
憲法を勉強してると、重要判例に、日産自動車事件(最高裁昭56年3月24日)というのがあって
男子55歳、女子50歳を定年とする就業規則に基づき、
日産自動車を退職させられた女性が、不当な男女差別として出訴したの。
争点は端折って説明するけど、憲法11・14条辺りが引用されて
結論は、就業規則における、女子の若年定年制に合理的理由がない場合、
性別のみによる不合理な差別に当たり、民法90条により無効である。
という判決が出たの。
そこら辺から、通称「男女雇用機会均等法」が見直されて
今の強く、たくましい、きゃりあうーまん?共が台頭してきたわけね。
男女平等?
例えば、荷役作業をする現場で、男女がいた場合
男はアホだからってのと、エエカッコシーも手伝って、重い物を率先して持つと思うの。
それに対して「私にも重い物持たせろ!女だからって差別すんな!」
なんて発言は一切ないと思う、感謝されこそすれ。
映画館は水曜だっけ?レディースデーで1,000円で観れちゃう。
それに対して、昔ながらのPTA会長よろしく、うるさそうなおばちゃん達が
「女だからって情けかけてんのか?男と同一料金払わせろ!バカ!」
なんてシュプレヒコールを上げてる現場に出くわしたこともない。
果たして平等の本質とは何なのだろうか?
たしかに、昔の日本には男尊女卑という考えがあった。
極論だが、女は跡取りを作り出すだけの対象に見られてただろう。
そういう歴史を踏まえて、GHQに押しつけられたにせよ、戦後民主主義は
急速に進み、女性参政権を与え、家制度は廃止となった。
そして現在に至るわけなんだが、ここで少し視点を変えてみる。
この衰退し、疲弊し、長い底無しの出口が見えないトンネルに迷い込んだ日本はどうなってるんだ?
思うに前述した男女平等が要因の一つではないのだろうか?
理屈と結果を箇条書きにすると
・働く女性が増えた→男性の働き口がその分減った
・女性の晩婚化で高望みが増えた→女性の魅力が激減していく
・独身主義の女性も増えた→少子化に繋がった(高齢化に追い付かない)
こんな感じ。
というわけで、昔の日本に逆戻りさせよう。
少子化対策に、結婚せざるを得ない女性差別を促進する。
家督を認めなかったり、20歳以上で子を産んでなければ、
不産女(うまずめ)と呼び、石を投げつけられる。
社会進出を許さないけど、売春宿は公営化する。
風塵はこのようなマニフェストを持って、参院選を戦います!
風塵は日本を変えてみせます!皆様!投票宜しくお願いします!
風塵!風塵!政治を変える風塵に、清き一票を!
死にたくなってきた…
Posted at 2010/03/26 00:49:02 | |
トラックバック(0) | 日記