
「指原莉乃の良さが全く分からないんですけど?」
前の職場での話になるんだが、事務員(平成元年式)が、突然俺に話しかけてきた。
「いや、俺の推しメンはまゆゆだし。」
トカ言ってしまっては何だか寂しい気がしたので、少し話に付き合ってみた。
「何でアレが4位なんですか?サッパリ分からないですよ。」
続ける事務員(社長の愛人)を遮るように、ゆっくりと俺は口を開く
「あれはさ、クラスで5番目位の可愛さっていうのかな?
そういう絶妙な雰囲気が意外に人気しちゃったんじゃないかな?」
我ながら良くできた回答だと言った直後に感心してしまった。
すると事務員(ゆとり)は
「風塵さんの学校ってあんなのがクラスで5番目になれちゃうんですか?
レベルが相当低いクラスやったんちゃいます?」
カッチーンやろ?
「はぁ?オマエ如きにレベル云々言われる覚えも無ぇし、そもそも指原と
オマエを比較しても、月とスッポン?いやスッポンに失礼だわそりゃって話で、
オマエが誰かに似てるとしても、大体がブースカみてぇな顔してんじゃねぇかよ!」
って心の中で叫んだアノ日を、ふと思い出した。
久々の前置きはこの位にしといて、本題に入る。
先月だったかな?知人が退職祝いってのをやろうと言ってくれて、
ノコノコと電車に乗って京阪沿線の某市まで行ってきた。
鍋をツツイテ、お決まりの流れで飲み屋に行く。
かなりシャクレた姉ちゃんが隣に座って、どういった経緯かは覚えてないんだけど、
何故か火垂るの墓について激論を交わす。
シャクレ「あの映画観るといつも泣いてまうわぁ。」
俺「なんでなん?」
シャクレ「だって、せっちゃん可哀想やんかぁ。」
俺「どこらへんが?」
シャクレ「お腹ビチビチんなったり。」
俺「はぁ?」
シャクレ「最後、せっちゃん死んでまうねんでぇ。」
俺「じゃあ、俺の持論を述べさせてもらうけどな、そもそも清太が全部悪いんちゃうか?
しょうもない意地張らんと、親戚の家に置いといてもうたら、節子は死なずにすんだんちゃうん?」
シャクレ「ちゃうねん、清太さんのお父さんは海軍のお偉いさんやんか?
プライドとか色々あんねん、葛藤しとんねん、その結果やんか。」
俺「オノレの言うプライドってのは火事場泥棒やら野菜泥棒のことか?」
シャクレ「……。」
俺「そんなクソしょーもないプライドと妹の命とドッチが大事やねん?云々…。」
とコテンパンに論破したトドメに
「チェンジ!こいつチェンジ!このシャクレチェンジ!」
って叫んでやった。
ほんで、代わりに隣に座った娘が、すんげぇ若くて
「いくつ?」って聞いたら「18歳!」とか返してきて、
「父ちゃん母ちゃんいくつ?」って聞いたら、「ドッチも36歳!」とか言っちゃって
何だか凄く嫌悪感っていうか、罪悪感っていうか、なんつーか、
そんな娘のおっぱいをドサクサに紛れてさわったりしてた自分が情けなくなって、
焼酎を水割りからロックに、そして最後はストレートで飲み始めちゃって、
「飲まなきゃやってらんねーんだよ!」とか言い出しちゃって、
なんかもう色々大変だった。
いや、なんか本題じゃない内容だな?つーわけで直近の出来事を。
先月末に菊花賞を見に京都競馬場に行ってきたんだ。
発走直前にファンファーレが終わってから、俺の競馬仲間の暗黙のルールとして、
騎手の名前を叫ぶってのがあって、「タケー!」トカ「ヤスナリー!」トカ
いつもは言うんだけど、その時ばかりは何故か
「ジロー!」
って皆で叫んで、周りの人達から少し変な目で見られちゃったりして、
でも構わず、ジローコールを喉が枯れるまで叫んだ甲斐があって、
JIRO君が10万位の馬券獲っちゃって、ご馳走様って感じだったの。
で、こないだの日曜も京都競馬場に行ってきたんだ、マイルCS。
けど、なんか飲み過ぎちゃって、つーか道中の電車ですでに水筒に入れたお湯割りで酔っ払っちゃって、
着いた頃には地味に千鳥足だったりして。
で、JIRO君も酔っ払っちゃってて、なんかもうボロボロって感じで、
もう競馬の予想どころじゃなくなっちゃって、
まぁ俺だけは当たったんだけど、なんかそういったプチ破天荒な感じが
所謂幸せなんじゃないかって思った、なんとなくだけど。
Posted at 2012/11/19 23:13:57 | |
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