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2016年09月11日 イイね!

なぜ、セダンが日本では根づかなかったのだろう?

なぜ、セダンが日本では根づかなかったのだろう?冒頭の画像を見たあなたはこの車をご存知?

そうなんです。ニッサンシルフィです。国内ではデビューして4年も経過しました。
今度はフェイスリフトとのこと。

国内市場ではすでにブルーバードもサニーもパルサーもなくなっている…。
でもこのB17と呼ばれているこの車は
日本、中国、タイ市場などではシルフィとして、北米市場などではセントラとして、オセアニア市場ではパルサーセダン、台湾市場ではスーパーセントラ/セントラエアロとして販売されているそうだ。


パルサーとサニーは以前は姉妹車、ブルーバードとプリメーラ(昔はオースタとスタンザ)と姉妹車なんてことがあったけど今は全て同車種。時代だ。

国内ではもうセダンというと車種が本当に減少した。昔はセダンをベースにハッチバックの3ドアや5ドアが展開されているのが普通だったのだが…。

しかし、セダンをじゃ今あなたは買いますか?と言われると・・・・「うーん」となってしまう。やはり後部の積載の量は?とか、バックの時にトランクの部分だけが邪魔に感じるとかマイナス要因が浮かんでしまう。

一つにはいろんなユーザーの要求や安全基準でセダンのデザインがつまらなくなったからだと思う。
90年代以降様々なセダンが提案されてきたが…たとえばレパードJフェリーのように尻下がりルックやその後トランクのハイデッキなどいずれもどのメーカーも似通ってしまった感がある。
またデザイン優先すぎると後部座席の頭上がルーフから外れ、後部の乗員に日差しが入るというのも短所となってしまう。



しかし、空気抵抗値となるとセダンの方が楔がたのドライバーズミニバンよりもさらにいいらしい。後部のトランクがルーフを流れてくる空気の流れをしっかり流してくれるという。
セダンはなくなることはないだろうけど、今は、大型化そして高級化の方へ移行しつつある。


アクセラもシビックもシルフィも現在は全て全幅は1700㎜を超え、3代目マークⅡ(X90)を超えている。やはりコンパクトカーでは伸びやかなセダンを表現しにくいところもあるのかもしれない。

カッコよくて小さなセダンというのは難しいのかもしれない。
なお、画像は壁紙サイトより
Posted at 2016/09/12 00:20:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月04日 イイね!

マツダのディーゼルエンジンリコールを考える

マツダのディーゼルエンジンリコールを考える先日、デビュー間もないアクセラを含む1.5ディーゼルエンジンのリコールが出された。
技術的なことについては無知なため、お詳しい方にはご指摘を頂きたいところだが・・・。

このリコールは以前よりネット上では2.2ディーゼルを含め、すすが内部にたまって加速が鈍くなったり、DPFの間隔が短くなったりとかなり話題になっていた。もちろん、技術的な見落としもあるとは思うが、他の要因としてメーカーと購入者の意識のずれもあったのではないだろうか?

現在の国内市場では燃費の良い車の販売台数が伸びる。それは軽自動車であったり、小排気量の小型車であったり、ハイブリッド車や電気自動車であるわけだ。だからこそ、某社の燃費偽装は批判もかなり大きかったわけだ。

さて、私たち消費者にとっては、そのユニットはどれも比較対象として同一線上にある。「どの車がいいだろう?燃費の良い車は?スタイルがいい車は?実用性のいい車は?」と考えるのがふつうである。


しかし、メーカーはどうだろうか?
以前、トヨタの電気自動車の販売する方にお伺いしてわかったのは、ユニットごとの得手不得手があるということだ。
日常生活で頻繁な街乗りなどの100km程度距離において優位なのは電気自動車やハイブリッド車で
100kmを超えるとハイブリッドやプラグインハイブリッド車がよく、さらに遠くになるとディーゼル車ということを教えていただいた。


その昔、私たちがまだ20代だったころどの車にも概ねグレードにはディーゼルユニットが搭載されたものがあって、長距離通勤のユーザーの維持費が安くなるため、ディーゼル車を購入する傾向があった。もちろん、販売の中心は使い勝手やエンジンの静かさから、ガソリンユニットの重点が置かれていた。
しかし、あの東京都知事のディーゼル批判からどのメーカーもユーザーもディーゼルから離れる傾向があって、私たちも燃費の良いユニットはハイブリッドというの意識が根付いたように思う。


ところが、近年のガソリン価格の上昇から燃費の良い車として改善されたクリーンディーゼルが一気に注目を浴びるようになった。マツダにしても販売に当たっては高速道路を頻繁に使ったり、長距離を走ったりするユーザーにはディーゼルユニットを進めているインタビューがある。
マツダにしては、このクリーンディーゼルは願ってもないユニットであり、国内市場ではハイブリッドに対抗できる大きな武器でもある。ましてや小排気量のディーゼルユニットは欧州でも同クラスのBセグメントでは輸出に頼るマツダにとっては起死回生だったはずだ。

しかし、デミオのようなBセグメントクラスを選ぶ国内のユーザーはどの程度長距離運転をする機会があるだろうか?きっと同一線上にはアクアやフィットがあったはずだ。もちろん、これらをチョイスしたユーザーには長距離走行をする人もいるとは思うが、都市部で短時間の運転が日常という人も意外と多かったのではないだろうか?

マツダ自体も自前のハイブリッドを持たないメーカーとしては、燃費の良い車がないことは死活問題である。いくらSKYACTIV-Gの燃費が優れていてもハイブリッドには太刀打ちできない。となると「燃費」という視点からはディーゼルユニットの販売の拡販は重視せざるを得ない。

アクセラにハイブリッドを積んではみたものの、プリウスの方がネームバリューにしても販売台数にしても追いつけるはずはない。また、Bセグメントに搭載するには技術的に困難だったはずだ。したがって小排気量ディーゼルの拡販は洗濯をせざるを得なかったと思う。ところが販売が始まるとディーゼルの長所だけが独り歩きをして、ディーゼルユニットの得手不得手・長所短所が忘れ去られたのではないだろうか?

結果、短距離ユーザーがメーカーの予想以上に購入してしまった。そしてそれがゆえにすすのたまる事例が多発したとも考えられると思うのだが…。
短距離ユーザーに対してハイブリッドに対抗できる自前のユニットを持たないマツダにとっては弱点なのかもしれない。

~なお、画像は各メーカーのHPより引用~
Posted at 2016/09/04 10:21:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニュース

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