北海道の演劇集団「TEAM NACS」

左からリーダーの森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真
日本一チケットの取れない演劇集団と言われ、「水曜どうでしょう」でブレイクした大泉洋氏やローカル番組(鈴井の巣)で包茎手術の募金を集め手術をドキュメントされ、今ではドラマや映画の名脇役になった「平成の怪物」安田顕氏を擁する演劇集団。
そのTEAM NACSに所属するのが「ミスター残念」こと、戸次重幸氏。
戸次さんは大泉さんや安田さんと同い年で北海学園大学演劇同好会からの仲間。
高校(札幌手稲高校)の後輩には平成ノブシコブシの吉村崇氏がいる。
女優の市川由衣さんと結婚され今では一児の父親。
戸次さんはまだまだ一般的には大泉さんや安田さんに比べマイナーな役者ですが数々のドラマに出演されています。
有名なのは「チームバチスタ2ジェネラル・ルージュの凱旋」かな?
後「下町ロケット」には帝国重工の監査員として安田さんと共演してますね。
で、この戸次さん、何故に「ミスター残念」と言われているのか?
1)ヲタク
無類のガンダムヲタクであり、モデルガンや模造刀のコレクター。アニヲタでもあり「天空の城ラピュタ」を独りで演じられる特技がある。
2)潔癖症
部屋が綺麗過ぎて元カノが引いた逸話あり
3)遅刻魔
兎に角遅刻が多い。二度寝が原因。所属事務所クリエイティブオフィスキューの会長(「水曜どうでしょう」のミスターこと鈴井貴之氏)や社長(伊藤亜由美氏、元鈴井貴之氏の奥様で「NORTH END x AYUMI from SAPPORO」のボーカル)に頻繁に怒られていた。
4)うっかり勘違いが多い。
畑にいた馬を熊と勘違いしたり、ニセコに所有する土地に無断で建物を建てられたと勘違いして激怒したり、乗車する新幹線を間違ったり降りる駅を間違って度々ロケに遅刻している。
5)子供
嗜好・思考・言動が子供であり、北海道のローカル番組「ハナタレナックス」「おにぎりあたためますか」では
戸次重幸(43歳児※)とテロップが付く。
※実年齢に゙児゙と付けるのはHTB北海道テレビだけだが………
見た目は二枚目のイケメンなのにナックスメンバーが呆れる程残念な戸次さんなのである。
で、で、ここからが本題。
(前フリが長過ぎΣ(´□`;))
日本車の中でホンの少しの残念が原因で名車に成り損なった戸次さん的なクルマを個人的に選んでみました。
勿論、disりますが個人的には好きなクルマだと言っておきます。
まず最初は
スバルアルシオーネ
スバルのフラッグシップモデルとして1985年に登場。
スーパーカーを思わせる直線的でアヴァンギャルドなデザインが特長のカッコイイクルマ。
だけど見た目とは真逆の平凡な性能。
当時のスバルはラリーでレオーネが参戦していたが今の様な華やかなイメージでは無く地味。
しかもスポーツカーイメージとは縁遠いスバル販売会社の社長用社用車として使われる傾向が強く、残念さが臭うクルマとして画一された。
家の近所のスバル岡山の社長も確かこれに乗ってたわ。当時、我が家の隣にスバル岡山の社員駐車場があり、毎日アルシオーネを見てたんだが、見た目に似合わない残念な排気音にガッカリした記憶があります。
もう1台は
いすゞ ピアッツァ
名車いすゞ117クーペの後継車として1981年にデビュー。
イタルデザイン時代のジウジアーロのデザインとしてGM傘下時代のいすゞが発売した世界戦略車。ヤナセでもピアッツァ・ネロとして販売。
117クーペとジェミニのイイトコ取りで作ったがデザインが当時としてはアグレッシブ過ぎたのか?見た目に比べ性能は地味。
更にデザインがマヨネーズのボトルに似ていた為にいすゞ販売の車両はヤナセ販売車両の「ピアッツァ・ネロ」に対し「ピアッツァ・マヨ※」と子どもに揶揄されていた( ´△`)
※ウチの周りだけ?販売会社のステッカーを見て「嗚呼、コリャマヨだ。」って……
ピアッツァ・マヨは幼馴染みの2つ年上の先輩が乗っていて、当時大阪からピアッツァに乗って帰って来たのですが………前期型(フェンダーミラー)後期型(ドアミラー)、更に後期後半型のハンドリング・バイ・ロータスと3台ピアッツァを乗り継いでいたのでどんだけピアッツァ好きなんだよ!って思っていたら単にいすゞの社員で半強制的に買わされていたって事でした。
いすゞが乗用車から撤退した後はビッグホーンに乗ってたな。
ピアッツァはデザインが時代に先走りし過ぎて販売に結びつかなかった残念なクルマ。
アルシオーネもピアッツァも個人的には好きなデザインなんだが、性能がねぇ~。
ピアッツァなんてFRだし足周りをイルムシャやロータスチューンされてたのにエンジンが明らかにファミリーカーレベルでスポーツモデルとは到底思えない非力さ。責めて味付けだけでもスポーツカー風にセッティングされていたらと思いますが………
アルシオーネも同様。
2ドアクーペなのに中身は高級サルーン風。半端な方向性が残念。折角の4WDも見た目同様のスポーツ性に向ければ良かったのに生活四駆………
最近、アルシオーネって再認識されて人気が上がっているみたい。専門店まで出てきて初代アルシオーネ、2代目アルシオーネSVX共に球数が少ないせいか中古車を見つけて販売するまで半年待ちとか?時代が追い付いてきたのかな?
2代目ピアッツァも個人的には好きなんだが、たった1年7ヵ月しか生産販売していなくて僅か1200台未満※。北米仕様の「インパルス」なら探せばあるかも知れないが………
※いすゞが1993年に乗用車の生産から撤退した為、ピアッツァも生産終了した。
って事でこの2車種は戸次重幸的残念なクルマなんです。
デザイン秀逸、中身残念なクルマは他にもありますからまたの機会に。
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2017/04/21 01:16:06