
今日は猫の話です。
昨夏、深夜に車で帰宅中の出来事。
前を走る乗用車が突然急ブレーキ!猫を跳ね飛ばした様子。
~猫は放物線を描きながらセンターライン上まで飛ばされ、動かず。
乗用車はそのまま走り去り、私はやむを得ずハザードを焚きながらセンターライン上に停車。
猫は完全にぐったり…
外傷は左首後ろと左目に深い傷と多量の出血があり、恐らく既に失明している様子。
いわゆる「瀕死の状態」でした。
「ダメか……?」
とも思いつつ、とりあえずブランケットに包み、行きつけの動物病院へ急行。
深夜で気が引けたが、
先生を たたき起し 丁重にお願いして処置して貰いました。
処置はして貰ったものの、やはり、
「傷が深すぎるので生存の可能性は微妙、少なくとも左目はNG」との事。
あとはコイツの生命力に掛けるしかない状態でした。
退院後、コイツに投薬するのが私の日課になりますが、
ヒトに慣れてない猫に薬を飲ませるのは本当に至難の業、
私の両手の甲と腕には生傷が絶えず、仕事場では、
「女性に引っ掻かれたらしい…」 「愛人とモメてる…」等々、勝手な噂になってしまい…(大汗)
思わぬ弊害があったりもしました。
あれから≒10ヶ月…
一時は毎日ぐったりして、獣医も見放す状況でしたが、
意外に生命力が強かったのか、いまでは画像の様に元気になっています。
その後、家族や近所から「石松」と命名されました。
(※ もちろん、森の石松にちなんでますね)
相変わらず、ヒトには慣れず威嚇していますが、
何故か私には妙に懐いており、今日は縁側で毛づくろいなどしてました。
左目を失い、体にも深い傷跡が残り、歩き方もぎこちない石松ですが、
それでも精一杯に生きようとする様子は、なんだか「たかが猫だろ」とも思えません。
Posted at 2010/03/03 17:50:04 | |
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