
3月12日
停電のため、ガソリンスタンドがどこもやってませんでした。多賀城市から帰りながら、Mさんの奥さんが
「JOMOなら災害時給油できるみたいだよ!」
との助言により、ナビで近くのJOMOを探して、行ってみました。
すると、そこはエネオスに変わっていました。ガーン!!
しかたなく別のJOMOに行ってみると、そこもオレンジの看板に・・・
あ!そういえば、JOMOとエネオスは一緒になったんだ!と思い出し、店員が来るまで余震を感じつつ待つことに。
7時半ごろ店員が来て、3000円分入れてもらえました。
それからどこに行ってもガソリンが無く、みんな困ってました。
あとからシルビアに入ってることを思いだし、給油口にホースをつっこむも、つっかえて入らず・・・
しょうがないからフューエルポンプの上のふたを外し、吸い出してみたら20Lくらい入っていました。
ありがとうハルヒ号!この恩は忘れないよ!
情報はラジオと携帯ワンセグのみ。ただ電源もなく、車で充電もガソリンがもったいないので、あまり使えません。電池の買い置きもあまりなく、周りでどんなことが起きているのか不安でいっぱいでした。
それと水が出ないって不便ですね。いままで当たり前に出ていたものが、出なくなったことでの大変さ!
料理もそうだし、トイレも必要!これにもみんな困っていました。
が、幸い僕のうちは、井戸が残っており、水には困りませんでした。しかも風呂がマキ風呂!
みんな風呂に入りたいと言っているなか、僕だけさっぱりしていたのは秘密です。なんか悪いので、ヒゲは剃らずにいました(爆
それから消防団の活動に行き、見回りや炊き出しをやって、家に帰る途中、手をあげている人がいました。
30くらいのおにいちゃんで、隣町まで乗せていってほしいとのこと。
僕は、どうぞどうぞと乗せました。そこで、話を聞くと・・・
地震の時、ちょうど、閖上大橋という、名取川にかかる橋を、10t車で通りかかった時で、橋が揺れてトラックの荷物が落ちて、隣の車をつぶしてしまって、すぐ警察を呼んで、来てもらったが、「もう助けられないし、津波が来るから逃げろ」と言われ、必死に近くの、高速道路の高架橋に登って助かったそうです。
僕はこの話を聞いて、ショックというか信じられませんでした。そんなことあったなんてすご過ぎる!
僕はなんて言ってあげたらいいか分からなかったけど
自分を責めないで、と言うしかありませんでした。
このころから地震の恐ろしさが少しづつ分かってきました。
2日目はこんな感じでした。
3日目につづく・・・
Posted at 2011/03/25 20:38:46 | |
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