
19日、今回で第9回目を迎えた『伊香保クラシックカーラリーミーティング』主催:伊香保人形と自動車博物館(群馬県)に参加して来ました。
今回は、榛名湖観光協会の共催も有り集合場所が榛名湖畔に成りました。
この榛名湖には、大変思い出深い場所のひとつです。80年全日本ラリー選手権に参戦した時に、筑波サーキットでSS1(スペシャルステージのタイム競技)SS2が筑波ジムカーナー場でジムカーを行い、筑波サーキットから榛名湖畔に移動して榛名湖畔でSS3ダートトライアルを行いました。
その夜8時に、群馬、長野を舞台に250㎞のラリーステージを行い、日曜日の朝に榛名湖畔にゴールして表彰式も行った所で榛名湖を見ると30年前の事を思い出します。
このラリーミーティングに参加出来る車両は、1985年までに生産された国産・外国車です。(仮ナンバーでの参加はできません)
今大会で最も古い車両は、1928年ブガッティT43でした。
国産では、1964年(東京オリンピックの年)のプリンスグロリアスーパー6で、ラリー参加車両が155台でした。
展示車両は、私の初代カローラレビンTE27(1972年)を含め10台でした。
集合場所に到着したのが8時で、すでに100台位来て居ました。
ドライバーズミーティングが始まる10時の間に、我々がラリーに参加するトヨタパブリカ(1971年)に沢山の人達が見に来て来れて、説明や思い出話しを聞いたり話しをしたりで『何シテル?』も書けませんでした。
私の生まれた年ですよ!とか、お母さんが乗って居ましたよ!等の方々の話しも聞きました。
去年の大会で知り合った方々とも話しをして居るうちにドライバーズミーティングの時間に成りました。
ラリーのスタートが、今回はゼッケン順番じゃなかったので、気持ちが落ち着いてから並びました。
やっぱりスタート前は、ドキドキしましたね!
このラリーの勝負箇所は、3箇所有ります。スタートから1CP(チェックポイント)までの40mを8秒で走る事、2つ目が1CPから2CP間30mを7秒で走る事、3つ目がラリーコースのコマ地図区間で指示速度48.6㎞/hで走る事でスピードガンで計測されます。
その計測場所は非公開で、おおよその場所は、コマ地図に距離が書いて有りましたがチェックポイントの場所が分からないので、常に指示速度をキープする必要が有ります。
我々の結果ですが1CPは、アクセルとスピードの乗りが合わず完全に1秒遅れでアウト(涙)
2CPは、完全にコントロール出来て、この区間の10位以内のタイム差が100分の1秒内の差で我々は、ここで6位に成り区間賞の盾をゲットしました(^-^)
指示速度の所は、『まさかコーナー中にチェックポイントは、無いだろう!』とナビゲーターと話しをして居ました。
本当のラリーでは、100mごとに遅れ進みをナビゲーターが指示してくれるので、どこにチェックポイントが出て来ても調整出来るのですが、甥っ子にアナログの計算機の使い方を教えてないので、GPSの速度計を頼りに走りました。
チェックポイントが何と!予想外に緩い下り坂のコーナーに有りました!
1台の車が路肩に停まっているのを発見!オフィシャルと判断して通過した時の車速は48㎞/hで減点0でした!(^-^)
反省!やはり1CPのタイムコントロールの失敗でしたね(涙)
ここを減点0でしたら表彰台ゲット出来たでしょう。
約60㎞のラリー区間では、旧車ファンや観光客の人達が手を振ってくれたり写真を撮影してくれたりで嬉しかったですねー(^-^)
同じ区間で2位に成ったフェラーリの知り合いの人に計算方法を聞きに行ったんでが、ナビゲーター奥様のストップウォッチでした!今回ストップウォッチを持って行くのを忘れてしまい、私がラリー時計で確認して甥っ子の腕時計のストップウォッチで戦いましたが、甥っ子の指示も良かったので区間賞を取れて良かったと思って居ます。
表彰式が終わっても車談義が続き、撮影させて下さいと言って来る方々も居ましたので、会場を出たのが最後に成ってしまいました。
イニシャルDの舞台の道路を2往復して、帰りの関越道での渋滞で1日で480㎞走って疲れましたが楽しい1日でした。
来年は、第10回大会ですし仲間達にも会いたいので、きっと来年も行くでしょう。

Posted at 2010/09/21 11:38:00 | |
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