
どこからともなく休日の暖かい日にはバイクがわいてくる。
いいよね~ 春と秋が一番バイクにはイイ季節です。
夏は地獄だよ。 風を受けて爽快に見えるのは「見える」だけ。
本人ヘルメットで蒸し暑い上に停車すればエンジンからの熱気がムンムン。
暑いったりゃも~最高潮!!
ちょっと思い立ったんで今までに乗っていたバイクとその思い出を書き出してみる。
当時の写真でもあればよいのだが、あいにく写真はマトモなのが残ってない。
記念すべき公道デビュー第1号はこれ(16歳)
HONDA JAZZ
空冷4サイクルSOHC50cc単気筒で燃費は良かったが何しろ非力。
最高時速は60km/h
え?リミッター切ればだって??
んなもん最初からついてねぇしw時速60km/hが性能限界値。
その馬力4.2ps^^; 42psじゃないよ
「4.2ps」
んな非力なバイクですが初の原動機付きな乗り物にすんげぇドキドキしたこと!
一気に広がる行動範囲と流れる景色を今でも鮮明に覚えていますね~
軽井沢までツーリング行ったのだが、峠の登りは40km/h出ない><
第2号はこれ(17歳)
HONDA NS50F
水冷2サイクル50cc 単気筒 馬力も原付でmaxな7.2ps
構造が単純な2サイクルエンジンだったので雑誌や解説書片手に夜な夜な
エンジンばらしたりポート加工や圧縮比の変更やってみたりと勉強になった一台。
峠やなんかで遊んでましたね~
最高速度は驚きの125km/h!(手を加えてです)
正直怖いですwこの車格で100km/h越えはいかんね。
3号機(17歳)
YAMAHA RZ50 新しい型を某木村氏が乗ってたねw
ボロボロな廃車を貰ってレストアしましたよ^^
全てばらして綺麗に掃除。ダメな部品は純正を取り寄せて。
もちろんエンジンもオーバーホール。
フレームやパーツを塗りなおし組み上げて走ったときは楽しかったぁ!!
このバイク、ある日悪友がおれをパチンコへと誘いまして
バイト代握り締めて人生初のパチンコに挑戦したわけです。
結果は・・・・・ねぇ まぁ
午前中でバイト代終了という。。。ビギナーズラックとも無縁でした
仕方なく帰ろうと 駐輪場に行ったらバイク無い
「あれ?違う場所だっけ?」
なんて思ったが、やっぱり無い。
ありゃりゃ・・・・盗まれたんだなぁ・・・・・
と思った次の瞬間
笑いがこみあげてきて なぜか大笑い 笑いしか出ないんだよ
その後、被害届けを出すもバイク戻らず。
「バイクレストア終了後3日目」
の出来事ということもあって強烈なショック!!
以降、俺の中でギャンブルは強烈なトラウマになってます。
(話の悪友は今の俺の車BNR32の元オーナーであり行きつけのショップオーナー)
んで、ここいらで原付に物足りなさを感じたり
素晴らしい(悪い)先輩方の影響もありまして、中型に乗りたくなるわけです。
一度は在学中に禁止されていた二輪免許を取得するため秘密裏に免許取得計画を練る。
アルバイトで貯めた資金と修学旅行に持たされたお金を使ってしまおうとw
もちろん修学旅行には行かねばイケマセンが、行く先々でバスから降りない。
降りてもお土産や食事の類は一切無視!
ひじょ~につまらない修学旅行も免許の為だと割り切ってお金を余らせいざ申し込みにw
入所手続きといくらかのお金を払って、さあ!!これから!!って時にですね
十数万円入ったお財布が無い!帰宅して玄関に置いた財布が無い!
あるのは 犬の足跡だけ。
「ああ^^ チビ助(飼い犬)が持って行ったか」
「犬に小判なんて聞いた事ねぇし・・・教習所どうすんのさ」
家の敷地を探し回って掘り起こしてみること三日。
ついに財布発見ならず・・・
んなわけで、中型免許は規則通り卒業を待つことになったのですわ。
(同時に普通自動車免許も取得するも車には興味無し)
中型第1号はこれ(18歳)
HONDA CBR400FⅡ(写真はⅠ型ね)
当時先輩や仲間が乗ってたのですよ。特に今で言うところの珍走な方に絶大なる人気!
