1
2日目です。
まず、ミッションに差し込んだまま取り外した助手席側のドラシャを抜きます。抜いて分かったのですが、こっちにはドラシャの先端にリングがはめてあります。これがロックになって抜けなかったんですね。抜くときは、鉄の板をドラシャの根元(ミッションと接続してる部分)にあてがってテコにし、ゴムハンマーで叩くと抜くことができます。
次にミッションのお釜を外します、このお釜をとめてあるボルトもところどころサビ気味で硬くなっていたのでなめない様に注意して抜きました。ボルトを抜いた後は、バールを2方向から隙間(丁度、挟めるような部分があります)に挟み込み、お釜を外します。
お釜を外すとギアが丸見えになりますので、純正デフを取り外し、リングギアだけを取り外します。このリングギアをとめてあるボルトは15サイズでした。対角線上に取り外していきましょう。
リングギアを外した後は、ついにLSDの登場です!中古で買ったものになるのですがそのまま1WAYで組み込むことにしました。本当はOHして中身も綺麗に洗浄したほうがいいのですが、とめてあるネジが硬くレンチの方がバカになってしまいそうだったので仕方なくの処置です。中古だったのでベアリング等も圧入済みです。本来ならばミッションについている外輪は外し、新しいベアリング側の外輪を組み込む必要があるのですが、自分は外輪を外す工具が無かったのでそのまま再利用しています。決してマネはしないようにしてください。
取り外したリングギアをLSDにはめ込みます。決して左右逆にしてはめ込むことが無い様に注意しましょう!
自分は左右逆にはめ込んでしまい外す羽目になりましたwwww
ボルトを締めこむときは、本来9キロ程度のトルクでいいそうですが、自分は念のため10キロかけて締めこみました。これも対角線上に締めこんで行きます。締めこんだボルトには印をつけておくといいでしょう。
2
リングギアをつけたLSDをミッションの元あったところに装着します。
次に液体パッキンをお釜に塗らないといけないのですが、その前に塗布部分の油分をパーツクリーナーで徹底的に落としておきます。
余裕がある人はギア内部もきれいにしておくといいかもしれませんねw
液体パッキンを塗布する際は、十分量を塗ります。ケチったらいけません。はみ出るくらいにベラーッと塗っておきましょう。塗り終わったら、固まる前にお釜とミッションを合体させ、ボルトを締めこみます。
3
さて、懸案事項のエンジンとミッションとの合体です。
エンジンは下からジャッキで支えてあります。これを少し下げ、エンジンをナナメにしておきます。
そしてミッションもジャッキで支えながらエンジンとの接合部までできるだけ近づけます。メインフレームにミッションのマウント部分がぶつかるので、これを回避できるまでエンジンに近づけましょう。あとは下に潜り込み、ジャッキでエンジンの高さまでミッションを上げ、自力でガッションガッションすれば入ります。
擬音でごまかしましたが、結構大変な作業でした。尚、この方法にたどり着く前に自力でミッションを支えてやろうとして、ミッションの突起が腕にめり込んで怪我をしています。必ず、ジャッキかお手伝いさんを呼んで二人がかりですることをオススメします。
自分の場合は、自分が潜り込み、ジャッキの高さ調節などをお手伝いさんにお願いして行いました。
4
さて、あとはドラシャをぶちこみ、ホイールをつけ、パイピング類をつけ、バッテリーをつけ・・・
で終わるはずだったのですが・・・
助手席側のブーツにはいった切れ目を発見。きっと挿入時に叩いた際、誤って破ってしまったのでしょう。
これも交換するハメになってしまい、大幅に時間をロスすることとなってしまいました。
5
さて2日目はここまでです。
ドラシャのブーツ交換後にタイヤをはめるまでいくことはできました。
忙しくてあまり写真を取ることができず、詳説できませんでした。申し訳ありません。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク