• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2021年06月19日

ひょっとして…CX-3は…

ひょっとして…CX-3は…  マツダは17日(木)技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」に基づき2030年に向けた新たな技術・商品の開発方針を発表した。

 今まであまりこの手の発表に対してネットニュースは騒ぐことはそう多くはなかったが、今回はあちこちでネットニュースで報道されたり、動画サイトで取り上げられている。雑誌界でもマツダを取り上げると収益が上がるというジンクスがあったそうだが、ネットでも同じジンクスがあるのかもしれない。
FR、6気筒を公表してからEVやマイルドハイブリッド(SKYACTIV-X)の市販はされたものの、今年は大きな動きがなかったことからも注目をされたのだろう。
alt
 さて、目玉は2030年までに電動化100%になることや「FR/6気筒」や「SKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」など話題になることが大変多い。詳細については専門家があちこちで説明しているが、私が気になっているのは「SMALL群」のSKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャーの画像だ。
alt


 「LARGE群」のSKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャーのアルミホイールは見慣れないデザインなのだが、「SMALL群」のアルミホイールは…どうもCX-3の15Sなどに見られる16inと酷似しているのだが、お気づきの方はいなかっただろうか…。
alt

見方によってはMX-30のホイールにも似ているのだが…。しかし、もしこれがCX-3と同様のホイールであったらどうだろう‥・。

 CX-3のマイルドハイブリッドモデルが欧州では販売されるという。これは国内よりも電動化が急がれていることがわかる。以前トヨタとの協業を公表されたヤリスのハイブリッドも投入予定と考えると今後はCX-3クラス(コンパクトSUV)にマルチ電動化技術(REマルチ電動化技術…シリーズハイブリッド/プラグインハイブリッド/レンジエクステンダー)からのハイブリッドを投入することになる。

 そこでマツダの企業規模から考えると、果たしてこれほどの技術開発をしているにもかかわらず、新型車開発までの資本が何台分あるかということだ。利益確保を考えるとLARGE群のモデルは販売台数は少なくとも利益が出るだろうが、SMALL群では相当数の販売がなければ、利益が少なくなる。

 今後のマツダにとってはLARGE群のモデルはとても重要なはず。そうなるとMAZDA6/CX-5をモデルチェンジをしていかないとモデルは古くなるし、電動化もできなくなる。従って開発の比重もLARGE群に向けられていたはずである…。だから今回はLARGE群については3つのモデルを提示できたわけだ。(ガソリン/ディーゼル48Vマイルドハイブリッドシステム, プラグインハイブリッドシステム)

 開発費用がLARGE群に向けられたとすると、SMALL群はモデルチェンジよりも電動化に対する費用を捻出しなければならなかったはずだ。そう考えると、まさかと思うが現行CX-3はモデルチェンジをしない、いやできないのではないだろうか。

alt
 CX-3はSUVであるから、車高も高い(床下にバッテリーを搭載しやすい)。モデルはこのままに大規模改良を行い、REマルチ電動化技術のどれかを搭載してもおかしくない。「6年間で9モデルを商品化」という言葉は全て新型車ではないと思うのだ。
 
 ただ、新型を投入するまでの間、欧州のヤリスハイブリッド、カローラクロスのハイブリッドをそれぞれOEM、あるいは姉妹車として販売すれば、2030年までにはCX-3もモデルチェンジができる。

 MAZDA6は3代目アテンザとして販売してから9年近く販売をしてきた。市場の縮小によるライバル脱落や社内で他のモデルの優先からモデルチェンジは見送られたが、それでも継続できたのは次世代の考え方を惜しみなく投入し熟成してきたからだ。もし、CX-3がモデルチェンジが見送られてもREマルチ電動化技術によってきっと魅力ある車になるのではないだろうか…。
画像は「マツダ 中期技術・商品方針説明会 プレゼンテーション」資料とマツダHPから
ブログ一覧 | mazda | クルマ
Posted at 2021/06/20 22:12:09

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

曇り?(湿度が)
らんさまさん

感度が高いカロクロ
ジャビテさん

2台持ちが可能なら、ミッドシップは ...
P.N.「32乗り」さん

三島食品のふりかけ四姉妹
こうた with プレッサさん

超簡単設置! ソーラー充電式 セン ...
ウッドミッツさん

ツバメ2025 ~第2章:終焉~
アーモンドカステラさん

この記事へのコメント

2021年6月24日 8:15
CX-3はジャンルとしては絶対必要な車種ですがどうもあまり売れないイメージが定着してしまい難しそうですね。実際売れてないから厳しい。かっこいいから室内は狭いと言ってしまえばそれでおわりですけど、ときどき思うのは例えばトヨタの売れている車種が元からマツダが開発して販売したとして同じように売れるか?ということ。メーカーの理念やマーケティングなどはもちろん違いますがたぶんというか売れないと思います。だからこそマツダは従来よりも高額高級ニッチ路線に進んだのだと思いますがそれも頭打ちになってきています。どちらかというといまの路線を応援したいですがここまで売行きが厳しいともっとわかりやすい環境性能、燃費、居住性を考えたコンパクト、コンパクトSUVつまり初代デミオのようなエポックメイクな車で台数を稼げるといいななんて思います。large系は直6、FRにプラスした飛び道具がないとただノーズが長くて狭い車にしかならなくなってしまう心配が。難しいところでスタイリッシュにすれば狭いって言われるしとセンティアを思い出しました。
コメントへの返答
2021年6月26日 6:50
コメントありがとうございます。
SUVというジャンルを冷静に考えるとその昔のスペシャリティーカーのジャンルに近いのではないかという気がしています。しかし、各社実用性などを盛り込んで設計をしているのでファミリーカーにも近くなっているる車もありますね。その中にあってマツダの場合は多分に第6世代からスタイリング重視に振った分そのスタイリングに魅力を感じた消費者だけが購入するということになっていると思います。
マツダの規模のメーカーでは一度に数種の車をモデルチェンジするにはかなりの開発費用が発生するため、トヨタのようにはいかないと思います。
きっとマツダは来るべくカーボンニュートラルに向けて自社の存続をかけての電動化だったのではないかと思います。この電動化へ向けての一歩だけでも株価が上昇したようですから経営陣もほっとしたことだと思います。
この電動化が軌道に乗ったとき改めてデミオのような車が出てくるかもしれませんね。
しかし、マツダの魅力の一つに会社経営が危うくなるととんでもない車や技術がでてくるとこ炉だと思います。それだけに今後も楽しみですよね。

プロフィール

「スミマセン………@nokiクロ」
何シテル?   05/22 22:47
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
4 5678910
1112 1314151617
18192021 222324
25262728293031

リンク・クリップ

1984.1.22 1984新田原基地航空祭(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 22:12:25
アカデミー 1/72 F-22 ラプター 製作記 (Academy 1/72 F-22 Raptor building report)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/07 15:03:29
WHAT DO YOU DRIVE? 
カテゴリ:マツダ関連サイト
2011/10/03 21:25:36
 

愛車一覧

マツダ CX-3 2代目 嫁の3 (マツダ CX-3)
2代目のCX-3 パワーアップされているだけに燃費は少し伸びないかもしれません。
マツダ プレマシー マツダ プレマシー
この車でも10万キロ突破したいなあ・・・・
マツダ CX-3 嫁の3 (マツダ CX-3)
嫁の車
日産 シルビア 日産 シルビア
オヤジの車を乗り回していました。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation