
写真は大洗港停泊中のさんふらわあ「しれとこ」(深夜便)。
首都圏と北海道をクルマで移動するのには重要な足。
MOL(商船三井)系列になって、サービスもよくなったし。
プリウスで行くと片道約3万円(カジュアルルーム)。
高速代+ガス代+ホテル代+18時間近くゆっくり風呂入って休めて(クルマをロード後乗船日)酒飲める事を考えると安いんですよね。鉄道の「北斗星」のB寝台で東京⇔北海道もほぼ同じ料金なんですよね。
現在4隻が大洗港⇔苫小牧港を航行18時間+ロード/アンロード6時間(1運行24時間サイクル)で2往復/日でフル稼働しています。この運用時間の関係で船は大洗で折り返し、東京湾内までは来ません。
フェリーの今後はどうなるんでしょう。北海道便は、津軽海峡がクルマで渡れないこともあって、楽観視できるかもしれませんが、いささか心配です。
高速無料・均一料金化するなら、エコなフェリー内航船を利用する場合は、よりフェリーの集客性を高めるために、フェリーに乗る車は前後のアクセスの高速無料とするとか、航送補助費(特に航路維持のために一般車じゃなくて、大型の貨物車)なんかの措置があるといいのになぁ。
高速道路料金の値下げ一辺倒の政策は他の輸送機関にもうちょっと配慮したほうがいいと思う。高速道路は近・中距離輸送には重要なことは確かだけど、本気でCO2を削減する気なら、フェリーに力をいれないとだめだと思う。
苫小牧港(対道央:札幌広域圏)だけでなく、八戸港、函館港、釧路港からも首都圏へ週何便か運行してくれると、もっと東北・北海道と首都圏の移動が便利になるんだけどなぁ。
Posted at 2010/04/16 10:13:57 | |
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