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2023年10月28日

MAZDA3デビューから20周年

MAZDA3デビューから20周年 今年はMAZDA3がデビューして20年目を迎えるそうだ。
振り返るとMAZDA3はもともとは小形乗用車のMAZDAファミリアの後継モデルであった。しかし、当時のマツダは経営難でありフォード傘下であったことからヨーロッパにおけるCセグメント車の市場を見据え、ボルボ・S40・V50とフォード・フォーカスとプラットフォームを共用しつつ設計が行われたという。
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それまで国産車にない設計のため、センターピラーの根元は当時の車としてはかなり太くなっていた。さらにはボディサイズは当時としてはファミリアからかなりサイズアップをして当時のミドルセダンなど同等のサイズになった。
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これはMazda MX Sportif ConceptというMAZDA3のコンセプトカーである。見てとの通りかなり量産車に近いモデルであることが分かる。エクステリアでは、ヘッドライトとグリルの位置関係やグリルのデザイン、またテールライトはアクセラより前にデビューしたアテンザにも似ている。また当時はステーションワゴンブームもあったからか、ハッチバックとしては長いルーフになっていた。これはファミリアS-ワゴンからの流れでもある。
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そして2003年10月デビュー。欧州では高い評価を得て、2004年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーにてゴルフVと並ぶ同率2位(日本車中1位。総合1位はフィアット・ニューパンダ)を獲得。エンジンは2.3ℓ/2.0ℓ/1.5ℓを搭載。上級グレードはまだ当時は採用される車は少なかったが、テールライトはLEDが使われた。
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また途中から北米市場での要望からファミリアMAZDASPEED(プロテジェMPS)の後継としてMAZDASPEEDアクセラ(Mazda 3 MPS )もう投入された。
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2008年ロサンゼルス・モーターショーでセダンが、ボローニャモーターショーで5ドアハッチバック(スポーツ)がそれぞれ発表された。この時期マツダはフランツ・フォン・ホルツハウゼン氏がデザインを担当しており、フロントフェイスはマツダブランドの個性をより際出せた、構成する全てのラインを五角形グリルの下部中央に向かって集束させる「センターフォーカス」の考え方に基づいた、より躍動感のあるデザインとした。国内では、2.3ℓは廃止され、1.5ℓ/2.0ℓになった。また2.0ℓ・2WD車にはアイドリングストップシステム「i-stop」を装備。燃焼エネルギーを使うことで通常のアイドリングストップの半分の時間(メーカー発表値で0.35秒)で再始動ができ、停止・始動時の騒音や振動を抑え、違和感のないスムーズな操作ができる。
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この「i-stop」を装備したことにより、燃費が先代に比べ、約15%向上。1.5 L車もCVTが新たに搭載され、燃費が向上された(ウィキより)。しかし、デビュー当時トヨタプリウス(3代目)やホンダインサイト(2代目)もデビュー。このアイドリングストップは他車にも普及したが、燃費の上ではあまり注目されなかった。
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しかし、マイナーチェンジでついに「SKYACTIV」の思想からエンジンの改良を受け、2.0ℓでも1.5ℓエンジンに匹敵する燃費をたたき出せるようになった。
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また先代に引き続いてMAZDASPEEDアクセラが設定され、ボンネットはエアインテークが置かれた。

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そして2013年 3代目に移行。このモデルから「SKYACTIV TECHNOLOGY」がフル投入され、マツダコネクトやヘッドupディスプレイなど現行のMAZDA3に近い装備が採用された。また、MAZDASPEEDアクセラは廃止され、ディーゼルターボが採用された。エクステリアではあまり他のモデルとの違いはなかったが、デビュー当時はこのディーゼルターボモデルには赤のラインがグリルに入った。さらにセダンではトヨタとの提携でプリウスに使われたハイブリッドシステムを供与され、ストロングハイブリッドのモデルがあった。

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2016年マイナーチェンジをしたが、グリルのMAZDAのロゴの位置を下げた。またデミオにも採用された1.5ℓディーゼルターボも搭載された。また運転支援システムも改良され追従式のオートクルーズコントローラが装備された。さらにはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させるG-ベクタリング コントロールもこのモデルから採用された。

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そして、2017年「MAZDA魁コンセプト」と「MAZDAVISION COUPE」が発表された。
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「魁」は次期アクセラのベースモデルと予想ができたが、「VISION COUPE」はアテンザではないか、あるいは次期RX‐9とも噂されていたが、MAZDA3セダンのベースモデルであった。
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そして2018年現行モデルデビュー。既に5年が経過しているがエクステリアが古臭さは感じない。むしろ未来感を感じさせるものの無機質なEV車が増えていく中でMAZDA3のデザインは突出している。
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また既にモデルライフとしては後期になったが、改良後にマイルドハイブリッドを搭載した。しかし、周囲のライバルたちがEV化あるいはストロングハイブリッドやPHEVになっていく中、どうなるのだろうか。次期MAZDA3はEVになるのだろうか。
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Posted at 2023/10/29 01:37:15

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この記事へのコメント

2023年10月29日 9:50
もうマツダ3も、5年目に突入ですか。早いものですね。
でもそうとは感じさせないマツダデザインは凄いと思います。
かつてのユーノスでうたっていた、10年色褪せないデザインを継承してるのでしょうか。
コメントへの返答
2023年10月29日 21:17
そろそろモデルチェンジも考えられる頃ですが、きっと電動化されるまではそのままになるかもですね。それができるのはおっしゃるように色褪せないデザインだからでしょう。MAZDAのデザインの伝統‥・ってとこですかね。
2023年10月31日 21:08
20周年おめでとうございます。早いですね。今私が乗っているBLアクセラは一目惚れでした。今後のmazda3はどう変わるのかな…電動化だけは避けて欲しいけど…時代の流れを受け入れるのは少し抵抗あります。
コメントへの返答
2023年10月31日 22:50
早いですね~。ファミリアの時代では国内での家族中心のコンセプトだったことから、これから脱却したことで、やはり魅力が増したのでしょうね。かっこいい車はどちらかというと何か捨てることをしないと実用重視になってしまいますものね。
どうなるんでしょうね~。電動化されたあとのCセグメントの車。車名も変わるかもしれないですね。

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