
以前からコルトスピードさんのイグニッションブースターが
気になってました。
他メーカさんからも同じような製品が販売されていますが、
違いが、いまひとつ不明。
と言うことで、コルトスピードさんに質問しました。
11月4日に”みんカラ”のメールで質問。3日間待ちましたが、返事が無いので、
11月7日にコルトスピードさんのHPへメールを発信。
(しつこい奴と思われたかも)
今日、返事を頂きました。丁寧に”みんカラ”とプライベートメール、両方に。
【質問内容】
①他社からも性能は同等と思われる製品が販売されており性能の違いが良く分かりません。
②他社さんは昇圧ユニットと電圧平滑ユニットと2つのユニットがある。
他御社のイグニッション・ブースター場合、本体は1つだけですが、昇圧ユニットと電圧平滑
ユニットがコンプリートされていると考えて良いのでしょうか?
【メーカさん回答】
当社イグニッションブースターはご指摘の通り、電圧の昇圧と安定を一つのユニットで
おこなっております。
配線も専用ハーネスでカプラーオン装着ができるような仕様です。
点火系チューンの定番として1次電圧の昇圧と安定化は昔ながらの手法ですが、
古いタイプの点火方式(開磁式コイル、ポイント点火、ディスビ配電等)と比較すると近年の
点火システムはECUで制御され、コイル側の情報もフィードバックされるなど非常に触りにくい
複雑なシステムになっています。
三菱車の場合、闇雲に1次側電圧を引き上げても、コイル保護の為に熱エネルギーに変換して
放出してしまったり、16.5V以上の電圧が長時間かかるとノックリタードが入ってしまいます。
当社としては0.5V刻みでいくつかの仕様を試作してイグニションコイルが一番高効率で働く電圧
を探し出し、量産品に反映しました。
デリカD:5でのパワーチェックは実施していないのですが、同じエンジンを積んだアウトランダー2.4で
計測したところ約6.5PSのパワーアップ結果となっています。
2~4000回転でのパワーバンドが厚くなった感じです。
当社ではテストは実施していないのですが、装着されたお客様からは燃費も向上したとのお声も
多数うかがっております。
【下名が考えるコルスピイグニッションブースターのメリット】
①三菱車専用設計
②ユニットが1つだけなので設置が容易
③配線はカプラーオンで整然と配線ができそう
【デメリット】
①壊れると高くつく。ユニットが2つ(昇圧ユニットと電圧平滑ユニット)に分かれていれば、
破損しても何れかのユニット交換で済むので安価
②セパレートタイプに比べてコンデンサーの容量が小さいと思われる。
(電圧平滑ユニットを分離させている理由があるばず)
長所と短所があり悩ましいですが、私は三菱車専用設計と配線はカプラーオンで整然と配線が
できそう。と言う所に引かれます。
Posted at 2010/11/08 21:57:48 | |
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