
シェレメチェヴォ国際空港で買ったので、
アエロフロート航空の先導車も
買わねばならんと思ったんですな。
買っておいて良かったと思います。
СЛЕДУЙТЕ ЗА МНОЙは
私に従って下さい(ついてきてください)、
という意味です。
ソ連時代の Аэрофлотが
私が初めて乗った飛行機でした。
イリューシン62mという珍妙な旅客機で、自分の席は二基のエンジン脇。
この機体以外に、こんな配列の飛行機見た事ございません。
同行した旅行経験のある友達の顔が、引きつっていたのを覚えています。
良い具合に(?)やれた室内で席に座ると離陸前教習が始まります。
「ミナサマノ アシモトニ キュウメイドウイガアリマス」
「すいませーん 私のところに見当たらないのですが・・・」
ニコッと微笑むスチュワーデス。
「ヒモヲヒクトフクラミマスガ ソトニデルマデハヒイテハイケマセン」
・・・聞かなかった事にするのか。
母さん、万が一墜落したら、死体は上がらないかもしれません。
ほぼダイレクトにエンジン音が響く中、モスクワまで10時間揺られた訳です。
映画も本も無く、ロシア人の乗客は只管眠っておりました。
「なーんだ科学技術もまだまだ進歩の余地があるじゃないか」
なんて思いは、ボーイング747-400に乗って粉砕されたのでした。
成る程、コレ知っててИл62m見たら引きつるわなぁ…。
Posted at 2011/04/07 01:37:18 | |
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ミニカー | 日記