2013年06月17日
コロナじゃありません。三菱鉛筆でもありません。
大変お世話になっている方が、アルピナD5トゥルボで遊びにいらしてくれました。
車談義をしているうちに、ご厚意で運転させて戴ける事になりました。
アルピングリュンⅡにロトブラウンの内装という非常にお洒落な取り合わせ。
3000ccディーゼル6気筒にターボを加えたエンジンは、
外で聞いていてこそディーゼル音ですが、排気はうちのBXより綺麗で
エンブレムでも見ない限りはディーゼルとは思えないでしょう。
振動はボディを触っても感じないレベルで、エンジンを直接触って気が付くくらい。
車内にはいると、エンジンルームの至る所に遮音が施された効果でしょうが、
ディーゼルのエンジン音は殆ど判りません。
振動に至ってはハンドルを握っていても「全く」気が付きません。
アクセルを踏む足の親指の第一関節を曲げただけで60㌔毎時に達します。
なんというトルク。それでも燃費計は10㌔/Lは切らない。何という燃費。
アイドリングストップも効きますが、ゼロスタートでも即座に再始動しますし、
ディーゼルの出足の良さが活きますので全然出遅れません。
ステップトロニックでシフトアップ・ダウンをさせても、ラグも感じません。
シリンダ単位で爆発制御をしてレスポンスを良くしているのですが、
M20エンジン(E34のH25に乗ってた256S)のような感覚で、
噴け上がりの良さと伸びしろを楽しむことが出来ます。
決定的にパワーが違いますが。一寸踏むとあっという間に100㌔。
この調子なら200もあっという間でしょう。
4段階切り替えのサスもコンフォートからスポーツのハードまで選べますが、
私の乗り方だとノーマルの状態で殆ど事足りてしまいます。
ハードにすると相当踏み込んでもタイヤのグリップは外れません。
サポートデバイスを切っても殆ど破綻する事は無いそうです。
そして振動を一切遮断する程のボディ剛性の高さも感じられます。
多少の凹凸を乗り越えてもステアリングには伝わってきますし、
ちょっと早めのコーナリングしても、前が沈んでヨーが発生して・・・
というプロセスを廃したような感覚でスパッと曲がるのです。
自分の運転が上手くなったような錯覚を感じてしまいます。
価格980万円。E38の740iと同額って考えると可成お徳。
現在1年半のバックオーダーだそうです。
こんなクルマ欲しい・・・いや980出すならローバー3500SD1買う。
病気。
Posted at 2013/06/17 14:41:27 | |
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自動車 | 日記