6月20日~23日インドで行われましたMRF F1600
19日に1人で日本をたち、チームと現地集合。
そのままサーキットへ。。。

線路がずれてますが気にしない(笑)
既にマシンが用意されており、1台に1人のメカニックが必ずついてます。
エンジニア、ロガー専門、ビデオ撮影など1台に1つのカメラも装着。
この日はシート合わせと2本の走行枠
マシンはまだホワイト
初めて走るサーキットにマシン。そしてNEWタイヤ(笑)
コース覚えるのに、NEWはもったいないとコメントしましたが、主催者側からNEWでと。。。
シーケンシャルシフトに戸惑い、なかなか慣れない。
シートを製作し、ホールド感アップ
タイムは全体のトップ5に入ってたらしいです。
ただシフトがどうも慣れないのと、たまに抜けるトラブルがあり本日終了。
☆金曜日フリー走行☆
少し慣れてきて、自分なりに色々試すもイマイチ。
タイムは右肩上がりなんですが、詰めれない。
事件はラストの走行枠。
数ラップ走り、ペースを上げていくと前方に低速車両とチームメイト。
気づいた時には遅かった
左側をダートに落としそれでも最後まで修正するが。。。
クラッシュ
マシンは前方のノーズと左側前輪をタイヤバリヤにヒット。
僕は最後までハンドルを握っていた為、衝撃で両拳をフレームにぶつけ左手が軽くドラえもんに。。。
あまりに痛いのでホテル近くの病院でレントゲン撮影。
骨に異常ないものの、激しくぶつけ色が変わってました。
☆土曜日☆
ウォームアップ10分含む15分の予選がスタート。
マシンはメカニックの頑張りで綺麗な姿(ありがとうございます)
とりあえずマシンの確認の為コースin。
痛む左手を我慢しながら、マシンはこの時問題はありませんでした。
そのままの流れで予選スタート。
ベストラップを狙いながら走行するも、2ラップ目。。。
あれ
ハンドルが左にズレてる
しかし予選中。どうする事もできません。
気のせいか??っと自分を信じアタック。
今までのベスト更新するもトップとのギャップが埋まらず。
14台中7番手。

写真は日本では珍しい高速シケイン。
☆決勝①☆
7番手からレースをスタート。
しかしスタート少し失敗(笑)
久しぶりのバトルに興奮。
中盤、トップ集団が接触有り赤旗。
レース2ラップを残し再スタート。
1コーナー戦場
危なすぎる。
そこで1台パス。しかしラストラップに抜き返され7番手で①レースは終了。
☆日曜日☆
決勝②
①レースの結果でトップ1~4はリバースグリット。
僕は7番手なので変更無し。
今回はスタートを必ず決める
1コーナーの戦争に勝つ。
と心に決めスタート。
スタートバッチリ決め1コーナーへ。
やはり戦争。チームメイトが目の前で追突されコース上にストップ。
それを避けようとハンドルを切るもエンジンストール。。。
タイヤが転がっていたので、ギアを繋ぎなんとか復帰。
そんな混乱でも4番手までポジションUP
しかし赤旗。
レースリスタート。
もう一度スタートを決め、後ろから来るマシンをブロックしながら1コーナー。
うまく決まり4番手。
3番手はすぐそこ。
しかしなかなか抜けない。
背後には去年のチャンピオンが。
4台にて3番手争いの激しいバトル。
自分の方が前のマシンよりはるかに早いラップタイムなのに抜けない。
後ろからもかなりの勢いで来る。
そして普通では行かんやろ?そこでいく?
と言うコーナーでノーズを入れられ、こちらも並んだまま進入。
相手は完全にダートの上。。。
次のコーナーではこちらがイン。
しかし路面がバンピーな上にダスティー。
ブロックも考えましたがあれはクラッシュになると。。。
後続2台連続でパスされ6番手。
そしてハンドルセンターは右側へ(笑)
またしてもセンターがずれてます。
激しいバトルにマシンが悲鳴(>_<)
ラスト1台パスするも5番手ゴールでした。
本当に悔しかった。。。
けど最高のバトルでした。
メカニックも関係者も[VERY DOGFIGHT]と。
悔しかったけど終わってから笑顔でヘルメットを脱ぐ事ができました。
予選14台/7番
決勝① 14台/7位
決勝② 14台/5位
という結果です。
今回初の海外公式レース。
5年ぶりフォーミュラーマシン。
箱では体験できないクイックな動き、そしてスーパー耐久の経験をいかせたレース内容でした。
メディアもラジオ、新聞社、TV、など。
観客も沢山。
何よりレースは面白い
そして世界のバトルを感じる事ができました。
今回お世話になりましたマカオレーシングチーム
GOLD WOLF RACING Limited様
メインスポンサー
グッドライフ様
GLOBAL AUTO RENT A CAR 様
スポンサー
オーディオリプラス株式会社様
株式会社ヤタカ様
ハンスサポート
C’FACTORY様
並びに個人スポンサーの皆様。
日本からのご声援、本当にありがとうございました。
次回9月のブッタインターナショナルサーキットでは表彰台に乗れるよう今回の経験を活かし課題を攻略していきます。
日本では経験できないレース。
最高のインドでした。
物凄くいい経験になりました。
次は絶対勝ったる!
XaCAR with G.W.R NO、77
これからも応援よろしくお願いします。
藤村政樹
Posted at 2013/06/26 19:52:16 | |
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