
最近天気が悪いので散歩できてませんでした。久々に散歩しました。

道路脇に駐車場があり、そこから案内板を見ながら登り始めます。

坂ノ下にあるオブジェです

遠野物語に出てくる童話の一部が刻まれてありました。

鳥居の左下には、「これより360m先」とあり標高差にして100m程あります、右側には「熊が住んでいるので注意」と書かれてあります。
音の出るものを持って入って下さいとか書いてあって、ちょっとためらうが、やっぱり入る。
結局、熊には会わなかったけどね。

この鳥居をくぐり直線コースの登り坂を過ぎると、本格的な山道になりました、

沿道にある文様のある石

巨大で直角の祭壇石

喘ぎながら、上ると弁慶の昼寝場と書かれた石碑があり、ちょっとした広場になっています。何故こんな名が付いたかは不明ですが、弁慶がどこで寝たのでしょうか。
この大きな石が枕になるのかなあと、民話の内容に想いを巡らせて眺めてみました。
広場を過ぎ、

弁慶が昼寝場した所の上、木立の中に大きな岩が立っています。石碑があり、その名は「泣き石」となっています。

昔弁慶がこの仕事をする為に、弁慶がそばの石に笠石をのせたら、位の高い石なのに大石の下になるとは残念と嘆いたので、いまの石の上におきかえたという。
「遠野物語拾遺」第11話から。
泣き石の裏側。泣く目の様な溝がある。

「泣石」と名付けられた巨石を過ぎると、
巨大な石が横たわっているのが見えてきます。

息を切らしてやっとたどり着いたのは、続石の石碑のある場所でした。この場所から撮影した時は、凄く不安定だがどうやって乗せたのだろう・・、落ちてこないのかなあと思いつつも、初めて見る異様な状態に夢中になり撮影していました。

じっくり岩肌の模様をみていたら、エイリアンの顔?。逆三角形の頭、目のように見える巨岩の窪み、そして鼻があるようにも・・・
巨石の北側に小さな祠がありました。この画像は祠の方から見た様子です。巨大な笠石(幅7m、奥行5m、厚さ2mほど)が二個の土台石の上にでーんと乗っているように見えています。
続石の真下では磁石が効かなくなるとのことです。

角度を変えて撮影すると、驚くべき事に気がつきます。何と二個の石に乗っているのではなく、右側の上にちょこんと、しかも重心が右寄りになっているのでしょうか、左端と下にある岩石の間に隙間があります。

もっと続石の周辺を探りたかったのですが、奇妙な事に気がつき慌てて山から下りました。上にいる間、変な音がしていました。風がかなり強かったので、杉の木がこすれる音かなあと気にしていなかったのですが、どうやら動物の鳴き声のように聞こえてきます。
巨石があちこちにあり、岩の隙間や穴が見えています。その鳴き声が、岩の方から聞こえてくるのに気がつきぎょっとしました。「熊に注意」の立て札です。幼獣が鳴く「みゃお・・」なのです。カモシカ、クマ・・・だとすると、周囲には私を見ている親が必ず居るはず。そう思ったら急に怖くなり下山しました。
遠野の観光スポットはすぐ山に入るんで、クマが心配です、マジに熊避けのスズ、買おうかな。
Posted at 2011/06/03 18:26:23 | |
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遠野散歩 | 日記