
ちょっと遅めのブログ更新ですが、去る7/25に岡山国際サーキットにて開催されたAlfa Romeo Challenge 2010 Kansan Rd.3 & Kyusyu Rd.2と同時開催されたETCC2010 Vol.7 Okayamaに参加してきました。
今回はいつもの156がまだ直っていないのでお休みで、お客様で友人のI氏からクリオクープをお借りしての参加となりました。お借りする条件としては「同じ車種に負けずにETCCの総合優勝の盾を持って帰ってくること」でした。
シーケンシャルの車に乗ってみたい一心で、「わかりました」といい加減なことを言ってお借りすることにしました。
いろんな車に乗ってみたい症候群なので、完全に口からでまかせで勝てるかどうかなんてわからないのに「負けたら謝ろうっと」といい加減なもんです。
さて、とりあえず車の動きうんぬん以前に操作方法がイマイチわからん。
プラクティスの20分で使い方と車の動き確認しなくっちゃとコースイン。
わからんなりに高回転ならクラッチ踏まずにアクセル全開のままシフトアップできることや、シフトダウンは通常のミッションと同じでヒール&トゥらしきことをすればいいこと等わかってきました。車の動きも145なんかに近い感じで思い切って走れそうな気がしてきました。他の車との速さ比較をしていると、ノーマルエンジンでマフラーも触媒付のこの車だと直線がMR200の145あたりと同じ位でシフトアップが速い分とギアレシオが近い分速いかなぁって感じでした。
感触的には寒いときで1分48秒~49秒位ですかね。
暑いとはいえ、クリアが取れていないとはいえ、はじめての車とはいえ、プラクティスの54秒8はちょっとやばそうです。
で、プラクティスのリザルト見てみると、同じルノーのライバルの方にきっちり負けていました。コンマ2の差ですが、話を聞くと予選でnewタイヤはいたらあと2秒は縮まるらしい。。。「newなんかないし中古タイヤで来てるから余裕で負けるな」と早速あきらめました(笑)。
でもって予選、「あと2秒って言ってたから52秒台にはなんとか入れないと格好つかんな」と気合を入れて走ってみると。。。
プラクティス後のタイヤ空気圧管理が良かったのかすごく良い感じで曲がれます。
「あら?52秒なんか余裕で出るやん。負けるにしてもそんなに離されへんかも?」
結果、予選はなんとかライバルのクープさんより前の位置でした。アルファロメオと混走なのですがETCCトップの総合8位でタイムは52秒7でした。
どうも暑いの我慢して窓閉めたのが効いたみたいです。
さて、決勝ですが、今回は6周レースの決勝2ヒート制です。
ここでチームオーナーのI氏が仕事を早く切り上げて応援に来てくれました。
2ヒート目負けたとしても1ヒート目勝っておけば総合優勝はもらえるなと、2ヒート制の順位換算方法を確認して決勝グリッドへ。。。
「あ、しまった。スタートの仕方聞くの忘れてた。。。」もちろんグリッド上でそんなこと思っても後の祭りです。
しょうがないので普通に半クラスタート。。。あら、いっぱい抜かされた。。。
アルファロメオって案外速いのね。そりゃ3リッターとかやと当たり前か。。。
でもミラーを見るとライバルのクープはもっと失敗しはったみたいでアルファロメオに蓋されて出れない様子。
なんとか勝てそうです。
スタートで抜かされたあるふぁろめお勢、MR200・MR300のトップ車両をなんとか抜いて総合7位ETCCクラストップでチェッカー、SRクラスの3.2Lアルファ勢に続いてのチェッカーですから上出来でしょ?!
タイムは更に暑くタイヤもだいぶ減った中で前を行くMR300車両とからみ続けたので53秒台ですが結果としてはOKですよね。
さぁ、1ヒート目で勝ったので2ヒート目は普通に走れば勝てるでしょって安易に構えておりましたが、ハンドルの高さとシートの高さが微妙にあわず、予選、決勝前に調整するも、メーターが見えないか手が届かずハンドルが回せないかのどちらかだったため、決勝前にシートの座面クッションを外すことに。。。
「うーん、メーターも見えるし、ハンドルも回せる。これでまたタイムアップじゃあ!」と調子に乗ってグリッドへ。
「あ、またスタートの仕方聞くの忘れた」あほです。完全にあほです。
あとで聞いたら、この車に合うスタートしたらすっげぇ速いスタートきれるらしいです。
ま、2レースもあって試せなかったわけですが(笑
「ま、なんとかなるやろ。」なんて思っていたのですが、スタートを待つ間にグリッド上で別の問題が。。。
「シートクッション外したら、ケ、ケツが熱い~」どうも車輌の鉄板が薄いのか、エキゾーストがそばを通っているのか、異常にお尻が熱いのです。
さすがに炎天下で閉め切ったエアコンなしの車でケツから強烈にあたためられると死にそうでした。
汗も出尽くす位出て頭がクラクラ「熱中症ってこんな感じちゃうやろか」って朦朧としている間にレッドシグナル消えてました(汗
ぼーっとしてたのではっきり覚えていませんが5台位スタートで抜かされました。
やばいやばいとそこから頑張って何台か抜かしましたが、最後までグリッドポジションには戻せず、総合8位のETCCトップでのチェッカーとなりました。
ベストタイムは52秒8でした。
なんとかETCC総合優勝の約束を果たせたのでチームオーナーの関西菱形組のI氏も喜んでくれました。
約束どおり1位の盾はチーム&マシンオーナーI氏に進呈いたしました。
いやぁ、しかし人の車でのレースは気も使いますねぇ。
でもクリオ・クープ最高に楽しかったです。シーケンシャル最高、軽量ボディ最高です。
今回いれてみたペトロナスのオイルも良かったみたいで、暑い中、油温もそんなにあがらずフィーリングも良い感じでした。油圧のタレもなかったですしね。
さすがにプラント持ってるオイルメーカーは違うって感じでした。
S耐やGTで有名なペトロナスですが、そのへんのレースは市販品のまま使っているらしいですよ。さすがにF1は違うようですが。。。
ぜひ皆さんにも使ってみてほしいオイルですね。ボクは個人的に気に入りましたよ!
しかし今回は大事なクープに快く乗らせてくれたI氏に感謝感激あめあられです。
本当に有難うございました。
また機会があったらぜひ乗せて下さいね~!
このブログをご覧のみなさんの中で奇特にもボクに乗らせてみようっていう方がいらっしゃったら言うて下さいね~。
お金はありませんが、根性とか体力はあるので耐久とかもOKですよ。
ビバ!素人雇われドライバーですので歓迎です。
ただし、重いですし、そんなに運転も大した事ないので過度の期待はダメですよ。
ま、お誘い受けるのは好きなのでぜひドンドン誘って下さい~!!