体もようやく落ち着いてきたので、ちゃんとしたレースレポートを書きます。
まずレポートの前に、
ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございました。
病院での診察結果では、脳にも骨にも異常はありませんでした。
まだ首と肩は痛みますが、痛みは治まってくると思います。
では、レポートです。
今回のレポートは自分の気持ちの部分を多めに書くので、かなり長文になります。
お時間ある時に読んでもらえれば幸いです。
【予選】
結果は7位。
色々と失敗してしまいました(笑)
序盤は8号車と43号車についてに付いていこうと思っても離されてしまい、中盤は1人旅に・・・
まだまだタイムも出ていなかったので、スローダウンして後方からのクルマを待つことにしました。
ただ、待てど待てど来ない・・・
マ ズ イ !!
と思いピットに入り他のクルマが来るタイミングを見計らって出る作戦に切り替えました。
1号車・18号車・24号車が来たタイミングでピットアウト。
Bコーナーからアタックを開始しだして、最後のアタック周が予選タイム。
結果は2'11'932で終了。
ただ、トップ勢の予選アタックを後ろから見て、自分のダメなところがはっきりしました。
今後、この車載ビデオは役に立つかな(笑)
【決勝】
ずっと晴れていたのに、出走前点検の10分前になって雨が降り出してきた!
でも路面が濡れる程の雨じゃないし、他もドライで行くのはわかっていたからタイヤの変更は無し。
(そもそも雨用タイヤを組み込んでなかったし・・・(笑))
やっぱりスタート前は緊張するけど、この緊張感がたまらなく好き。
この緊張感は日常の生活では味わえない、何とも言えない緊張感!
どことなく、学生の時に所属していた水泳部の競泳会に似ている。
緊張はしているけど、頭の中は結構クリア。
色々と考えながらフォーメーションでタイヤに熱とブレーキに熱を入れます。
グリッドについて、いざスタート!
スタートは良くもなく、悪くもなく。
後ろの51号車のスタートが良くてインから来たのでインをしめたが、思ったよりも51号車のスピードが速くインをいかれてしまった。
でも、前の3号車もイン側にいてアウトが開いたので、アウトから行けばAコーナーでなんとかなる!
と思い1コーナーに差し掛かったが瞬間、アウト側で86が回っているのが見えた。さらに、アウト側にいた他の86が避けるために寄ってきた!さらには前方で他の86がフラフラとしていて右にも左にも前にも行き場が無くなる!!!
ギリギリのところで左に避けられたが、クルマ半分外に出てしまい、さらには焦って2速→5速のシフトミス(笑)
前にはおいて行かれ、後ろの123号車にも抜かれてしまった・・・
さらに、Bコーナーではターンインが86と同じタイミングになってしまい、前が詰まってしまった。
これは自分のミスで、86の後ろにつかずに123号車の後ろについて素直にパスすべきだった。
これで少し遅れてしまう。
でも、まだレースは始まったばかり。
まだまだ行けると思い冷静になる。
それからはスリップとバンパープッシュを使って、前のグループとの差が徐々に縮まってきた。
しかも、4台でバトルしている様子なので、プッシュすれば追いつける!
もう1度冷静になってプッシュし始める。
そして6周目のBコーナー。
後ろの3号車と少し差が開いたので、レコードラインでターンインし始めたら・・・
ガ ン ッ !
