以前にも書いたことがあると思うけど、もともとバイクからモータースポーツに興味を持ち始め、10代後半から20代前半頃まで、バイクの世界グランプリや8耐の観戦で鈴鹿には何度も行った。
金網越しに、「いつかは自分で走ってみたい!」と思ったものだ。
いったいどんな感じなんだろうと。
そんな思いが急遽、実現することになった!
我がガンメタ号、以前からブレーキの容量がキツいなと感じており、ようやくフロントブレーキの仕様を変更していた時、58氏から突然の連絡、「鈴鹿に行かない?」と!
もちろん行きたいが、連絡は走行会の約1週間前!
心(お金?)と車の準備が!
キャリパーを変更したばかりなんで、先週末にホームコースにてテスト。
いくつか問題が出たため、何とか前日までに対策を間に合わせてもらった。
そんなドタバタを経ていざ鈴鹿へ。
何度も鈴鹿に来ているけど、初めてモータースポーツゲートから入場!
うーん、感慨深い!
ついに自分で走る日がきたんだなぁと。
ピットに入ると、聞き覚えのあるカウントダウンの音やピットインの警告音!
鈴鹿サーキットだ(笑)!
着いてみると、改めて広い!デカイ!
ピットレーンだけで、ホームコースのストレート分ぐらいあるんじゃないの?
メインストレートはけっこうな下り坂。
ここを全開で下っていったら、相当なスピードが出る…
そこから1コーナー。
ビビってくる!
裏ストレートはもっと長い!
大丈夫か?(笑)
あれこれ考えていると、
ついにコースイン!
絶対にコースアウトだけはしないようにと肝に銘じる。
や、ヤバい!
何も分からん!
どこを通ったらいいんだ?
ブレーキはどこで?
アクセルはどこから?
適当に走ってるだけでもスピードは出る!
気を抜くと、たちまちアウト側に寄ってしまい、飛び出しそうになる。
こ、怖えぇ!(笑)
なるほど、コースアウトが多いわけだ。
レース観戦をしていたおかげでコースレイアウトだけは頭に入っているものの、実際に走ると大して役に立たない!
コーナーの大きさや曲がり具合、カント…
これらは体験、経験しないと分からない。
そして2本のストレート。
我が愛車で5速で全開!
スゲーところだコリャ!
初めこそビビったけど、これだけは比較的すぐに慣れたな。
おっかなびっくり走ってると、後ろからバンバンやってくる!
邪魔しないよう譲りながら走り方を探る。
けっこう必死(笑)!
数周するが何もつかめず、油温が上昇しているのとブレーキ、空気圧をチェックするためにピットイン。
一息つきたかったのが本音だったり!
ピットインし、58氏にタイムを聞くとなんと49秒とのこと!
ガックリ。
自分がどれくらいのタイムで走ってるのか全く分からないんで、もう少しタイムがいいのでは、なんて図々しいことを考えたけど、現実は厳しぃー!
とりあえずブレーキに問題がないことを確認し、空気圧をみようと思いふと時計をみると、わずか数周しただけですでに20分ぐらい経過している!
妙なところでコースの規模のデカさを実感。
空気圧チェックをやめ、あわててピットアウト。
1周でも多く経験しないと分からないから!
油温に関しては、ある程度まではすぐに上がるものの、そこで安定すると走行中に判明。
残り15分ぐらいになって、ようやくコース全体の雰囲気だけ分かってきた。
抜かれるだけでなく、こちらが抜くケースも出てきた!
慣れるに従い、少しずつ攻め所が分かり出す。
さあこれから!とメーターを見ると、ガスがあまり無い!
マジ?
満タンでスタートしたのに?
もう1周だけアタックしようか考えながらピットロードに入った時にチェッカー!
わずか14周。
ほとんど走りっぱなしなのに!
もっと走りたかった!
気になるタイムは…
41秒!
遅えぇ~
クソーっ!
まだイケる実感があったのに。
クリアが取れなかったとか、まるまる1周のアタックができてなかったとかの言い訳はあるけど…
走行前のブリーフィングで、鈴鹿が初めての人は僕を含めて3分の1から半分近くいた。
そんな中で、全体の半分以内には入ってたのでヨシとするか、なんて自分をなだめたり!
初の鈴鹿、前半こそおっかなかったが、後半から楽しくなり、そして終了後は悔しさがどんどん大きくなった…
Posted at 2012/05/18 00:12:47 | |
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