロも途中出場しアシストを記録した。だが、アルゼンチンはキャプテンのMFマスケラーノ、DFエインセ、グティエレスが警告を受け、グティエレスは今大会2枚目で次戦出場停止。少なからず第3戦にダメージを残した。それにしても、ラインを割ったボールをヒールパスしたマラドーナ監督の相変わらずの巧さは流石。それもスーツに革靴。あのシーンが一番スタジアムが盛り上がった様に見えたのは気のせいか。
D組 ドイツ0-1セルビア : 初戦を大勝したドイツと、本来の力が見えず惜敗したセルビアの対戦。予選の中でも注目していた一戦だったが、思わぬ落とし穴が待っていた。初戦と打って変わって、動きの良いセルビアが序盤主導権を握るも、序々にドイツペースになってきた前半37分、ドイツFWクローゼが2枚目のイエローカードを貰って退場。その直後、動揺を隠せないドイツに対してセルビアはサイド攻撃から先制点を奪う。その後、1人少ないドイツが驚異的な運動量で攻勢に出るが1点が奪えず敗戦。セルビアは今大会初勝利。内容的にはボールポゼッションもシュート数も、1人少ないドイツが勝っていたように試合を支配していただけに、ドイツは悔しい敗戦となった。イエローカードが両チーム合わせて9枚も出る乱戦となったが、自分は審判の基準に疑問を感じた。しかし、今回のドイツはなかなか良いチームだった。特に若いMFエジル、ミュラー、ケディラは噂どおり良い選手だった。CSKAモスクワで本田のチームメイトであるセルビアのMFクラシッチも持ち味のサイド突破が出ていた。これでD組は混戦の様相を呈してきた。最終戦まで目が離せないグループとなりそうだ。
Posted at 2010/06/19 08:14:56 | |
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サッカー | 日記
2010年06月17日
ワールドカップも6日目が終了し、出場全32チームが登場した。FIFAランキングが下のチームの健闘が光っているが、観戦した5、6日目の試合の感想を少しずつ。
F組 ニュージーランド1-1スロバキア : メンバーにアマチュア選手もいるニュージーランドがフィジカルとハードワークで対抗。ロスタイムの劇的な同点弾で、ワールドカップで初の勝ち点を獲得した。スロバキアは時折見せるコルチカパスにチェコスロバキアの香りを感じたが無念のドロー。でもヴァイスは面白い選手だった。
G組 コートジボワール0-0ポルトガル : 守備的に入って静かだった前半から一転、後半は激しい攻防に。お互い決定機があるもスコアレスドロー。C・ロナウドはほとんど見せ場を作れず、ドログバは骨折の影響か大人しいプレー。期待していた分ちょっと消化不良気味。
H組 ホンジュラス0-1チリ : チリが南米予選を2位で通過した実力を見せ付けた。小気味良いボール回し、前を向いたら仕掛ける姿勢、前線にどんどん人が沸いてくる攻撃。ホンジュラスも堅い守備で対抗するが、攻撃はほとんどさせてもらえず。チリのワールドカップでの勝利は何と48年ぶりということ。今後注目したいチームだ。
H組 スペイン0-1スイス : EURO08のチャンピオンがいよいよ登場。圧倒的なポゼッションでスイスをゴール前に釘付けにするが、スイスのディフェンスも堅くゴールが遠い。決定機にはヴォルフスグルグで長谷部のチームメイトであるGKベナーリオが再三攻守で防いでいく。後半スイスのカウンターから失点すると、攻めが単調になり追いつくことは出来ず。スイスは押し込まれる時間が多かったが、技術も高く好チームだった。ワールドカップ前のEUROチャンピオンは勝てないというジンクスが頭を過ぎる敗戦だった。
このH組は、第3戦でスペインVSチリのカードが組まれている。初戦を落としたスペインは決勝トーナメント進出を賭けた試合になりそうで、面白い試合が期待出来そうだ。
Posted at 2010/06/17 07:59:07 | |
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サッカー | 日記