
夏休みシーズンになると、ふと頭をよぎるあの頃…
祖母が毎日のように、東海道線の線路端まで散歩に連れて行ってくれた事が影響してか、物心ついた時には汽車・電車が大好きでした。
そんな幼少期、
スーパーカーブームについでやってきたのが、
ブルートレインのブーム。当時は東京駅や上野駅などの発着駅の先端部分にはカメラを持ったちびっ子の大群が…と言う状況が社会現象にもなり数年も続きました。
後に「鉄ちゃん」として残るのは私も含め僅かでしたが....
夏休みの家族旅行はいつも車でしたが、ブルートレインに乗りたがる自分達のため、列車&レンタカーの旅行を計画してくれました。
最も人気が高かったのは東京から九州へ向かうブルートレイン。
もともとの人気にブームが輪をかけ、指定券はそれこそプレミアムチケット。
発売日でさえ発売と同時に完売で、取引のある旅行会社の伝を使っても入手できず。
出発日を変更したり、毎日毎日キャンセル待ちに並び、やっとの事で確保できた…と父から聞きました。
休みに入って出発までの一ヶ月を指折り数え気もそぞろ(笑)
出発日は朝から興奮して…。
この辺はZ32の納車時でも全く同じでした。
そんなブルートレインも北へ向かう北斗星などが僅かに残るのみ。
一世を風靡した青い流れ星達も今では思い出の中…
旅情や土地の空気感を肌で感じられる存在だったと思います。
時代の流れで仕方がないのですが、やっぱり寂しいですね。
私が一番好きだったのは、東京〜長崎・佐世保を結んでいた「
さくら」
。
「列車番号1」を表す「1レ」と言うエースナンバーを唯一名乗る列車でした。
既に消えてしまった列車ですが今でも大好きです^^
当時の自宅付近を通過するのが18時過ぎ。
「さくら」の通過と共に家に帰るのが夏休み中の基本パターンでした(笑)
画像はそんなさくら号の84年夏の姿です。
ブームが去ったとは言え、指定券の入手困難さは相変わらずの人気列車でした。
Posted at 2010/08/20 18:30:46 | |
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