2016年05月08日
C系アルトワークス ワークスRの見分け方
皆さんお久しぶりです。生きてますよw
職場が車両通勤不可になったのでほぼ車に乗らなくなったすぺきちです(^^;
さてさて。
ワークスマニア諸兄方にはこんな今更感半端ない手記なんぞ読み飛ばしてもらって全く無問題ですが、いざ自分で検索してみると意外にもHITしなかったので、分かる範囲ですがここに書いていこうと思います。
というのも、先日某オークションでC系ワークスRの車両出品を目にしたのですが、どう見てもRじゃない。
出品者本人も知らなかったらしいのですが、ワークスRという希少(?)グレードを売りにするような取引にはきっちり諸元を明らかにしておいてほしいです。
(私自身はRであろうがノーマル車であろうが、箱の程度が良ければ中身はどうとでもなるので特に気にしないですけどね。逆に、酷使されているであろうR含む競技車両全般は遠慮しておきたいです。競技使用前提でというのならまた話は変わりますが・・)
ということで、前置きが長くなりましたが。
C系660ccアルトワークスツインカムターボ車、RS系標準車とワークスRの違うところを分かりやすいところから順に挙げていきたいと思います。
(H系ワークスRについては私は良く分かりませんので聞かないで下さい(^_^;))
あと補足として、ワークスRの登場はC系660ccアルト3型以降になりますので、それ以前の、型式がCNやCPで始まる1~2型のC系660ccアルトには触れていませんのであしからず(^^;
1、ナンバープレート ie及びRS系=乗用5ナンバー R=商用4ナンバー

↑左RS/X 右ワークスR
いわずもがな、C系ワークスRは商用4ナンバー車です。型式は、乗用グレードCR22S(FF)/CS22S(4WD)に対して、CM22V(4WD)となっています。
型式としては同年式のNAアルトバンの4WDの型式も、実はCM22Vです。FFのアルトバンはCL22V。
(ちなみにH系ワークスRは乗用登録なので、RもRS/ZもHB21S(5ナンバー)となっており、ナンバーや型式だけではRかどうかは判別出来ません。)
あと、前後のワークスRデカールですが、Rが登場した3型の初期頃にしか恐らく貼られていなかった様で、それ以降はコスト削減(?)で全グレード統一デカールになったみたいです。ウチのRちゃん(5型)納車時にもフロントは「S(スズキマーク)WORKS」の文字のみ、リアは何も貼られていませんでした。
ウチのは前後ともわざわざ取り寄せて自分で貼ったんですよ(笑)
2、機種記号

C系ワークスRの機種記号は「AGRS-RJ*」(*には数字、その他仕様記号が入る)です。
最初の「A」は車種、アルト。
「G」はボディ形状、商用3ドア。
「RS-R」はグレード、ツインカムターボ。
「J」は5速MT。
「W」は寒冷地仕様。・・え?ウチの子って寒冷地仕様やったん?(^^;
「*」はマイナーチェンジで何型か。ウチのRちゃんの場合は5型なので「5」。
この機種記号は、車種はもちろんグレードごとに全て違う記号が振られてるので、これをみればどんなカスタムされていようとも元のグレードが一発で分かります。
あ、偽造や打ち替えは論外ですよ、っと(笑)
3、見た目

商用ボディなので、乗用ボディには無いパーツが付いてます。リアクオーターガラスの保護バーです。バーをはめる穴も上下に開いています。
あと、ワークスRの前後左右全てのウインドウガラスは、乗用アルトのブロンズガラスやブルーガラスのようなUVカット着色ガラスではなく無色透明ガラスです。夏場は陽射しが結構熱いです(笑)
内装も質素。ドアポケットやらパワーウインドウやらなんぞ一切ついてません。(後付けはいくらでも出来るけど)
運転席、助手席のシート形状は、エポやワークスieなどと同様(細かいカラーリングや刺繍等は違いますが)のものです。良く言われますが、アルトバンのシートとは同じではないです。(似たようなもんだけどw)
まあシートなんかはバケットシートなどに変更している車両が大半ですよね。私もそうですw

↑シート形状はこれと同じ。色はどんなだったかもう忘れました(汗) ※画像はアルトエポP2カタログより
あとあと、リアシートの背もたれを留めるフックの位置も、荷室が広くなっている分やや前寄りです。(ウチのリアシートは新車時に2名乗車ロールバー入れたので取っ払いました)
ちなみに、CL11V/CM11Vなどの550cc時代のアルトワークスもボディはバンでこのリアクオーターガラス保護バーが付いていますが、C系550ccのアルトはもれなくドアが縦ハンドルですので見分けは容易です。(ワークスRは全て横ハンドル)

↑これはC系550ccワークス ※画像は550㏄アルトワークスカタログより)
4、軽量化

競技使用を前提にパーツ構成を見直され軽量化が施されています。対RS/R比で20Kgの軽量化をしているそうです。
厳密にどことどこが軽量というのはちょっと分かりかねますが、一番大きいのは最初からアンダーコートレス、っていう所でしょうか。これだけで10kgくらいあるんじゃないかな?知らんけど(笑)
上画像は2007年頃にウチのRちゃんのフロアカーペットを初めてめくってみた時のものです。ここで初めて気付いた。こいつアンダーコート無えぞ!って(笑)
(しかしキチャナイな。このあと滅茶苦茶洗ったけど(^^;)
5、クロスミッション
ノーマルミッションかクロスミッションかというのは見た目では判別できませんね(^^;
とりあえず運転してみて3速4000回転時、50㎞/h出たらノーマルギア、40㎞/hならクロスってことで(笑)
ちなみにR純正クロスミッションだと、5速全開8500回転でようやく180㎞/hに到達します。100㎞/h時は5000回転です。
高速道路巡航、常に5000回転です。上にもう一段欲しくなります(笑)
6、エンジン
良く間違われるのですが、C系ワークスRのF6Aツインカムターボエンジンは、ノーマルのワークスと基本同じです。鍛造ピストンとかハイカムとかは入ってません。インジェクターもノーマルと同じです。違うのはスロットルボディ、タービン、ECU、エキゾーストフロントパイプくらい?
タービンはスズキスポーツのRHB31タービンと同等の物らしいです。

(このリーフレットはH6年当時の5型ワークスRのものです。3型や4型のも欲しかった(;^.^A)
あと、ノーマル車との比較ではないのですが、ワークスR同士の年式による違いとして、ボディカラー設定色はオリンポスホワイト(0RB)のみなのは全年式で共通ですが、上画像のように4型5型はノーマル車と同じ白銀のツートンカラーになっています。
しかし、ワークスR初登場時の3型のみ前後バンパー、サイドスカートも白一色のカラーリングでした。
またドアミラー、ドアハンドルの色は同年式のノーマル車と共通となっていたようで、3型のものはボディカラー同色塗装されていますが、4型5型は黒色樹脂の無塗装です。私の車も初めは黒いドアミラー、ドアハンドルでしたが今は3型のを移植して使っています。
とまあこんな感じでワークスRの見分け方いかがだったでしょうか('∀`)
冒頭にも書きましたが、H系ワークスRについては私は良く知りません(^^;
(ワークスなのにくるくるハンドル、コーションプレート見て機種記号が「AAZJ*」ならワークスR、くらいしかわかりません)
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Posted at
2016/05/08 19:52:02
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