前回までの続き…
クラッチ修理でディーラー入庫となってしまったSaxo…
色々あって部品探しに苦労するも、ようやくソレも解決!
全部修理が終わるまでに、
イジリたい妄想を膨らましつつありました。
特段シリーズ化してるわけじゃありませんが、前回までの話を読めば一層楽しめます(^-^)
(いや、そんなに面白いブログでも無いんですが…)
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今日の話はずいぶ~んと遡って…
ウチの青Saxoは買った時は普通の中古車でした。
(黒Saxoは買った時から変でした)
厳密に言えば手に届いたときは、黒の部品がほとんど移植されたので、
チョット変くらいでした。
まぁ~、そこから壊れるコト、壊れるコト……
エアクリはちぎれ、ホイールは凹まし、挙句の果てには遠く離れた兵庫の地で
レッカー移動…
そして極めつけは
スピンドカン!
テンション檄沈みでブログも上げずに、無為に過ごす毎日……
それを考えると今はクルマ壊れてもネタとして上げられるくらいなんで、精神的に成長しましたね。
まぁ、麻痺ってるとも言うかもねぇ~
壊れながらもその都度、イジりながら直してきました。
事実、2012年仕様として大幅な改革を施したSaxoでありますが(詳しい事は2011~2012年初頭の整備手帳をを参考に…)、やっぱりイジリ好きな自分としてはパーツによるクルマのレベルアップを図っていきたいと考えちゃいます。
まぁクルマに頼って走ってるんで、何かしなきゃ速くはなんないですから。
ドラテクの向上や速く走りたい人へは、
まずはガソリン代へ向けるコトが重要と考えていますが、
「速く走るよりかは、楽しく気持ちよく走る」コトをモットーに置いているので、ガソリン以外へクルマに金をかけていきます。
まぁ青Saxoは
ドライブ(時々わいんでぃんぐ)仕様なので、街乗り性能は捨てられません!
オーディオ、エアコンはもちろん
リアシートに
3点式ベルトは譲れないですねぇ~(´∀`)
武闘派?知~らな~い(*・・)σ ⌒・
あくまで楽しく走るためのモディファイであって、速く走れたらそれは結果♪
やっぱり楽しくなくっちゃ(・∀・)/
そんなコト言ったら団長他、色々な方面から失笑を喰らうと言われましたが、まずは団長こそが武闘派だと思ってますから~(´д` )
機会も機会なんで、この際気になった所をチマチマと直していきます。
(失敗に終わったけど)ヘッドライトはどうにか出来そうなので、今度は
脚の見直しです。
フロントの車高をどうにかしたいと思ってたんだよなぁ…
ちなみにこの写真はSaxoに付いている車高調ですが、見ての通りロアシートがギリッギリッの位置まで下がってます。
ネジ式車高調の文句はパーツレビューで垂れていますが、自由長152mmのスプリングを持ってしても調整幅は全くナシ!
いや上げることにはいくらでも上げられるんですが、
そんな調整をする気は無いし…。
知性や
気品が感じられる程度まで下げたのですが、なんかバカになりきれない下げ量にどうやら不満な様子です。
下げるにはバネの自由長を短くするしかないんだけど、ID70で自由長が150mm以下のスプリングって、案外作ってないのね。
アイバッハやハイパコ、スウィフトですら設定無いけど、なかばレース用としてTEINが設定を持ってました!(゜∀゜)
ちなみにID70、115mm、14kgf/mm。
Yahoo!ショッピングにお目当ての商品が見つかったので、悩まずして注文しちゃいます!
