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次はフロントの作業になります。
ラジエターとファンのシュラウドの取付ナットを外して前にずらして、スタビライザーを横から抜きます。
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スタビライザーのブッシュは、ウォーターポンププライヤーで挟んでグリグリやると外れますが、取れない場合はカッターでゴム部分を取り除いて、火で炙ってグリグリやると取れます。
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入れる時は、机に立てかけてハンマーで叩くと入ります。
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Iアームの補強バーを外します。
(ハーフトップリンクと言うらしい)
フレーム側の取り付け部にスモールブッシュが付いているので、これも交換。
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まずボールジョイントのナットを外します。
普通はネジ山の損傷を防ぐためナットは少し緩めた状態でプーラーを使うと思いますが、ナイロンナットだから頭が潰れる可能性があるし、このナットはその辺に売っていないネジの規格なので、完全に取り外してプーラーをセットすることにしました。
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タイロッドエンドプーラーをセットし工具のボルトを締めていきます。
見えにくいですが、ボールジョイントのネジ先端を傷めないようにアルミ片を挟んでセットしています。
安いプーラーはすぐ壊れるらしいので、力まかせに締めないようにしてください。
ある程度手応えがあるまで締めたら説明書通りにプーラーの後ろをハンマーで叩くと、バキン!と言う音とともに割と簡単に抜けます。
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無事にIアームが外れました。
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ゴムカップを交換したいのですが、
これを売っているショップがどうしても見つからなかったので、再利用します。(^-^;)
寸法を測って、汎用のタイロッドエンドブーツで合うのが無いかネットで一生懸命探したけど、これほど平べったいブーツはどこにも無いみたい。
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ブッシュを入れ替えて塗装。
ボールジョイント部は新しいグリスを塗り込んで、
手でグリグリ50回ぐらい動かし内部までグリスをなじませました。
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フロント・ロアアーム後端のボルトは、5116totoさんのレポートと同じように非常に固くて抜けにくいです。
レンチでボルトを回転させることは出来るので、完全固着はしていないようだ・・・。
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スプレーオイルを浸透させ、ずらしたラジエターの隙間からボルトのネジ部先端に当たるように長めの木の棒を入れてハンマーで叩いて、ボルトがちょっと後ろにずれたらその隙間にもスプレーオイルを吹き、反対側からハンマーの柄で叩くと言う作業を何度も繰り返して、
なんとか抜くことが出来ました。(^-^;)
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前端のブッシュはY9テーパーブッシュが前後から入っていましたが、5116totoさんのレポートによると、ここの仕様は年式によって様々らしい。
Y9ブッシュが足りなくなりましたが、目視で点検してもほとんど劣化していないように見えるので、比較的程度の良いブッシュを選んで片方だけ再利用することにしました。
実はスタビも、ここのY9ブッシュを転用しています。
つまり私のセブンの仕様では、ブッシュキットに入っているY9ブッシュは4個足りなくて、Y16ブッシュは4個余る。
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ロアアーム後端のラージブッシュも治具を使って圧入しました。
フロント・ロアアームはA型に組まれているためプレスの高さが足りなくなったので、
机と工具キャビネットに跨がらせて使うことにしました。
ここだけは先端が丸まっているラージブッシュを入れますが、理由は良く分かりません。寸法も同じみたいなのでどっちでも入ると思います。作業的には丸い方が入れやすいです。
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塗装が剥げて汚いので、補修して再塗装することにします。
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黒の半つや消しウレタンで塗装しました。
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トラニオン下部はゴムブッシュではなく、グリスによる潤滑です。
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分解すると硬質なブッシュと、中にOリングが入っている丸いプレートが前後に付いています。
Oリングが必要になることを想定していなかったので、今回は再利用します。(^-^;)
清掃後、グリスアップして組み立てます。
上の写真で分かる通り、ちょっと上にグリスニップルが付いているので、トラニオンのグリスアップ時にこの内部までグリスが注入されるのかと思いましたが、中に穴は無いのでそのような構造ではないようです。 つまり、ここは定期的な分解とグリスアップが必要な部分となります。
グリスが切れて固着するとトラニオンがボッキリ折れるらしいよ・・・。
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後は元通りに組み立てるのですが、ロアアーム後端のボルトが非常に入れにくいので、組み立てはここから始めることをオススメします。
アームの穴とフレームの穴を合わせて、
後ろからボルトを入れなければならないのですが、車の下からは奥の穴が全く見えませんし1mmでもずれていればボルトは入りません。
車の下でアームとボルトを持ちながら、ずっと悪戦苦闘してました。
ドライバーを突っ込んで位置を合わせてみても、ボルトを入れようとドライバーを抜くとすぐにずれてしまいます。
そこで、良い方法を思いつきました。(^ω^)
まず他のパーツに使っている同じ径のボルトをフレームの前から刺し、その状態でアームの穴にはめて車の下に潜り、アームの後ろからボルトを挿して、ボルトの頭を叩きます。
そうすると、一瞬でボルトが入れ替わり簡単にボルトが入ります。(゜▽゜)
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ドンドン組んでいきますが、今は仮止め程度に締めてます。
最後に着地させてから、1G締め付けを行います。
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ボールジョイントの締め付け時にナットが共回りしてしまう場合は、ウォーターポンププライヤー等でしっかりテーパーの奥まで刺すと、軸が回らなくなるため締め付けが出来るようになります。
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車を地面に下ろして何度か前後に移動させ、体重をかけてサスを数回上下させて馴染ませてから全体の1G締め付けを行いました。
これで作業はすべて完了です。
ブッシュ交換後に乗ってみた感想はブログに書きました。↓(゜▽゜)
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/46326240/
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