
我が王国の車にはほとんどLSDがついている。
ポルシェ・カレラ3.2はオーソドックスな純正の機械式の2way、インテグラ・タイプRは標準装備のヘリカルLSD、マーチ12SRはクスコの機械式の1.5way、S30フェアレディZは純正の機械式2way、そしてマーチ・スーパーターボは標準装備のビスカスLSDで、別のマーチ・スーパーターボはクスコの機械式の1way。
フェアレディZの純正の機械式は運転中あまりその存在を意識しないが、高速を走り、降りるインターのランプウェィを回るときにギコギコ音(チャタリング)でその存在を意識させられる。
クスコの機械式の1wayのLSDを装着したマーチスーパーターボは常にLSDの存在を主張し、ストレートではアクセルのON/OFFで方向性が変わる。
緩やかなカーブならスムースに曲がってくれるが、急なカーブでは曲がるまいと抵抗し、外へ飛び出そうとする車の重いステアリングを腕力で捻じ伏せるような運転をしなければならない。
しかも、その間ギコギコどころかバキバキと音だけでなくそのショックがステアリングに伝わって不快極まりない。
ドライブシャフトが壊れそうな気がする。(>_<)
トヨタのLSDオイル 85W-90 GL-5を使っていたがミッションオイルの選択に問題があるかと思って装着したLSDのメーカーであるクスコ製の高価なオイル75W-85に交換したが、ますます酷く、クスコに相談したら、クスコ製の80W-90が良いというが交換しても間もないのにまた高価なクスコ製オイルを購入する気分にならない。
ギコギコ音(チャタリング)は粘度に関係するのかと思ったら、粘度よりも摩擦調整剤の含有量によって違うという。
よくLSDオイルは相性だといわれているが、オイルメーカーにより含まれる摩擦調整剤の量が違うらしい。
しかしながら、どこのオイルも摩擦調整剤の含有量を公開していない。
片っ端から試すには手間もかかるし、ギヤオイルは高い。
そこで、RED LINE DIFFERENTIAL FRICTION MODIFIERという添加剤を試してみることにした。
4~8%混入といわれており、マーチ・スーパーターボの油量は2.9リットルなので、これを2本(118cc×2)ブチ込み、残りはトヨタのLSDオイル 85W-90 GL-5を入れた。
走り出してすぐに効果を感じた。
ギコギコ音はきれいに消滅。LSDの効きもスムースになっている。
RED LINE DIFFERENTIAL FRICTION MODIFIERはなかなかのスグレものと判断した。 (*^_^*)
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マーチ・スーパーターボ | クルマ
Posted at
2015/06/24 21:26:32