★19日朝~24日まで、R26.Rが入庫で、代車にCoupeDesAlpesを貸してもらったので、普段乗りの都内から、超特急・半日箱根往復ドライブまで、500kmほど乗ってしまいました。
借りてきた次の日にタイア空気圧を測ったら若干低かったので、冷間で前後2.2に合わせて乗ってみました。
ドラポジを20mm下げた効果は有り。私が乗って、ノーマルのシートポジションだと最低位置でも明らかに高すぎる違和感が是正されています。ただしハンドル位置はテレスコが付いてないこともあり、私の好みでは遠すぎです。ストレートアーム気味のポジションになるので、送りハンドル主体になり、やや大雑把な操作になります。
操舵は極めて軽いのですが、スポーティかつ繊細なドライブをするには、もっと手前にステアリングが欲しいところです。
直進付近に舵が反応しない領域が若干あり、高速巡航で進路の修正をするにはそのアソビ部分を動かし、その先にステアリングを当てるような感じになるので、チョット疲れるかな。
シフトはワイヤー式の操作感で、まあこんなモノでしょう。
ステアリングシャフトに左足が当たる話は前にも書きました。
マニュアルの右ハンドルで左ウインカーレバーは何度乗っても使いにくいですなぁ。
シートは小ぶりですが、長時間乗っても疲れません。表皮も滑りにくいので使いやすいですね。ただしワインディングで手荷物が飛んでく位に飛ばすとサポートが不足気味。
そんなにスピード出しちゃ行けませんが。
足は町乗りではちょっと当たりが硬い感じもしますが、スポーティドライブになるとよくストロークが出て、路面の不整も吸収してばんばんいけます。タイトコーナーの連続では、ノーズの短さと全体の軽量が生きて、結構な速度で曲がっていきます。
タイヤは標準のコンチスポーツコンタクト185/55R15ですが、その銘柄から想像するよりはるかにグリップ感があります。
スプリングが柔らかいのでフルブレーキではかなり前のめりになりますが、ABSが作動する際は期待以上の減速度が出るのでブレーキ自体には十分な能力があると言えるでしょう。
車高と、前後ガラスルーフの重量があるのか、重心が高くロールも大きめですが、そうと理解して乗れば楽しめます。運転していて車から感知される剛性感は、遥かに高価なクラスのクルマを想起させる心地よさです。
国産コンパクトカーにはこの感覚は望めません。
ただし高速道路や首都高のクルージングでは目地でピッチング方向で跳ね気味になります。
ショートホイールベース故でしょうね。
エンジンは1.2の4気筒ターボですが、小排気量特有のピックアップや回転落ちの良さがあります。全開で上まで回すと、結構スポーティな音も楽しめます。
トルクは全域で、踏めばフラットに出る感じで、扱いやすいですね。
パワーは大した事ありません。パワーはいくらあっても足りなく感じるものですが、50%アップしても十分走れるでしょう。
そういうわけで返却前の日に2度目の給油。
走行パターンは高速+首都高(渋滞無し)250kmと、一般道+山道100kmの350km。
特に燃費を意識せずに飛ばして乗って平均12.5km/Lでした。
街乗りオンリーの燃費も興味ありでしたが上手く測れませんでした。
SiFoオリジナル7J15インチ軽量ホイールと効果抜群のアンダーバー付きでノーマルバージョンより安いのですから、買い得なクルマであることは間違いありません。
コンパクトハッチバックでしかも5速マニュアルに乗りたい方は早く検討すべき1台と思いますね。
極めて、乗って楽しいクルマです。
Posted at 2010/08/27 17:35:55 | |
トラックバック(0) |
試乗 | 日記