程度の良い中古を探すのが大変だったなぁ~。
空冷4サイクル400ccDOHC4気筒
可変バルブ機構「REV」が採用されたエンジンは「58ps!」
車と比較しちゃぁたいした数字じゃないですが、バイクは極端に軽いですからね。
*REVとは*
ホンダが開発した回転数応答型バルブ休止機構
低回転域では1気筒2バルブ動作で高いトルクと扱いやすさ。
7500rpmを境に1気筒あたり4バルブに切り替わり高回転域の効率がアップ。
ちなみに、コーナーリング途中で切り替わると怖いっすwww
んで中型2号というかこれも所有してた(19歳)
HONDA MVX250F
知り合いから譲り受けたもので2サイクル3気筒エンジンってのが面白そうで乗った。
でもたいして楽しくなかったし、デザインも微妙だったのですぐ飽きて誰かにあげちまったw
やっぱホンダの2サイクルスポーツはNSRからだな。
3号機(20歳)
YAMAHA XJR400R
空冷400cc DOHC4気筒 53ps(この頃からメーカー自主規制で馬力が下がった)
空冷エンジンが好きだったのです。はい
当時空冷エンジンのネイキットスタイルロードスポーツはこれくらいしかなかった。
(スズキのバンディッドがあったけど)
ホンダさんはCB400SFを発売してたけど水冷エンジンの味気ない音、それに
異様とも思える乗りやすさ(教習車にも採用された)がツマランということでこれにした。
この頃から夏に北海道ツーリング行くようになったんだよね。
バイクで走る北海道はマジ最高なのでバイク乗りは絶対行くべき!!
宿とかとっちゃダメだよ!キャンプまたは野宿!これ以外認めないw
ここらで転機。四輪に目覚める
知り合いと峠にドリフトなんぞを見に行って「なにこれ?変な人たち」なんて思っていたのだが
そのころちょうどFD3Sのデザイン(←ここ重要)あくまでも「見た目だけ」が気になってた。
当時勤めていた職場が異様な激務で毎月140時間以上の残業に休日出勤
毎月の給料がボーナスを越えるという異常事態だったので
思いつきと勢いでFD3S購入との暴挙に出る
頭金いぱ~い払えたからローンも僅かだった余裕の独身時代。
今思えば贅沢な暮らしをしていたもんだ。
(しかし激務で身長168なのに体重48kg)
車に乗る機会が増えて二輪からは遠ざかる日々の中
ちょっと興味があったオフロードバイクを購入と同時にXJR400Rは売却~
4号機
Kawasaki KDX250
これでしばらく利根川河川敷であそんでましたね~
泥だらけになって、レースも出て惨敗してみたりww
ただね、すんげぇ車高が高くて足が地につかねぇ。
交差点なんか縁石が無いところじゃ停まれない><
立ちゴケ必至でみっともねぇったら。
楽しかったのだが、ある日キックでエンジン掛けようとしたら足が滑ってステップに当たった。
「いってぇええーー!」と思って靴下ぬいで見たら
くるぶしの骨が見え見え。
骨は赤茶色なんだなとこの時思った。
お医者でチクチク縫ってもらってからは怖くてエンジンかけれなくなった。
まぁ、これから先は車でしたね~ 峠やサーキットで走りまくりの毎日。
それが今に続いてるわけです。
でも一度だけバイクに復帰したんですよ^^
29の時ですね。
仕事先の営業の方がバイクや車が好きで
「なあ!けんちゃん(本名ね)バイクで北海道行こうや!」
「ただ行くだけじゃつまんねぇから原付改造して行くべ!」
というわけで5号機となったわけです。
(これはドナドナされる最後の写真)
HONDA JAZZ そうです 記念すべき1号機に戻ったのです!
ただし、北海道一周仕様ということでかなりスペックアップさせてます。
マニアックな内容なのでバイクに詳しい方でないと意味不明でしょうが
エンジンはタイホンダ製ソニック125の水冷125cc(14ps)に換装
マフラーはステンパイプを曲げながら試行錯誤で自作!
ドリブンスプロケットは特注で用意。
エンジンの水冷化に伴ってラジエタータンクやラジエター本体をワンオフ加工取り付け。
パワーの増大に対処する為にフレーム各部分補強
フロントまわりはNS-1をごっそり移植
もちろん電装は12V化
四輪用の温度や圧力、回転数などの計器を流用。
スピードも非接触センサー方式のデジタルメーターを取り付け。
燃料タンクはマグナ50用を流用して大容量化。
どーだ!すげーだろ!!これを一年かけて全部自作した^^
「最初から125のバイク買えば早いじゃん!」などと言われても仕方ないが
実際、北海道出発の朝まで作業しててテスト走行無しのまま北海道へ
内心ビビリながらも一度のパンクはあったものの3000KM無事完走!!
いやぁ。たのしかったなぁ
今の季節になると毎回思い出します。