
「マジで大事にするんで譲ってくださいよ。」
俺の後輩、厳密に言うと後輩の弟が、去年くらいから俺にちょっかいをかけてくる。
なんでも俺の車に一目惚れらしい。
どーでもいーけど、一目惚れって素敵な響きだな、ヲイ。
Just One Lookかぁ、俺も一度言ってみたいもんだ。
まぁ、「飽きたら」トカ「次に欲しいのが見つかったら」トカ
ノラリクラリと相手してきたんだけど、
今年に入って、引っ越しをし、それに伴って、
職場までの通勤はもっぱら原チャリとなった今、
正直、殆ど車に乗ってなかったりする。
ちなみに直近に乗ったのを思い出したら、ちょうど1週間前にJIRO君と
ゴハンを食べに行って以来、運転をしていない。
なんつーか、勿体無くね?
殆ど飾り物と化して、仮に乗るとしても、近所に買い物程度だったら、
ぶっちゃけ軽自動車で十分じゃなかろうか?
うーん…。
売るか?
売っちまうか?
つーわけでピポパピポって感じで電話してみる。
「あー、○○?突然だけど、俺の車いる?」
「待ってました!」
「ほな、そんな感じで。」
売る約束しちゃった………。
んー、色々あったなぁ、ティアナに乗って。
最初は落ち着こうって思った買ったんだよな、たしか。
でも、色々行き詰ってたんだよ、あの頃。
ほんで、某掲示板を知っちゃったんだよな、ネットサーフィンしまくって。
まぁ、でも友達も沢山できた。
ヨシとしようじゃないか、これで。
よし、一足早い卒業式をやってみよう。
別れの言葉
ぼくらの星をまわしているのは時間のエネルギー。
春、夏、秋、冬、ぬりかえるのは時間の芸術。
出会ってそして別れが来るのは時間のいたずら。
今、同じ時の中で。今、この場所で。
今、生きているんだ。
君も、ぼくも。
あなたも、私も。
今、生きているんだ。
2012年、春。
ぼくは、ティアナという車を巣立ちます。
思えば、この3年半の間、いろいろなことがありました。
一年生。
初めてのClub Teana、大きかったランドセル。
緊張しドキドキしていた私たちを六年生のお兄さん、お姉さんがやさしく包んでくれ、安心して学校に来ました。
二年生。
一年生が入学してきて、少しお兄さん、お姉さん気分になりました。
そして、初めての女神湖での全国オフ。
生まれてこのかた、緊張をした記憶がない私でも。
流石に、、、、
否、やっぱり緊張ってものを味わえませんでした……。
三年生。
初めてのクラスがえ、友達は降りてしまったけれど、新しい友達ができました。
なんと言っても楽しみにしていた、「ふうちゃん祭」
自分で計画し、目的地である大黒埠頭に向かいました。
一生忘れられない思い出です。
また、嬉しいとき、悲しいとき、一緒にいてくれた友達との交流もなにものにも代えがたい宝です。
私たちが今日、この日を迎えられたのも、周りの方々の支えがあったからです。
MAVIC師匠をはじめ、諸先生方、どんなときでも優しく、時には厳しく導いて下さり、ありがとうございました。
お父さん・お母さん、温かく見守り、育んで下さってありがとうございました。
(全員)ありがとうございました。
在校生のみなさん、風塵を送る会でのみなさんの様子を見て私たちは安心して卒業していけます。
Club Teanaの伝統と私たちがやりきれなかったことをみなさんに託します。
Club Teanaのリーダーとしてがんばって下さい。
(全員)がんばって下さい。
歌「仰げば尊し」
最後にお師匠さん、在校生のみなさん。
いつまでもお元気でご活躍下さい。
わが母校Club Teana。
(女子)さようなら。
(男子)さようなら。
(全員)さようなら。
泣ける。
マジ泣ける。
と、ここで携帯が鳴る。
ピロロロロ、ピロロロロ(着信音1)
「あ、すんません、○○です。」
「おう、どうしたぁ?」
「えっと、大変言いにくいんですが、オートローンの審査に落ちたんで、ティアナ買えなくなりました!スンマセン!」
「オッケー!」
(実話)
Posted at 2012/02/18 01:37:02 | |
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