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ナカピンのブログ一覧

2011年12月08日 イイね!

十二月八日

今更ですが、ガラスコーティングってすごいですね。
コーティングしてから今まではずっとコーティング車用のシャンプーを使ってましたが、昨日は水洗いだけやりました。
でも水洗いだけでもこんなにピッカピカになるとは・・・。

と感動して翌日の今日。
寝起きに「あ、外暗い・・・」と思い窓から外を見ると案の定。
今日雨降ったのはきっと昨日洗車したせいですみなさんすみませんっ(@д@;;)アワアワ

さて、今日は十二月八日ですね。
何の日かわからない人は以下を読みましょう。
戦後の教育で近代史アレルギーになってしまってる人はスルーしましょう。
刺激が強いです。目に悪いです。身体に毒です。黙ってスルーしましょう。
何の日か知ってる人はスルーしてもらってかまいませんが、是非皆さんの意見も聞かせてください。





さて本題です。
今日は開戦記念日です。
真珠湾攻撃とマレー半島進攻の日です。
簡単に言うと70年前に太平洋戦争(大東亜戦争)が始まった日です。
この日からたった数年で、日本は日本として生きることのできるギリギリのラインまで傷を負うことになりました。
防衛戦争だ、侵略戦争だ、と賛否両論議論紛糾してますが、正当性如何はとりあえず横においておきます。

明治の黒船ショック以降、昭和に至るまで、日本人は欧米による植民地化の波に飲み込まれないように必死に生きてきました。
国民の多くが、列強と肩を並べるという目標に向かっていました。
その為に、国民が命を投げうった三度の戦争がありました。
戦争の是非は別としても、家族を守るため、郷里を守るため、ひいては国を守るためと信じあるいは自らに言い聞かせ、外地に散った若い命がありました。

今はどうでしょう?
国民どころか政府すらも、国土国益国民の保全という国としての基本すら忘れてしまっているような気がします。
近年は国を越えた活動が一般的になり、国というものが薄れてしまっているのも事実です。
しかし、どの国の人間だって、自分の国に誇りを抱いています。
それは、子どもの頃から、国の成り立ちについてきちんと教えられているからです。
日本では誇りとか愛国心とか言うと、それだけで右翼だ帝国主義だと批判されます。(最近は大分変ってきましたが)
戦争について勉強してるというだけで、危ない思想を持っていると思われることも未だにあります。
太平洋戦争でアジア各国に侵略しとても悪いことをしました、という悪い面だけ教えて、何故そういう行為に至ったかを教えない教育によって、日本近代史(特に軍事学)は悪という風潮になってしまっているのが原因です。
これは、戦争中に平和を説くと一律非国民とされた当時と何も変っていません。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶという言葉がありますが、極論すれば日本人は愚者以下というわけです。

極右の連中は置いておくとしても、多くの戦争研究者は、その時何があったのか、何故そうなったのか、それによってどうなったかを研究しています。
それは、歴史に学んでそれを現代にフィードバックし、今後、同じような戦争を起こさないためです。

自分は広島の出身です。
みなさんご存知の通り、広島には原爆という暗い歴史があります。
広島の子どもは小学校に上がって以降毎年平和教育というものを受けています。
原爆は悲惨だ、原爆も戦争も二度と繰り返してはいけないと教えられます。
そのおかげで自分は人一倍平和という言葉に敏感になりました。
しかし、原爆や戦争の悲惨さは教えられても、何故そうなったかというのはあまり触れられません。
しかし、戦争を知らずして平和は語れないと思っています。

日本人としての誇りを取り戻すため、そして何より平和のために、自分は毎年この日にこの話題をブログに載せています。

以下は先ほど横に置いた件です。
自分の考えとしては、太平洋戦争は防衛戦争であり、侵略戦争であった。
つまり、両方の面を持っていると思っています。
太平洋戦争は生き残るための防衛戦争であったが、その原因を作ったのは暴走した日本の軍部と、戦争を煽ったマスコミ、そしてそれに乗っかりしまいには戦争へと世論を形成していった国民にあると思います。
当然後知恵ですから当時それを考えれた人がどれだけいたか、行動できた人がどれだけいたかはわかりませんし、自分が当時その場にいたとしても世論に間違いを訴えれたかもわかりません。
なので自業自得だったと切り捨てるわけにもいきませんが、そういう面が大きいと思います。
当時の日本の資源の状況は、やはり大半が輸入に頼っていました。
そこにABCD包囲網(対日輸出禁止網)が出来上がるわけです。
制裁の背景には、以前から延々と続いてきた欧米の中国での利権争いと日本の軍部暴走が関わっています。
その状態では、当然数年とせず資源が尽きます。
座して死を待つよりは、と戦う決意をしたのが当時の日本でした。
つまり、直接的な開戦の理由は、防衛戦争なわけです。
そして資源を得る為に進んだ先は東南アジア。
当時アジアは日本とタイ以外は欧米の植民地でした。

強大な軍事力を持ってはじめて対等(※白人国家、更にはキリスト教国家に限る)に話のできた当時の国家間ですから、黄色人種国家でありながらアジアで唯一の一等国であった日本は、大東亜共栄圏を唱え日本がリーダーとなってアジアを纏め上げ、黄色人種を白人と対等にしようとしました。
つまり、白人優位主義に対するアジア防衛戦争でもあったわけです。
大東亜共栄圏は後から付け加えられたモノなので、あくまで戦争正当化のための標語にすぎないと言われていますが、人種差別に対する日本の感情は本物でした。
これは日本が国連に人種差別の撤廃を提議したことにも見られます。

そうして東南アジアへ進出した日本ですが、欧米に比べて植民地経営の経験のほとんどない日本ですから、(一部を例を除き)善政など期待できるはずもありません。
最初のうちはアジアの解放者などと呼ばれましたが、次第に現地住民の心も離れていきます。
そうして残ったのは欧米に変わって現れた次なる侵略者との認識でした。
この侵略というイメージが、現在まで残っているわけです。
しかしながら、戦後アジア各国は次々と欧米植民地から独立していきますが、その中で各国の主導者達は、日本を肯定的に捉えた言葉をたくさん残しています。
また、戦後現地に残り、独立戦争に加わった元日本兵がいたことも忘れてはいけません。
このような例は決してたくさんあるわけではないですが、当時紛れも無く、欧米植民地主義に立ち向かうという志があったことが窺えます。

歴史を紐解くと、当時と50年後、100年後と、世論が逆転している例はたくさんあります。
あのナポレオンも、死後長い間は忌避されていましたが、何十年も経った後彼は英雄として認識されるに至りました。
日本とともに戦ったドイツも、ナチスという言葉を歴史の闇として葬り去ろうとしていましたが、最近はナチスについての研究も進んでいます。
日本もかつて自分達の国に何があったのか、ただ毛嫌いして寄せ付けないだけでなくもっともっと広く認識され、議論されるようになって欲しいです。
その上で、日本の未来が平和と繁栄に向かって行けば良いなと思います。

専門分野なのでつい熱が入ってしまいました^^;
長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
Posted at 2011/12/08 20:44:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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