(あとはTanabeが上記の設定で1~2種類ほどありました。ホントは12kgf/mmの135mm長が欲しかったけど、これは売ってなかった)
で、バネが遊ばないようにヘルパーを装着しておきます。
ちなみに、右が純正で付いていたバネで、左が今回入れるバネ。
サスストロークは多めに取りたいのはやまやまですが、車高調セットに付いてきた特注の様なID70-63・150mm長のバネと短すぎるヘルパースプリングに対抗するには、もうこういう組み合わせしかなさそうです…(汗)
ちなみに現行は(上の取り付け画像ね)スウィフトのバネに、密着長が超短いハイパコヘルパーを入れてみましたが、センターシートとトップマウントがぶつかってしまうので外します。(簡単に言えば失敗。乗ってる分にはなんら問題は無さそうだけど…)
「こんなに硬いバネ入れたらフロントサスが仕事しないべ。路面を舐める様に走ってこそのフランス車じゃあないのかい?」
なんて声が聞こえてきそうです。(まぁ、自分もそう思ってますから)
これを詳しく数字で見てみると、最大許容荷重が868kg、最大ストロークが62mm。個人的には「6センチメートル」もストロークがあれば充分かな?と思ってます。
Saxoの前後軸重量がだいたい前650kg・後300kgとして、静止状態でもフロント片輪には325kgくらい懸かっている事になりますね。
バネのプリロードゼロで組んだとして20mmくらい沈む事になるかな?(厳密にはヘルパーかませるんで10mmくらいでしょうか)
もしブレーキング時の前荷重が750kg~800kgくらいと仮定しても(試算とは言え、そうとうハードなブレーキングですねぇ…w)、片輪に375kg~400kgということは最大でも30mm程度。
ストローク量は問題ナシ!バネ間でぶつかることも無さそうだ。
(計算してみると全然動かないなぁ…、
50mmくらい動くと思ってたのに…)
いやっ!違う、
言いたいのはそこじゃない!
フロントが30mmしか沈まないと言うコトは、単純にリアは30mmしか浮かないと言うコトです。(現実にはリアサスが伸びるので浮くなんてコトは無いでしょうが…)
自分がSaxoの脚をイジっていく上で気にする所は、
「どれだけオーバーステアを出さないか!」なのです。
オーナーが言うのもアレですが、ハッキリ言って運転が怖いクルマです。
いつスピンするかをヒヤヒヤしながら運転しなければならないのが、精神的にツライ…
しかも峠道に限った話じゃなくて、首都高でも高速道路でも雨が降れば怖いモンは怖い!
それが106やSaxoの楽しいとこでもあるんでしょうが、
ドライブ仕様、しかもロングドライブとくれば運転手の負担は少ない方がいですよね。
ねっ!(゜-^)v
セッティングはドライバーの好みもありますし、同じクルマでもアプローチや求める所が違えば全然違うクルマになるので、あくまではうもん好みのクルマ作りと言うコトで聞いて下さい。
まぁ自分の乗り方として、コーナー入るまでにブレーキング、コーナリング中はアクセルのオンオフでアンダーもしくはオーバーを出して乗っているつもり。(と思います。正確に分析したワケではないので…)
クリッピングポイントまでブレーキを残してぇ…、なんて
考えたコトもありませんね。
この運転の仕方に合わせるためにも、アクセルオンでアンダーを出すセッティングが重要と考えました。
普通のFF車ならいくらでもアンダーステアを出せるでしょうが、どうもSaxoに乗っていると自由自在にアンダーやオーバーを出すのは難しいなと思い知らされます。
いや、どれだけオーバーを出さないクルマに仕上げる・運転するかが命題かも。
オーバーステアがこのクルマの愛される性格でありながら、どれだけオーバーを出さないで乗るかのアンチテーゼ…
と、勝手な解釈を述べたところで
はうもん's Saxoのセッティングは、
・アクセルオンでアンダーを出しやすいようにフロント硬め、リア柔らかめのサスセッティング
リアはノーマルのトーションバーでコマずらしで落としてます。今の所は強化トーションバーは要らないかな?(コストパフォーマンス悪いと思ってるし…)
・この状態で丁度良いステアリングレスポンスが得られるように、フロントの車高を下げる
下げたら下げただけカッコイイじゃん(笑)
・細かな前後の硬さはダンパーで調整するも、リア荷重は大事!なのでウイングは必須!
