
先日のことになりますが、家族で新潟まで買い物に行ってきました。
娘に以前から「中学で使うペンケースとか、ファイルケースとか欲しいから、春休みになったら仙台の〇〇(店名)に連れてって!」とせがまれてましたが、この震災で気分的にもそれどころではなくなってました。
でも、ただ落ち込んでいても時は流れます。
こんな時だけど、娘には喜んで欲しいし、生活もしていかなきゃならない。
娘が行きたがっていたショップが新潟にもあることをネットで知り、卒業祝いにディズニーランド旅行を計画して取っていた休みを利用して急遽新潟へ。
(今回の震災では東北地方が主立って報道されていますが、千葉や茨城の方々も大変な思いをされているんでしょうね・・・)
新潟への道中、立ち寄ったコンビニ。
県内だったため、陳列棚は寂しい限りです。
『お一人様一個まで』と書かれたパンと飲み物を買い、会計しておつりをもらうと・・・
「パパ・・・」
隣で娘が呼びます。
「ん?どした?」
珍しくちょっと遠慮がちに
「これ、入れて」
見ると『東日本大震災への募金のお願い』と書かれた募金箱が・・・
わたしは受け取ったおつりを娘に渡しました。
娘は嬉しそうにその箱に『チャリ~ン』と。
『ちょっとだけ良い事したぞ(^^)』
娘の顔にそう書いてありました(笑)
新潟へ入ると、そこには何の不便も無い今までの生活がありました。
小国町(新潟と隣接する町)のGスタンドはどこも休業なのに、県境から数キロ入ったところにある新潟のGスタンドは開いている。
給油規制はあっても、給油待ちの渋滞なんてありません。
たかが10キロそこら離れただけでこんなに違うものか・・・
勿論コンビにもイ〇ンにも商品が普段通りに並んでいました(水とカップ麺はほとんどありませんでしたが)
「すごいね~・・・」
かみさんがつぶやいてます。
今まで見慣れた光景を見て「すごい」って言ってしまう・・・
どれだけ恵まれて生活していたのかを実感しました。
お目当ての雑貨を購入できた娘、久しぶりに大型店舗で買い物できたかみさんは満足気です。
買い物したおつりは、娘の希望でほとんどが募金箱INでした(笑)
こういうことを書くと不謹慎だと思われる方もいらっしゃると思いますが、わたしは普段通りに生活出来る人はした方がいいと思っています。
勿論『節』を心がけながらです。
気持ち的に『車弄り』とはいきませんが、仕事をし、収入を得、消費する。
こういう時だからこそ過度の自粛を避け、経済を回していく必要があるのではないかと・・・
生意気ですが、被災地復興のためには『強い日本経済』と『人々の優しさ』が必須条件だと思います。
画像は『家族旅行の記念に』と娘が私達に内緒で小遣いで買ったフォークです。
左から 娘 わたし かみさん だそうで・・・(^^;
刻まれている『(^_^)』に、何か励まされました。。。
Posted at 2011/03/29 14:05:27 | |
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