という衝撃と共に窓ガラスが木端微塵に・・・
右側を見ると86が・・・
その瞬間にレース続行は無理だと判断して、Bコーナーの一番深いエスケープの切れ目にクルマを移動させて降りました。
降りる時も、右ドアが完全に開かなくなっていて、上側から降りました・・・
結局、決勝はこれでリタイヤです。
レースを初めて3シーズン目で初のリタイヤです。
クルマを降りてヘルメットを脱ぐと、頭が痛い。腕と脚も痛い。
そのままメディカルセンターへ直行でした。
この時にぶつけた86のドライバーが謝りに来たが、かなり頭に来ていたので目も合わさずにほとんど無視しました。
レースが終わってピットに戻ると皆心配そうにしている。
平気な顔をしようと思ったけど、怒りが先に来てできませんでした。
サポートのみなさん、本当にすみませんでした。
しばらくするとクルマが戻ってきたけど、ぶつかった部分を見て驚愕。
クルマがくの字になっていました。正直、この時はがっかりよりも恐怖を感じました・・・
完全にサイドバーのおかげで助かってます。
もしもサイドバーが無かったら・・・
おそらく、バケットも割れて体が完全に挟まれていたと思います。
即刻、救急車で運ばれていたでしょうね。
あとからクルマの内側を見ると、サイドバーが押されたドアに食い込んでいました。
これだけの怪我で済んだのが幸運だと思います。
片づけをしていると、ぶつけた86のドライバーとシフト代表の竹内さんが謝りに来ました。
この時はまだ頭に来ていたので、ほとんど話しもしませんでした。
レース中のことなのでぶつけるのもしょうがないし、最悪全損だってありえる。
自分だってぶつけたことはあるし、今回以外にもぶつけられたこともある。
ぶつけた時はかなり反省もした。
ぶつけられた時も怒りはなかった。
でも今回は少し状況が違うと思う。
前の86とは差が付きすぎていて取り戻せないくらいの差があったのにも関わらず、300Rでインから追い抜きをかけた挙句、ロードスターと同じポイントでBコーナーのブレーキングを始めたのだ。
ロードスターよりも車速が速くて車重が重いので、同じポイントでブレーキングをして曲がれるわけが無い。
(後からN1ロードスターの3号車ドライバーに確認したら、想像していた状況とまったく同じだった。)
自動車のレースに出ているのに、それがわからずにぶつけられたので頭にきていました。
でも後からよく考えてみると、86レンタカーでのレース参加基準って86で3時間FSWを走っただけでレースに出られる。
この基準がそもそもおかしいのじゃないのか?
3時間といったら、スポーツ走行枠30分を6本走るだけ。N1、N0ロードスターのドライバーで練習が多い人だと1ヶ月の練習量と同じくらい。
しかも自分のクルマじゃなくてレンタカー。素人が初めてのクルマを3時間乗ったくらいでは、クルマの特性なんかわからないはずなのに・・・
自分の中での自動車レースへの考え方があって、上手・下手は関係なく、自分が操れる限界値がわかっていて、自分のクルマの特性もわかっていて、相手の技量もわかっているから成立するものだと考えています。
同じN1・N0で走っている人がどんな動きをするのか、どこまでクルマをよせても大丈夫なのか、そこがわかっているから接近戦ができるのだと思います。
それがわからなければ、今のFSWのスポーツ走行枠と同じ危険な状況になって、レースが成立しないんじゃないかと思います。
色々と書きましたが、今回の件では少なからず頭にきているし、自分だけじゃなくて他のN1ロードスターでレースに出ている皆には絶対に自分と同じ目に合ってほしくないので、書かせてもらいました。
メンテナンスでお世話になっているアイザワと、シフト代表の竹内さんは関係が深いみたいなので、今後の86レンタカーレースについて話してみたいと思います。
レースに出る人が増えるのは嬉しいことだし、レンタカーでレースは反対ではないです。
でも、今回みたく前日練習・予選・決勝でクラッシュが相次ぐような状況はおかしいと思うので、お互いが安全に楽しくレースができるように進められれば良いなと願っています。
最後に自分のクルマについてですが、近いうちにアイザワへ持っていってクルマをチェックします。
クルマはかなり重傷だと思いますが、直せるようなら直すし、もしも直らないようなら箱替えを検討します。
自分のクルマにすごく愛着があるし、このクルマで一緒に戦っていきたいのです。
昨日のぶつけられた帰りは、もしも廃車ならこれでレースは終わりなのかな・・・
とか考えて、かなり落ち込んでいました。
もし作るとしたら、気力・体力・財力がそろわないとできませんから。
でも色々な方から、
「箱替えするなら手伝うから!」とか「続けてください!」とか「素敵なカラーリングでお気に入りです!」とか「辞めないで下さい!」とか本当に暖かい言葉を頂いて嬉しいです。
それに、何より、自分の大好きなレースをクラッシュをきっかけに終わらせてしまうなんて、絶対に一生後悔します。
なので、時間はかかると思いますが、
絶対に復活します!
その時はまた、応援お願いします。
最後に、長文でも関わらず最後まで読んでいただいてありがとうございます。
また、サポート頂いたり写真を撮って頂いたみなさん、本当にありがとうございました。