ウイングはSaxo乗る上で、一番大切なパーツだと思ってます(・ω・´)
まぁ、ざっとこんな感じです。
これで脚の特性が解りやすくなって、セッティングに合わせた乗り方も出来るようになりました。
ちなみに車高調入れた一発目の試走が
EHH奈良オフだったんですが、良い感じのペースで走れたんでこの方向性を以ってさらにイジっていきました。(バネレートが8kgf/mmから12kgf/mmになって、今度は14kgf/mm)
まぁ今回の14kg/mmのバネがどんな仕事をしてくれるか楽しみですね。悪ければ元に戻せば良いし、バネ交換も1時間くらいで終わりますから。
ある意味、バネ交換が1時間で終わるところが車高調のメリットかも(ダンパー交換もすぐに出来るしw)
あ、クラッチの話を忘れてました!
ただいま入庫中Saxoですが、
当初フライホイールの状態が良くてそのまま使用するつもりで話を進めていました。
しかしクラッチカバーの形状違いから中古フライホイールを手に入れざるを得ない状況になってしまったので、再使用の話はぱ~(´д`;)
仕方なく、研磨に出すことにしました。
はうもん「これが前期のフライホイールです」(ちなみに写真は後期のフライホイールですね)
ディーラー「ふむふむ(穴の位置を確認しながら…)これならクラッチカバー付きそうですね。じゃあクラッチ面を研磨してから装着しますね」
はうもん「お願いします。
徹底的に削ってください!(゜∀゜)」
ディーラー「解りました。やってみますね」
どうも
ヤケクソになっているのか、クルマに乗れなくて
悪い精神状態だったのか、金が無いと文句垂れているのに、何故かフライホイールの軽量加工をお願いしちゃってました。
街角のディーラーとは言え、親会社は世界のMONSTER!タジマコーポレーションさんです。
オートサロンのスーパースイフトの製作動画やHPの紹介記事見てると、なんか恩恵に授かりたくなっちゃってぇ♪
なのでフライホイールは数々のモンスターマシンの心臓職人ダイヤモンドエンジニアリングさんへ持ち込まれ、軽量加工が施されました。
純正加工なので1kg程度の減量でしょうが、回転物と軽量化と言うことで鋭いふけ上がりを期待してます(正確な加工結果聞いてませんでした。今度聞いておきます)
さぁさぁ、これで組み上がりを待つだけです!
走り始めるにはバネ交換・セッティング出しとヘッドライト再塗装等と残ってる作業もありますが、これでついに走り出せますね。
あぁ~、楽しみだぁ!
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今回のブログはどうも酒のせいか、書いてるうちに変なテンションになってます。
相も変わらず、バカなブログが出来上がりました(゜∀゜)
皆さんは武闘派とか言ってますが、
ドライブ仕様ですよ~(…一応ネ)
ほらほら~、岩手の田舎道がチョードイイーカンジー♪
えっとぉ、今回のメインは足回りの話となっちゃいました(^^;)
かなり前のブログでもバネの硬さうんぬんと答えの無いブログとして書いたことがあります。
乗り味とバネの硬さについてはまだまだ理解できない部分なので、試してみてから学んでいくつもりと考えてます。
う~ん、サスセッティングは禅問答だ!
14kgf/mmとドライブ仕様にしては少々硬めのバネですが、無闇に硬くしてるワケでもありません。
このサスセッティングはお山の皆さんのセッティングを参考にしてる所があります。(言われて従った感じも否めないが…)
あの場所でこれより硬いバネ入れても乗り心地が悪すぎるコトもないですし、ハンドルを握ると素晴らしいほど面白い!
Saxoも楽しいクルマになるよう、もうちょっと頭をひねってセッティングしてみますね。
最近はクルマに乗ってないも、
妄想だけは勝手に沸いてくるので色々と部屋が大変なコトに……
こんなもんなら良いですが、
サスガにコレは
邪魔!
さぁて、物語りも終わりに近づいてきました!
次回
「神がサイコロを振ってしまった」
一気にここから展開が変わってきますよ~!(`・ω・´)