
十和田市内のホテルで目覚め、いよいよ三沢基地周辺の「戦闘機撮影ポイント」を探します。
一番確実なのは空港の展望デッキ。
ただ、ここは離発着姿メインなので絵的に面白みがないので戦闘機が捻った迫力のある写真を撮れそうな場所を探して回ります。
このやり方は撮り鉄の事前ロケハンと同じですね。このロケハンが撮影の成否のカギを握ると思っています。
風向きでの離陸の方向にもよるので、現在地の風向きがリアルタイムで判るアプリを参考に一番可能性の高い基地東側の海沿いから。
できれば車を停められてすぐ近くで撮影できることが望ましい。
数カ所巡ってみたがどうもいまいち。ナビの地図と現地の状況を加味しつつ周辺をグルグル。
風向きが変わり飛び立つ方向が逆向きに変わる「ランウエイチェンジ」した場合のスポットも・・・・
しかし基地西側は土地が低くなって周りが森のため視界が極端に狭い。車も停めにくい雰囲気で却下。
すると基地の東側方面半分か・・・・・・三沢基地周辺は撮影ポイントが少なさそうです。
できるだけ近くを飛んでくれそうな位置を3つほど決めて撮影に挑みます。
しかし航空祭用事前訓練の無い日に見ていると航空祭用の事前訓練飛行が無い時は戦闘機は午前中3~4回ほど、午後数回飛び立って海の方へ向かいそのまま洋上訓練していると思われ、飛び立つ瞬間と着陸前にぐるっと一周する姿くらいしか撮影できません。
あとは航空無線の交信もまばらでまったりとした時間ばかりが過ぎていきます。
航空祭前に毎日事前訓練するわけではないので、本当は帰る途中で立ち寄ろうとしていた観光スポットへ合間の一日出張することにしました。
国の天然記念物の鍾乳洞「龍泉洞」。(岩手県)
鍾乳洞の中にある地底湖などがライトアップされて綺麗に見える観光スポットです。
岩手県のガイドブックには必ず載っている場所でハイドラの観光スポットCPでもあります。
入場料1100円の券を買って入ります。
鍾乳洞内を徒歩でグルっと一周するのに約3~40分とのこと。
神秘的な光景です♪
当然中は気温が低く、この時期でも10℃前後だそうです。
でも途中には274段の急な階段もあり、運動不足なオジサンは息を切らし休み休み歩きます。(泣)
入口の係員の方に尋ねると台風直後は水が濁っていたので、綺麗に見られてラッキーだったとのこと♪
中は涼しいのに汗だく、暑い表へ出てさらに汗まみれ。(爆)
いやあ、良いものを見させていただきました♬
もう一つ行きたかった場所があります。
少し南下した宮古市にある「浄土ヶ浜」♪
海岸の景色が「まるで極楽浄土のよう」という景観から名付けられたそうで、ここの景色と星空が特に綺麗だとか。
本来は空気の澄んだ冬の夜空で星を撮影することが多いのですが・・・・
三沢基地の事前訓練も無く晴れのこの日、アプリで現地の星空予報もまずまずであったため三沢基地から結構な距離がありましたがとんぼ返りすることにしたのです。
この時期は海岸まで一般車の通行が不可能なため、駐車場へ停めてしばらく歩きます。
見事な景観ですなあ♪水も綺麗で透き通っています。
次第に日も傾いてきて・・・・・・・(こちらは東向きなので夕陽は見えませんが(泣))
他の観光客もいなくなり・・・・・・・・
土産物屋の従業員さんたちも帰宅・・・・・・・・
辺りは真っ暗になってそろそろ星が♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無い!!!!
現在時刻19時前。
まだ早いのか?
待ちます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出ない!!!!
明るめの星が2つ3つ。((+_+))
もしかしたら深夜まで待てばもう少し出てくれたのかもしれませんが、明日は基地で事前訓練の日。
ここからホテルへ帰る時間を考えるとそれほど待てません。
最後に星の無い浄土ヶ浜の写真を♪(笑)(カメラの設定で明るく写っていますが、真っ暗闇です(爆))
本当はここに満点の星が来るはずでした。(泣)
冬場にリベンジするか!(爆)
外灯の無い海沿いの道と真っ暗な幽霊でも出そうな怖い山道を懐中電灯の灯りだけで駐車場へ戻ります。
ここまで南下したのに空振りで十和田市内へ戻ります。(でも龍泉洞や浄土ヶ浜の綺麗な景色が見られただけでもOK♪)
東北観光放浪ブログは以上で終わります。
翌日以降も基地周辺の撮影メインで最終日の先週金曜日は訓練が終わった16時ごろ出発。
途中の高速道で食事と仮眠をしながら10時間ほどかけて無事に帰宅した次第です。(本当は帰途でもう一泊したかった(爆))
だらだらとした放浪日記にお付き合いくださりありがとうございました。
Posted at 2024/09/13 05:13:20 | |
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