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本日車検を受けて来ました。
最初バケットシートで検査官とひと悶着。何とかパスして、ラインに並ぶと左ヘッドライトの光軸で×。
さてどうしたもんかと。
近くに某ポルシェセンターがあるのを思い出し、電話してみました。
はい。調整可能ですよ。5750円になります。
すぐに止めて道路に出てどこかやってくれそうなとこ探してみました。
やがてカワサキのバイク屋さんがやってるのを発見し、飛び込みました。
チャチャっと調整してもらって、おいくらでしょうか？
1000円です。と。
ディーラー高過ぎますわ。

昨日今日と続いてお天気に恵まれました。
今朝は355スパイダーさんと512TRさんと近場のお山で朝練やりました。
512さんのご厚意で512をドライブさせて頂きましたけど、5リッター12気筒の世界はやはり別格です。
実に素晴らしいです。惚れ惚れしました。
キーをひねりエンジンを始動させ軽くブリッピング。盤面をかけ上がる赤いメーターの針の動きを眺めると、まんまスーパーカービデオで見ていた風景がそこにありました。
かなり重めのクラッチを踏んで手前がローのギアシフトをエンゲーシし、ノンパワーのステアリングを切って走り出すと、据え切りでは重たいノンパワーのステアリングも走り出すと路面からのフィードバックをはっきりと伝えてくれますし、クラッチも許容範囲の重さです。見た目のデカさとは裏腹に中に座って走り出すと、そのサイズを感じなくて済みました。ちょい乗りで簡単に攻めるのは難しそうですが、乗りこなせたら圧倒的パワーで山道でも相当速いはずです。
素晴らしい！12気筒ワールド。
それに引き続き乗せて頂きましたV8フェラーリ355スパイダー。512に乗ってすぐだと全てが軽く、なんだか頼りなく感じてしまったのが事実でした。しかし、奏でる音は正にフェラーリミュージック♪気持ちいい。
そしてマイ993。やっぱり一番ホッとさせてくれます。
ポルシェとフェラーリのコンセプトの違いを改めて肌で感じるこたとが出来ました。
どちらがいいとか悪いとか全く関係ないように思いました。
今朝の３台は共に同年代のもので発売より20年を経過しているわけですが、どれも年式を感じさせない偉大なスポーツカーです。
本当に素晴らしい。

これまで雑誌などで得ていた知識や経験というか思い込みからも、車の運動性能、特にコーナリング性能・回頭性はトレッドとホイールベースの数値で決まるものとすっかり信じてましたが、ある雑誌を読んでると、この話は都市伝説だとか。
ホイールベースの長短の回頭性への影響は言われてるほど敏感でなく、回転半径の大きさが支配的なタイトターンだけだとか。
これまでの話はあくまでも経験値的な指標だそうです。
どうでもいいと言えばどうでもいい話でした。

昨日は知り合いの方のご厚意でアイディングチューンのベンベをドライブさせる事が出来ました。
レスポンスの良さと相まって『まさに意のままとはこのことぞ』って感じで、ヒール＆トウをかましてのシフトダウンがビシバシ決まります。
ベンベはE30-325、M3、E34-525と乗りましたが、直列6気筒のエンジンはシルキー6と例えられるように、気持ち良い吹け上がりを見せてくれます。アイディングチューンのこやつは更に格別の吹け上がりを披露してくれました。実に気持ち良かった。
空冷ポルシェも良いですが、このアイディングチューンのベンベも負けないほど刺激的な車でした。いや～欲しくなりました(笑)

これこそが本来の姿ではないでしょうか。
ここに我国のナンバープレートが付けられてしまうと3割位美しさがダウンしてしまうように思いますが、いかがでしょうか。
一時期、ナンバープレートの形状が変わるかもって話がありましたが、立ち消えたようですね。残念。