旧亀岡家住宅

福島市内国道115号から高子街道(県道4号)を伊達市方面へ向かい保原町町内へ、
阿武隈急行保原駅を過ぎてそのまま直進します。
突き当たりを右折し県道150号を進みます。
線路の架橋をこえてからの信号を右折、少し進んで右側に公園が有ります。
駐車場は敷地内なのでそのまま駐車します。
ココは、保原総合公園内の旧亀岡家住宅です。
明治30(1897)年頃に現在の福島県桑折町に建てられた擬洋館です。
木造2階、寄棟、瓦葺きの建物で、
外壁が下見板張りの上を銅板で仕上げるなど独特な工法が見られます。
屋根には塔屋やドーマ、縦長の窓、玄関入り口上部の曲線など洋風建築の要素を取り入れ、
屋根周りの収まりや内部の大部分が和室で構成するなど、
当時の擬洋風建築の特徴が見られます。
家主の亀岡正元は蚕種製造など農業に携わる傍ら、郡会議員なども務めていたそうです。
ピンク色の洋間(主人書斎)が一室あるだけで、基本的には畳敷きの日本間が連なります。
使われている木材は一級品のようで、床の間や階段部分などに惜しげもなく使われている様は、
ここが豪農の館だという事を強く意識させます。
他にも欄間の松竹梅の透かし彫りや、苗字をもじった亀やネズミ(子孫繁栄?)の彫刻、
間仕切りとして多用されているガラス戸など、
農村部における初期の擬洋館?としてはかなり面白い建物ですね。
隣接する歴史文化資料館に見学を申し込めば、
解説付きで内部を案内してもらえます。
※資料より抜粋。
でも・・・
残念なことに、現在はロープが張られていて立ち入り禁止です・・・
外から眺めただけ~(^_^;)
お勧め度 ☆☆☆☆★(個人的判断です)
学習 度 ☆☆☆☆★(個人的判断です)
女性向度 ☆☆☆★★(個人的判断です)
家族向度 ☆☆★★★(個人的判断です) ☆が多いほど良い感じの判断です。
※ 営業時間 9~17時(有料施設)
※ 定休日 年末年始(12月28日~1月4日まで)
火曜日(祝日の場合はその翌日)
祝日の翌日
※ 料金 大人210円 中小学生100円
※ 売店 ×(運動公園に自動販売機有り)
※ トイレ ○
※ 駐車場 ○(普通車約200台 大型 可)
※ 2011・04 訪問
住所: 福島県伊達市保原町大泉字宮脇265 保原総合公園管理事務所(問合先)
電話 : 024-575-1616
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