目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
6時間以内
1
タンクからガソリンが漏れているので修理する。
まあ、昔から何度もやってるから慣れたものである。(^_^;)
(こんなの慣れたくないが・・・)
まずはタンクを外す。
2
ほとんど見えないが中央の溝に小さな割れがあるようで、
そこから漏れていると思われる。
おそらく内部にバッフルプレートが溶接されている部分に、ストレスがかかって割れたのだと思う。
ガソリンを抜いて、水を入れてどこから漏れているか確かめた。
中央部に水滴が出てきたので、この部分に穴が空いているのが分かる。
3
4
ブチュ-っと押し付けて、はみ出した部分をヘラで除去し、マスキングテープを剥がした。
5
ビニール袋にタオルを入れ、熱湯を注ぎ込んで湯たんぽを作り、加熱して硬化促進させた。
6
このタンクは、前のオーナー時代にトランクにバッテリーを載せていたせいで、ダメージがタンクに蓄積されて今回のように時々ガソリンが漏れ出すため、修理跡が沢山ある。
ケーターハムは絶対にトランクに重量物を載せてはいけない構造なのである。
乗せるのはホロとかカッパあたりの軽量な物に限定しておいた方が良いと思う。(^_^;)
ちなみに、バーキンはトランク内部がバスタブ形状のFRPになっていて、重量がフレームにかかってるので多分大丈夫だと思います。(^ω^)
7
タンクがやたら汚いので綺麗にすることにする。
上に接着されている厚手のゴムは、バッテリーの重量を支えるために接着したものと思われる。
8
なんの接着剤か分からないけど、
ガッチリくっついていて剥がすのにすごく苦労した。(^_^;)
9
全体的にスコッチ・ブライトで綺麗にした。
バッテリーの重量のため、上面が所々凹んでいるのが分かると思う。
10
前のオーナー時代に修理されていた部分を剥がすと、
うぎゃ~! 大穴が空いておる~。(T-T)
て言うか、凄くいい加減な修理だなぁ。
ここもデブコンとアルミ板パッチで修理する。
11
12
水を入れて漏れないかテスト。
どうやら大丈夫そうだ。(^ω^)
今回の大穴を修理した部分は中央手前です。
13
タンクの取り付けバンドが接触する部分に、ゴムシート貼り付け。
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取り付けバンドは、ナットとワッシャーを追加して締め込んでも歪みにくいようにした。
ケーターハムのオーナーなら、これの意味が分かると思います。(^-^;)
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タンクを搭載してホースを取り付け。
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ガソリンを満タンにしてガタガタ舗装のワインディングをそれなりのペースで走ってテストしましたが、ガソリン漏れは無くなったようなので、これにて作業終了~!(^ω^)
17
以下2023年1月追記
またガソリンが漏れて来たのでタンクを外してみたら、前回デブコンで修理した部分から漏れていて、貼り付けたアルミを少しめくってみたらパリンと簡単に剥がれてしまいました。
私が使ったデブコンはアルミに全くくっつかないもののようです。もしかしたらこれって接着用じゃなく注型用のデブコンなのかな?(^-^;) パッケージには何も書いてないですが。
J-B Weldが良いという情報がありますので、今度試してみます。
とりあえず、穴の部分はエポキシ系接着剤で埋め、その上に被せるアルミ板は信越KE-45で接着してみた。
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結局、バッフルプレートの溶接部分はほぼ一周継ぎ当てが必要に・・・。(^-^;)
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下にも穴があって塞いであります。
20
水を入れてテストしてみたところ、とりあえず漏れてないようです。
後はこれがどのぐらいもつかですね~。(^-^;)
いいかげん新品タンク買えよって話ですが。(笑)
ーーー2023年9月追記ーーー
信越KE-45の接着は大変良いようです。
漏れは全くありません。
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