EN07X解体3

今回は腰下を分解です！
オイルパンのボルトを外し少しこじるとベリベリベリと豪快な音をしながら外れました！
スラッジは多少付いているがやはり綺麗ですね！

上部のカバーとオイルストレーナーを外すとクランク君がこんにちはします！
※ピストンを水平に並べて分解することにより、腰上ではバルブに当たるのを防ぎ、腰下ではコンロッドのボルトが外しやすくなります！

拡大写真をパチリ
ちゃんと親切に番号が付いています！

オイルポンプの方から1番です。

クランクを外しました！
フライホイール側はかなり固く(劣化した棒状のガスケットと液体ガスケット)で多少手こずりましたが、師匠さんが上部のネジにスライドハンマーを取り付け、2～3回で浮いてきました！
ネジの頭が引っかけられるスライドハンマーはかなり便利です！

外れたピストン達がケースに入りました。
やはり、ピストンはランド内にスラッジが蓄積しスムーズにリングが回りませんでした💦

ふざけて、ピストンの溝を掃除するツールがあるか調べてみたらありました～
しかもほとんど在庫無し（笑）
気になるお値段は5千円～1万円…((((゜д゜;))))
レストア業なら元取れるかも💦

洗浄待ちがまた増えました（笑）
にしても、洗浄台は便利だ！

ピストンが居なくなったシリンダーです。
ガッツリガスケットはヘッドとシリンダーに残しました(T-T)
この後、上部にあるピンをぶっ壊し、スクレイパーでガスケットを落としオイルストーンで磨いて、歪みチェックしましたが大丈夫そうでした！
どうやらオーバーヒート歴は無さそうでホットしました。
ただ、ブロックの水路が錆びているのが心残り…
師匠曰く、なるべく原液に近く、定期的に交換すれば問題ないとのことでした…

最後にピストンを綺麗にして、ブロックを軽く染め、ようやく折り返し地点の組み立て作業に入ります！
頼んだメタルがまだ来ない💦